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バジリスク ~甲賀忍法帖~の薬師寺天膳

バジリスク ~甲賀忍法帖~の伊賀側、薬師寺天膳は結局、何故何度も復活出来る体になったのでしょうか? なにか、母親(?)が裏切りにあって殺されてたシーンがありましたが意味がわかりませんでした・・・。あのシーンは関係があるのでしょうか?

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原作小説では、トカゲの尻尾のように強い再生能力を持つ生まれつきの特異体質。X-MENのウルヴァリンをさらに強力にしたようなもので、横山光輝の漫画「伊賀の影丸」の天野邪鬼でまんまパクられています。 漫画版では、双子として生まれるはずだった片割れが融合(シャム双生児のようなもの)、天膳の肉体が損傷すると治療して復活させます。 アニメ版では、(ハッキリとは語られていないので想像になりますが)死に瀕した母親の意思?が胎内の天膳に移り、漫画版同様に天膳を守って復活させているようです。胎内の天膳は母親の腹を割いて取り出され誕生させられ、おそらく当初は甲賀に育てられたのでしょうが、母親の悲劇の記憶を持つため出奔、(第21話の台詞によると)180年前に伊賀者となったものと推測されます。天膳が伊賀・甲賀の和解を拒み続ける理由付けを強化した設定変更になっています。 どれも科学的に説明などできませんが、この程度の忍術(というか、もはやミュータントか魔法使いのレベル)は山田風太郎の忍法帖シリーズではごく普通に使われています。

参考URL:
http://www.ne.jp/asahi/toshiya/cult/ninpouchou/