どちらも脳神経に作用する物質を主に喫煙によって取り入れるものです。
タバコは『ニコチン』、大麻は『THC』ですね。
その他に喫煙で取り入れてしまう物質に『タール』があります。
このタールには発がん性があり、どちらも気管支、肺などに悪影響を及ぼします。
またタバコの場合は『ニコチン』自体にも発がん性があります。
大麻の場合『THC』には発がん性はありません。
依存性で言えば、『ニコチン』は他の規制薬物『ヘロイン、コカイン、覚醒剤』と同等以上です。
大麻の場合は『カフェイン』程度で『ニコチン』『アルコール』と比較しても相当低いとされています。
政府の公式な見解『ダメ・絶対センター』による見解がインターネット、実社会など至る所で見かけますが、この見解には科学的な根拠がないことが情報公開請求で明らかになっていますので参考にはなりません。
やはり大きな違いは、『法律で禁止』されているかどうかです。
法律は絶対ではなく、多くの矛盾や間違いを孕んでいるものです。
でなければ立法機関の必要性がありません。
残念なことに日本の大麻取締法は違憲といわざる終えません。
先進国14カ国では、既に『科学的根拠』や『人権の尊重』から個人使用を合法化がなされています。
この問題は日本国や政府、私たちの身の回りの問題を理解するために非常に良い切り口になると思います。なぜなら大麻取締法の背景やそれに関わる厚生労働省の対応、検察、裁判所の対応に多くの矛盾があるからです。