- ベストアンサー
福祉施設で勤める方に…
福祉施設に勤務しています。最近、業務をしていて大変心苦しいことがあります。施設の生活には時間の区切りがあって、入浴、排泄、食事などの介助を決められた時間内に行わなくてはなりません。もちろん利用者さんには時間に関係なく、その人にペースにあった介助をするのは当然のことと感じています。しかし、限られた職員数にはそのような余裕もありません。そんな中、心苦しいと感じていることがあります。ある何人かの職員は食事介助を素早くすませようと、口の中にものが入っているにもかかわらず、次から次へと口に食べ物運ばせたり、おみそ汁を飲ませようとするときも口からあふれ出て、エプロンが汚れているのに、さらに飲ませようとしたり、まるでものを食べるロボットかのように、流れ作業のような感じで食事介助を行う職員がいます。上の立場に立つ私は、幾度となく注意をしていますが、注意しても右から左へ聞き流す感じで、時にはふてくされた態度をとるものもいます。福祉施設とは社会的に弱い立場の人たちを守るのが仕事ではないでしょうか?そこで、施設に勤めていらっしゃる方にお答え頂きたいのですが、皆さんの施設でもこのようなケースがあるという方はおられるでしょうか。また、無いというかたは、区切られて時間内にどのような工夫をしてその人にあったペースで完食(あるいはそれに近い食事量)摂取に努めているのか教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
結局、福祉に携わる人間を育てる教育機関が、その大事な精神論をしっかり教えずに、簡単に資格を与えているからです。 ちゃんとしないままの人間がそのまま就職する。福祉に携わるものとして、あるべき姿勢が根付いている職場に入れば、ちゃんとするし、ゆるい職場に行けば、緩むんだと思います。 上の立場に立たれていると言っても、質問者様お一人があるべき姿を言われても、多分、全体の風土に消されてしまう。 さらに、上の立場の方は、業務スケジュールを作るのも責任の内かと思いますが、激務のスケジュールを改善しないで、質問文にあるような注意だけをされているとしたら、スタッフは素直に聞きはしないです。 やはり、質問者様お一人ではなく、上の立場に立つ方ほとんどみなで、実際にいつも業務をしている平のスタッフから、どういう業務がキツイのか、何がやりにくいのか、問題を聞きだして、それを改善し、スタッフから信用を得ると同時に、介護に当たる姿勢を注意されていくしかないように思えます。 私、看護師をしておりますが、最近まで福祉施設で働いていました。なにせ、どこも人が足りないんですよね。分かります。私の場合、若干そういう場面はありましたが、まだ、大半のかたが思いやりの心を持たれていましたし、仕事へのプライドや、人間に対する関心の高い方が多かったので、そこまで、目に余るということはなかったです。けれど、介護が流れ作業的にならざるをえない状態はありましたが、、、。 回答になっていなくて申し訳ありません。自身に身近な問題でもあり、また、社会的にも大変な問題でもあると思いますので、意見させていただきました。
その他の回答 (3)
お気持ちお察しします。 ホントはこんな風にしたいんじゃないって思う気持ちは、ふてくされる職員さんにも少なからずあると思います。そこをどう引き出し、やる気に持っていくかは上司の腕です。 私たちスタッフ自身の例と私の上司の例を書きますので参考になれば幸いです。 まずは私たちのしていることです。 状態(介護度)にもよりますが、食事も排泄もわりと入居者さんペースです。 >決められた時間内に行わなくてはなりません >区切られた時間内で という発想があまりないのかもしれません。 ご飯→排泄→○時まで全員やんなきゃ、もうおやつの時間だ、お茶の準備しなきゃ、と思ったら排泄。。いつまでたっても終わらないこの繰り返しがスタッフにプレッシャーなので少しでも早く終わらせたいのしょう。私たちは、たとえば12時ご飯、1時までに排泄何人終わらせて。。のような時間の束縛はありません。いっせいに排泄回ったって出ない人だっているでしょう。我々も、もちろんプラン上に食後の排泄などありますが。食べるスピードも違えば排泄の時間も違いますので一斉につれてくことはしません。 ご飯も基本的には朝は8時ですが、あまりにぐっすり寝ていれば、無理に起こさず、みんなのご飯が終わってから起こして食介するなど、かなり個別の対応をしています。スタッフ人数は多くありませんがうまくやっています。 次に上司についてです。 >上の立場に立つ私は、幾度となく注意をしています にちょっと気になるのですが、Questyonさんは、スタッフを信用し、期待し、大切にしていますか? >注意しても右から左へ聞き流す感じで、時にはふてくされた態度をとるものもいます 上の人から注意されてこのように素直じゃない職員は心の中で、こっちだって忙しいんだよ、じゃぁ、あんたがやればいいじゃん、無理だってわかるから。。ぐらいに思っていると思います。 上司から信用され、期待され、大切にされていることを感じることができれば、素直に頑張れます。 私の施設のトップに立つ上司は基本的に事務所で仕事をしていて、本来は身体介護をしません。いつもスーツです。しかし、よくフロアの様子を見に来てはあれこれ手伝っていきます。この格好で排泄までやってくこともあります。 見本になるような介助のしかたをしているのは言うまでもありませんが、忙しい身でありながら、本来我々でやらなくてはいけない仕事を自分らのためにしてくれている、もしくは、自分らの大変さを理解してくれようとし、口だけ出して終わることはありません。このような姿がありがたく、本当にこの上司から大切にされていると感じ、自分もこの期待に応えたく、頑張ろうと思えるのです。