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皇位継承について
皇室典範改正論議で、江戸時代以前に実例がある「男系男子優先だが男系女子容認」という選択肢が全く論じられないのはなぜですか?
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あーなるほど。何を誤解しているのかが理解できました。 一般的に女系天皇容認論と女性天皇容認論は両者混同されて議論されていることが多いため、この両論を明確に区別して主張を述べているのが少ない、というかそもそも女性天皇論は一時しのぎでしかないのでそこだけに拘った議論がそもそも無いというだけの話です。 ただしきちんとニュースをあたればその場しのぎ的なとりまとめを行う必要のあるグループではそういった議論も行われています。例えば自民党内では「改正案の成立時は女性天皇を容認するだけに とどめ、母方だけが天皇の血筋を引く「女系天皇」の誕生まで五-十年程度の期間を設ける「暫定措置」の検討に入った。」 http://kahkun3601.at.webry.info/200601/article_5.html 北海道新聞の1/8の記事です。 大体においてこの議論は下記の3つしか立場がないわけです。 1.女系も女性も不可 2.女性はOKでも女系は不可 3.女性も女系もOK で、実際のところ立脚点になるの2の意見が一番多いのです。ただし2の意見は実は1と3に分かれています。本来は1なんだけど、時代が時代なだけに1は実現が厳しいので暫定的な容認派である派(2-1)と、そもそも3なんだけど、まず外堀を埋めるために暫定から入ろうとする派(2-3)です。 そのため2-3派の人は、女性天皇容認論から女系容認論を述べますし、2-1派の人は3への対抗措置として、OKな基準を事細かに述べたり、将来的に1を維持するにはとういことに終始して、そのものずばり(女性はOK)をちゃんといわないという傾向にあると思います。そのため実は一番多数派な2が見えにくくなっていると。 女系天皇とか女性天皇とかのキーワードで検索すれば、実は1 or 3のように見える意見が多そうですが、よく読めば大部分は2-1か2-3しかないということがわかると思います。「養子」とか「旧宮家」などのキーワードが入っていれば2-1で、「男女平等」とか「世論調査」の話が入っていれば2-3です。 まぁ2はどちらの派にしろあくまでもワンクッションにすぎないので、将来的には1が容易に維持できるような改革をするか、そもそも3を目指すかという議論展開になるということでしょうか。
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- vivakumi
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今回の親王誕生の前の状況では、 男系女子(愛子さま)が天皇になってしまうと 現状の皇族には男系男子がいないので、 次の天皇が過去に例のない女系男子(または女子)となってしまうからだと思われます。 過去の例では男系女子の女帝は後にまた男系男子に戻っています。(女帝の子が天皇になった例はありません)
- popesyu
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すいません。ちょっと意味が分からないのですが。 暫定的な女子天皇をという意見が全くないというようなことをおっしゃっているのでしょうか?? もちろんない事を証明するのは不可能ではありますが、例えばグーグルなどでちょっと調べるだけで幾らでも出てくる意見なので、何か別のことをおっしゃっているのかと気になりまして。
補足
>ちょっと調べるだけで幾らでも出てくる意見なので 女性天皇容認論では女系に移るものしか見たことがないので。