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ムシねじ、イモねじ、止めネジについて
設計を行っていて疑問に思いましので誰かわかる方教えてください。ムシネジ(イモネジ、止めネジ)は先端にいろんな形状があるのですが、どれをどう使い分けてよいかわかりません。教えていただけませんか? また、適切な締め付けトルク等もメーカ指定のトルク値等表記されていません。できればトルク管理していきたいのですが最適なトルクの表みたいなものってあるのでしょうか?
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一般のボルトには、締めたときに、頭に引っ張りの力が働き、ボルト自体が伸びます(弾性変形)。ですから、ボルトの材料力学的に見て、降伏点に達しないような力で締めないと、ボルトが伸びて意味がありません。この引っ張り強度をボルトの材質などで規定してるわけです。 それをトルクと言う形で表しています。 さて、本題ですが、セットスクリユーの場合、ボルト自体に引っ張りの力はかかりません。かかるのはオネジとメネジの部分で、ボルトじたいは、12.9の強度区分のものが多いので、メネジ側が、強く締めるといかれます。 もともと、このセットスクリユーは、ネジの強度を使うものではなく、単に回り止めや、外れ止めのために存在しています。特殊な使い方としては、治具などの基準部に使われるぐらいでしょう。 このネジ自体が緩む場合は、ダブルするか、ロックタイトなどの緩み止めが必要となります。 形状ですが、ネジに相手の部品が当るような場合は、ネジがつぶれて、外れなくなるので、先端にネジの谷径で削ったものを使い、相手がきりで皿もみしてあるのなら、その角度(120度)にあうような先端形状を選びます。 治具などでワーク当りの基準おなるような場合は、先端に焼きを入れたRがついたものを使います。
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- vvvdoobvvv
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ホーローセットに関しては… 「先端形状は丸先・平先・棒先・トガリ先・くぼみ先があります。」 とありますが、「丸先」はほとんど流通していないようです。
- Cupper
- ベストアンサー率32% (2123/6444)
>ムシネジ(イモネジ、止めネジ) セットスクリューの締め込みトルクは手(指先)で締めこめる程度(40~60N/m)で十分と思います。 これで締め込み圧が不足するようであれば、別の方法で固定することを検討する必要があると思います。
- vonori
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一部訂正です 誤)要求する清野を満足すべきか 正)要求する性能を満足すべきか
- vonori
- ベストアンサー率25% (293/1130)
<ムシネジ(イモネジ、止めネジ)は先端にいろんな形状があるのですが、どれをどう使い分けてよいかわかりません。教えていただけませんか? 製品次第のところが大きいので、ちょっと判断が付きません。 類似製品および、ねじ屋さんに聞いてみては? <適切な締め付けトルク等もメーカ指定のトルク値等表記されていません。 螺子止めする箇所の必要に応じてです。 相手側の部品、材質、形状・・・で変わります。 たとえば購入部品の図面上に値が書いてあったとしても、それは一般論であり、相手側(付ける側)次第と言えます。 結果的にその値でよかったケースもありますが、要求する清野を満足すべきか、図面に記載する前に検証すべきです。 <できればトルク管理していきたいのですが最適なトルクの表みたいなものってあるのでしょうか? 戻しトルクの管理、測定器の日常点検や校正頻度も決めるべきでしょう。
お礼
大変わかりやすい説明ありがとうございました。私が求めていたものずばりと解答していただいたと思います。ありがとうございます