そして、自分が悪いことをしていることに気づけば心から反省します。 反省するか、ふてくされるかここは半分は上司のパワーです。 ほんの1例でしたが、ほんとスタッフ思いの上司です。それでも上司は、スタッフのみんなに助けられてるから自分は仕事ができるなんて言っていますが、我々は上司に大切にされているから仕事ができるのです。そしてよくほめてくれます。我々が仕事をしやすいようにいつも気を使ってくれているので、信頼関係もあり、不満もありませんから、注意されてふてくされるようなことはありません。まずは、業務とは関係なく思われがちですが、スタッフを信用し、期待し、大切に思えるかということは重要だと思います。 そしてどうしたら、入居者さん本位の介護で業務を回せるか話し合い、ふてくされるスタッフの意見を大切な意見として聞いてあげることです。
お礼
私の中では、スタッフを信じ、期待もし、大切にしているつもりです。ただ、それが相手にきちんとその思いが伝わっているのか間では正直分かりません。あと、スタッフが新人の頃にきちんと指導を受けていないというのも正直、問題に感じています。ただ、お給料をもらいに来ているといった感じです。指導をきちんと受けていないスタッフを私が引き受けていうるといった感じです。施設自体の新人指導に対するいい加減さにも疑問を感じています。回答をして頂いているにもかかわらず生意気をいって申し訳ないのですが、私だけの問題ではないと感じております。施設の考えが根本から変わらないと現状では何も変わらないのではというのも実際感じております。貴方様のご回答参考になりました。ありがとうございます。
- kirinmino
- ベストアンサー率26% (114/425)
こんばんは。 そうなんですよね。 限られたスタッフでは余裕が・・・。 その日によってしまいますが きっついなーと感じることもあります。 さて ご質問の食介に関して・・・ 恥ずかしい話私も初めて食介をしたときはやらかしました。 去年12月にこの業界に足を踏み入れ初めて食介したのは今年の春から。 それまでは 自立でほんの少しだけ介助する方だったのですが、 倒れられた後、スタッフが・・・となり完全な食介は初めてとなりました。(私が) なので最初ペースが分からずちょっと運ぶのが早かったことがありました。 そこで私が取った行動は。 まず 先輩ヘルパーさんの食介を見させて頂いたんです。 それを真似てするようになったら上手にできるようになりました。 他のスタッフはというと質問者さまの同僚の方のような方はおりませんね。 有料のユニットということもあり、ご自身のペースで召し上がっていただいております。 なので1時間かかる方もいらっしゃいます。 勿論そうなると スタッフのその後の仕事が押せ押せになっちゃいますが、 自分でできることをやってもらうという基本がありますので、焦らず自分のペースで召し上がってもらってますよ。 ものによっては スタッフの方で対応して食べやすい大きさにしたりしたり・・・といった事もしております。 ご本人の希望で食事量を減らしていても1時間かかる方もいます。 だけど 見守ってたまに食事量について話をしてもう少し減らして欲しいなどの情報を得るようにしています。 進みが悪い時は○○も召し上がってみませんか?等の声かけも行っています。
お礼
声掛けって大切ですよね。いろいろ工夫してみたいと思います。どこも同じなんだなぁと感じてしまいます。行政はこの現状分かっているのかなぁと思わず嘆きたくなってしまいます。ご回答ありがとうございました。
少数のスタッフでの多数の方のお世話は大変ですね。 その中でも、食事介助は当施設でも一番忙しい時間です。 うちは老人の施設ですが、ここのところ食事介助必要者が増え、このままではやっていけないと言う声がスタッフから聞こえだしました。スタッフも急には増やすことはできません。色々考え、食事介助が必要な方に優先順位をつけ、自立されている方より早くに食事をしていただく時間差で食事介助を行っております。もちろん、家族には事前に了承を取っています。 また、どんな場合でも入所者のペースは崩しません。あまり遊ぶようなら、これ美味しそうねというような声掛けはします。極端に、食べる気のない方は一旦、食事を中断して時間を置いてからスタッフルームで召し上がっていただいたりします。しかし、どうしても食事のすすまない場合は無理じせずに特別におやつをあげるとかしております。 新人スタッフは、不慣れなせいで適量を口に入れられなかったりする為指導を行いますが、入って数ヶ月のスタッフは皆、入所者を優先してくれ、時にはボランティア介助をしてくれております。本当に申し訳なく思うのですが、現状はそれに甘えております。 施設の形態が違うと思うので一概にはどうとは言えませんが、参考までにどうぞ。
お礼
スタッフの皆様の優しさが感じられます。私もそういう環境で働ければなぁと心でたびたび感じます。ご回答参考になりました。ありがとうございます。
お礼
貴方様のご回答、あーなるほどなと思わず感じてしまいました。「ちゃんとしないままの人間がそのまま就職する。福祉に携わるものとして、あるべき姿勢が根付いている職場に入れば、ちゃんとするし、ゆるい職場に行けば、緩むんだと思います。」というお答えは、納得してしまいました。現に、施設は新人指導に対しては全くノータッチでほとんど力を入れず現場任せです。きっと、どういう指導を行っているのか施設は分かっていないと思います。また、その現場で指導する立場にある先輩たちも緩い環境で育っており、その者が指導に当たるのですからきちんとした介護に対する考えを持った人間が育たないのも当然だと思います。正直一人で悩んでおりましたが実に参考になるご回答でした。ありがとうございました。