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どうして日本の空港に人物名が使用されない?
欧米の主要な国際空港には人物名がついていますよね。 ヒースロー ケネディ ドゴール ダビンチ 他にもたくさんあるはずです。 その国に縁のある英雄や歴史上の人気の高い人物に因んでつけ、覚えやすいように、また親しみやすいようになっていると思います。 ところが日本にはないですよね? 成田、関西、中部 (セントレアとか訳の分からないニックネームはありますが)、福岡、札幌 ・・・ 全て地名ですよね。 せいぜいあったとしても 「但馬コウノトリ空港」 くらいでしょうか。 なぜ欧米のように人物名をつけないのでしょうか? 英雄や人気の高い歴史上の人物がいないから? そんな事はないですよね。 私ならたとえば中部国際空港に 「織田信長空港」 なんていいと思うのですが ・・ あと福岡空港に 「卑弥呼空港」 とか ・・ ついでに 「裕次郎空港」 とか 「美空ひばり空港」、いいでしょう? でも残念ながら、仮に一般公募があったとしても、現状ではいくら人物名で応募してもまず不可になると思います。 なぜなんでしょうか?
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私としては#3さんの意見に近くて、日本は欧米と比べて「個」より「集団」という文化だからだと思います。 それに、日本には新しくできた施設や街区に新たな名前(特に人名)を積極的につける習慣が無いように思います。これは住居表示とも比較できると思います。 欧米などの諸都市では、住居は道路方式で示されます。つまり、どんな小さい通りや裏道にも何らかの名前が付けられているのです。ワシントン通り、ダヴィンチ通り、レーニン通り…挙げればキリがありません。人口が増えて、居住地が増えれば、新しい名前をバンバン付けます。地名に人名を付けることに抵抗がない文化なんだと思います。 一方、日本はほとんどの自治体が街区方式をとっています。○○区●●町×丁目△番地というように、日本では一定の区画で単位を形成しています。町内会とかも区画を基礎として組織されます。このような区画の名前の多くは、その土地の特徴から来たもの(千駄ヶ谷とか)、職業や施設から来たもの(銀座とか)、その地に縁のある人の名前(神保町とか)など様々です。実際は人名ベースのものも多いのですが、すでにその由来を知られていない場合もあります。 日本では新しくできた町なり施設なりに人名をつける習慣があまりないように思います。例えば、新しくできた町にも、今まである名前を微妙に変える(○○ニュータウン)例が多い気がします。 空港の名前もまた然りで、やはり個人名をつける習慣がないということが理由の最たるものだと思います。それは世界的に知られている人がいないから、という理由だけではないと思います。例えば、ロシア最大の国際空港であるシェレメチェヴォ空港は、シェレメチェフ伯爵という人物から来ています。(失礼ですが)世界的に知られている人物とは思えません。 芸術家でもショパン空港(ポーランド)などは存在しますから、やはりこれは文化の違いによるところが大きいと思います。やっぱり日本の施設名に人名を付けるというのは違和感があります。私は岡山出身なのですが、「宮本武蔵駅」という駅があります。やっぱりちょっと違和感があります(別に武蔵は嫌いではないですが)。話がそれまくってすみません。
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- terekakushi
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高知には「高知龍馬空港」がありますけど…
お礼
有難うございました。高知空港は名前を変えたんですねえ。
海外の事情はわかりませんが、地名の方が場所がわかりやすくていいと思います。 日本の方が優れていると思います。 欧米のマネをすることが正しいとは思いません。
お礼
有難うございました。欧米の真似をする事が正しいとは思えないのですが、なぜ日本では地名だけなのかなと感じたものですから。
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お礼
有難うございました。なるほど、おっしゃるとおり日本ではニュータウンや新しい町名にも人名を用いる習慣がないですねえ。 やはり 「集団における個」 の存在が欧米とはまるで違うのが原因のようですね。 考えれば、空港に人名を用いないのは日本だけじゃなく、韓国、中国、台湾、香港などもありますが、儒教の教えが広まっている国々のような気がしますね。