皆さん、ダイエットで、体脂肪を「悪魔」のように考えているようですが、
あれも、一つの「器官・臓器」なのです。
体温は筋肉が運動してつくる。
温度を、皮下脂肪が「保温機能」で守る。
このあたりまでは、皆さん良くご存知です。
しかし、脂肪組織そのものから、「ホルモン」が分泌されていることをご存知ないので、簡単にダイエット(ヤセスギ)するんです。
脂肪のホルモンは、本来の卵巣からのホルモンとは違って、生殖周期にはあまり関与しませんが、それを底上げするような働き、
生殖機能以外の体のバランスをとる働きがある。
だから、中年以降、閉経した女性が、中年太りするのは、一種の防御反応、代償反応といえないこともナイノデス。
無理なダイエットで、運動もしないで、筋肉を落とし、体温を下げると
脂肪はより落ちにくい。
それを無理に落とすと、脂肪からのホルモンが減る。
体温が低く代謝が低調なので「生殖機能停止」という指令になります。
これが、どういう意味を身体に与えるかわかりますか?
生殖機能がないという言うことは、女性なら、「あなたは、更年期。
すでに、年寄りの、身体で骨です。 若さとして必要な、からだの代謝全般はかなり、身体に負担ですから、全般的に、年寄りモードに変換します」」というからだの回答です。
若くて、スマート、生理なし、きれい?
ではなくて、
若く見えるが、身体は、「ババァ」。
早く老ける、すでに老けている、復活する保証はないし、
生理が止まっているあいだに、減った、骨は原則、モトには戻らない。
つまり、より老けたままということです。
30-40すぎると、違いが表面化してきます。
将来、骨粗しょう症の劇的な薬でもない限り、今の平均寿命を全うすることはおそらく困難でしょう。
だって、今現在は50が平均閉経年齢。
それ以降35年を持たせているのが、現在のお年寄りですが、
無理なダイエットで、すでに、「閉経」してしまった人は、
そこから、更年期ですから、「年寄り期間」がそれこそ50年以上あることになる。
骨が直立歩行、衝撃に耐えません。
閉経以降、30年で骨が持たないなら、50代半ばぐらいで寝たきりです。
女子のマラソン選手は、筋肉を酷使してますので、体温は保証されますが、脂肪が少ない。
それで、ほとんどが無月経です。
でも、インタビューなどに答えているのを見ると気づかれると思いますがオフの時には、体重を増やします。
脂肪が必要なのです。
大体、45-47kぐらいの体重になると、初潮が始まるとされています。
これを下回ると、生理がとまる。
戻しても、生理が戻る保証はありません。
もっと、もっとト、やせる意味はどこにあるのでしょう?
真剣に、考えるなら、ホルモン療法も考慮されて、
婦人科の受診をお勧めします。
お礼
ありがとうございます。自分の体がとても怖くなりました。体型は普通だと思うのですが、やはりもっと痩せたいという気持ちでやっていました。もっと自分の体を大切に、ちゃんと考えたいと思います。ありがとうございました。