- ベストアンサー
盲人をテーマにした本
今度、劇で盲人の女性の役を演じます。その役作りのため、何冊か本を読んでみたいと思っているのですが、お勧めはありますか? 生活の様子についての理解が深まるもの、恋愛を扱ったものだと助かりますが、それ以外でもいいです。 また、カテゴリ違いになってしまいますが、そんな映画も知っている方がいらっしゃいましたら教えていただけると嬉しいです。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 チョット古すぎるかもしれませんが、盲目の女性が主人公というと・・・谷崎潤一郎の『春琴抄(しゅんきんしょう)』を思い浮かべてしまいます。 大阪の大家に生まれながら、少女時代に盲目となった春琴が、三味線の師匠として大成するというストーリー・・・というより、春琴の盲目ゆえの難しいこだわり、お嬢さま育ちの贅沢さ・わがまま、それらにそれこそ盲目的に従う佐助という奉公人の努力、彼と春琴との複雑な恋愛関係、などを豊富に描いた作品です。時代背景が古く、句読点が独特で読みにくいのですが、読んで損をするものではないと思います(映画化もされたそうです)。 同じ谷崎作品で、『盲目物語』というのもあります。これは男性の盲目按摩師が、かつて仕えたお市の方(信長の妹で、天下一の美女と言われた)の思い出を一人語りするもので、目が見えないのに触覚や聴覚を駆使した表現が非常に艶で、なかなか面白いです。 劇、頑張ってくださいね!
その他の回答 (3)
- tamausagi
- ベストアンサー率65% (201/308)
宮尾登美子『蔵』はいかがでしょうか。 毎日新聞で連載されていたもので途中までしか読んでいないのですが、蔵元の旧家に生まれた主人公の少女・烈が失明しながらも成長していく物語です。 顔はいまいちだけれども声が素敵な使用人に恋をしている、という部分がありましたよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 新聞の連載ものって面白いのありますよね! 私は毎日新聞購読者ではないので始めて知りました。 もう本が出てたりするのでしょうか?探してみます。
音楽の世界ではスティーヴィー・ワンダーとレイ・チャールズが 盲目の二大巨頭です。 関連書籍が色々出ていますので、彼らの音楽とともに、ご参考になるのでは。 伝記映画『レイ』もあります。 打って変わって暗い色彩になりますが、 『ピアノ・レッスン』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』も 盲目の人の愛をテーマにした作品ですよね。 (生活の様子といった点ではあまりご参考にならないかもですが…) そうだ、盲目のピアニスト 梯剛之さんが7/29に NHKの『課外授業 ようこそ先輩』に出られるそうですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど~、アーティストの観点から見るのも面白そうですね。興味深いです。 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は前から見てみたかったので是非見ます!!「ピアノ・レッスン」も面白そうだなぁ…。 テレビの情報までありがとうございます!これは見るしかないですね^^ 参考になりました。
- akkyi3377
- ベストアンサー率39% (142/359)
テーマと言うか盲目の女性が登場人物なのですが、 乙一「暗いところで待ち合わせ」 とても古い映画ですが、オードリー・ヘップバーン主演の「暗くなるまで待って」
お礼
ご回答ありがとうございます。 乙一さんの本は読んだことなかったのですが、この機会に読んでみようと思います。 映画のほうも、レンタルビデオを探してみますね。 参考になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 谷崎潤一郎さんですか…初めて聞きました。(無知ですみません;) でもすごく読みたくなったので、出来たら二作品とも読んでみます。まずは「春琴抄」から! 応援までありがとうございます^^* 頑張ります☆