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蛾 （ガ） の毒に強い人っていますか？
昨日のテレビで、昆虫写真家の海野和男氏が南米を撮影旅行する番組が放送されていました。 その中で、ヘラクレス・オオカブトの写真を撮ろうと、山の中で白い布地を２本の杭の間に広げ、すぐ横に設置した電球で一晩中明かりをつけたままにしていました。 夜中に行ってみると、照明にひかれて飛んできた昆虫が白い布地にビッシリと張り付いていましたが、残念ながらヘラクレス・オオカブトの雄にはその現場では出会えませんでした。 ところで、写真家の海野氏ですが、この白い布地に近づき、どんな昆虫がやってきたか、興味深げに観察をしていたのですが、何と顔中、あるいは首筋にいたるまでビッシリと蛾が張り付いてしまったたのですが、一向に気にする様子はありません。 全く平気な顔をしていました。 「ま、こんなものだ」 という感じで、そのままインタビュアーと会話しているんです。 質問なのですが、海野氏は蛾の毒性に特別な抵抗力があるのでしょうか？ あるいは日本を出る時、昆虫の毒に効く注射か何か、予防策をしていたのでしょうか？ 番組を見ていて、ずっと気になっていました。
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- essa5242
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毒蛾にたいする感受性は個人差があります 私は植木剪定職人（見習）です 剪定作業でもっとも嫌われるもののひとつにチャドクガの幼虫があります ツバキやサザンカにびっしりならんで張り付いている毛虫を見たことがあると思います この幼虫に触れればもちろんのこと 彼らが残していったかすかな毛が葉についていますから それに触っただけでも ひどい発疹とかゆみがおこります さらにやっかいなことには 風で飛ばされた毛が 洗濯物についたりもしますから油断できません ところが 私の指導教官である50代前半男性は 恐るべきことに チャドクガが食い散らした葉っぱを平気で素手でむしります なんともないんですね そうかと思うと 私の同僚のひとりは 猛烈な発疹と我慢できないかゆみに襲われて 家庭医の世話になってしまいます わたしは標準タイプです 一晩ほどかゆいかゆい で終わります いくら慣れても感受性は変わらないようです
お礼
有難うございました。チャドクガの幼虫には要注意なんですねえ。植木の職人さんたちが暑くても長袖の作業着を着ておられる理由が分かりました。でも、触れても何ともない人も実際におられるんですね。参考になりました。
- furu-tu2003
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蛾と言うと毒々しく毒だらけのイメージがありますが ほとんどは毒性を持っていません。 毒性のある蛾もいますが、ほとんどの毒はその体液にあり 蛾に張り付かれたぐらいでは何の問題もありません。 中には毛が刺さり、ひどい皮膚炎を起こす強力な蛾（特に幼虫期）もいますが全体から見ればわずかな種です。 これら害のある蛾は「毒蛾（ドクガ）」と 呼び区別しています。 海野氏は特に昆虫に関して深い知識を持っていますから 無毒の蛾である事がわかっていたのでしょう。
お礼
有難うございました。なるほど、海野氏は全て無毒の蛾だと分かっていたので平気な顔をしていたんですねえ。 ところで先の回答者様にもお聞きしたのですが、密林にいるような特殊な蛾ではなく、山に近い普通の住宅地で見られる蛾の場合、あの粉末はどうなんでしょうか？ 何となく、あの粉末で被害を受けるようなイメージがあります。 夏の夜、網戸の隙間から入ったきた一匹の蛾のため家中が大騒ぎになったりするんですが ・・・
その番組をみてないのでなんですが 蛾って毒をもっているほうが稀です たとえ毒を持ってたとしても、基本触ったくらいでは問題ないでしょう
お礼
有難うございました。毒をもっている蛾の方が稀なんですか ・・ では、飛び立つ時にパッと散る、あの粉末はどうなんでしょうか？ 何となくイメージで、あの粉に触れたり吸ったりすると、かぶれたり、何かアレルギー反応に悩まされるような気がするのですが ・・
お礼
再度のご回答、有難うございました。何となく粉末が気持ち悪いようなイメージがあるのですが、普段目にする蛾にはそれほどの毒性がないんですねえ。とても参考になりました。