●PLUTO
(浦沢直樹)【ビッグコミック・オリジナル/(3)】
人の痕跡がない殺人事件、謎のメッセージ…その先にあるものとは!? 鉄腕アトムの名作エピソード『地上最大のロボット』をモチーフにした話題作。心が満たされるような回もあったり、シリアスで泣ける回もあったりで。心揺さぶる漫画です。
●夕凪の街 桜の国
(こうの史代)【双葉社】
昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の魂が大きく揺れる。最もか弱き者たちにとって、戦争とは、原爆とは、何だったのか。第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞・第9回手塚治虫文化賞新生賞受賞、「このマンガを読め!2005」で第3位ランクイン、月刊誌ダ・ヴィンチで編集者総出で勧める「絶対はずさないプラチナ本」掲載、朝日新聞が2週にわたり絶賛等、各方面で大反響を呼んだ作品。更に韓国で翻訳版が出版され、米・独・仏・台湾でも出版が検討中。
●DUDS HUNT
(筒井哲也)【ヤングガンガン】
街中で繰り広げられる、敵のケータイを奪って賞金を得るゲーム『DUDS HUNT』ゲームの設定は色々隠してありますが、それが最後に一気に「そうだったのか!」見たいな感じで明かされます。全く別々の話が最後に交差していき、1巻完結にしてはなかなか読み応えがあります。
●寄生獣
(岩明均)【完全版(8)/完】
右手に寄生生物が侵入し、その寄生生物と暮らすことになってしまった主人公。彼は、互いを守る為に寄生生物と協力し、人間を食べる他の寄生生物と戦い始める。長編ですが、ストーリーに殆ど矛盾が無く、かなり読み応えのある漫画です。グロいけど、感動できたり泣いたりすることもできます。
●マンホール
(筒井哲也)【ヤングガンガン/(3)】
十二月七日、夕刻の商店街で全裸の男が血を吐いて死亡した… 単純な「怖い」ではなく、体の奥を逆撫でされるような、そんな恐さがあります。かなり酷な描写が多いですが、人間の本質と言うか、かなり難しいことを描いた作品です。衝撃度は満点。
●ジパング
(かわぐちかいじ)【23】
海上自衛隊の最新鋭イージス艦が、大東亜戦争直前の時代にタイムスリップしてしまうという話。日本軍・連合軍どちらかに味方する訳ではなく、両軍の被害を最小限に留めつつ、日本の無条件降伏を避けようと自衛隊員が奔走します。連合艦隊の大和と遭遇するシーンは、ニヤッとさせられます。
●バジリスク ~甲賀忍法帖~(せがわまさき)【アッパーズ/5/完】
オダギリジョーがやってた『SHINOBI』の漫画。映画は愚作ですが、漫画はかなり面白いです。
●ぼくは勉強ができない
(山田詠美)[新潮社]
17歳の時田秀美くんは、サッカー好きの高校生。この秀美君の日常を描きます。要は、「勉強はできるにこしたことは無いけど、できなくったっていいじゃないか」っていう風なモノ。物凄く面白いです。私が読んできた本の中で、一番面白いと思えた本です。
●GO
(金城一紀)[講談社]
窪塚洋介主演の同名映画・漫画の小説。韓国人の両親を持つ日本生まれ・日本育ちの『僕』の話。元ボクサーのオヤジに鍛えられ、これまで喧嘩二十三戦無敗。ある日僕は恋に落ちた。彼女はムチャクチャ可愛らしい“日本人”だった―。軽快なテンポとさわやかな筆致で差別や国境を一蹴する、感動の青春恋愛小説。直木賞受賞作。
お礼
沢山の回答有難う御座います! 取り合えず上から順に読んでいきたいと思います