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命の大切さについて
幼稚園教諭を目指す大学生です。 先日ボランティアに行ったとき、命の大切さについて私自身が考える出来事があったので、普段みなさんはどのように対応していらっしゃるのかお尋ねしたくて、質問します。 子どもは、虫を砂に埋めたり、つぶしたり、 大人は残酷と思うようなこともしますよね。 成長の過程でそういうことは必要だと思うのですが 私は子どもがそういうことをしていたときに、 軽く「かわいそうだよ。」と言うようにしています。 ムリにやめさせようとはしていません。 先日もそのような場面があり、何の虫かは忘れていましたが、 何人かでその虫を砂場に埋めて、 その上に砂山を作ったりしていました。 私は「息が出来なくて苦しいからね。やめとこうね。」 と声をかけましたが、一向にやめる気配はありませんでした。 そのとき、私のそばでその様子を見ていた1つ年下の男の子が 「なんで?(埋めちゃいけないの?)ねぇ、なんで?」と聞いてきました。 私は「かわいそうだからね。」と答えましたが、 はっきりと言い切ることはできませんでした。 心の中で、自分でも「じゃあなぜ蚊は平気で殺すのか。ゴキブリはなぜ平気で殺すのか。お肉も食べているし。」と自問自答していました。 この矛盾をどう教えていけばいいのかずっと考えています。 実際に、こういう風にしているということがありましたら、 教えていただきたいです。よろしくお願いします。
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あなたの矛盾を突き詰めると「なぜ人を殺しては いけないの?」に突き当たるのでは? 「法」があるから?「道徳」? じゃあ戦争の場合は?自分が生きるために仕方なく・・・?。 「命」という意味からすれば人もゴキブリも虫も同じですよね。 でも、この問いかけに明確に答えることが出来る人がいるのでしょうか?そもそも「答え」があるのでしょうか? 幼稚園児や小学生に考えてもらう内容でもないと思います。でも、これから先生になろうとする方々には是非考えてみて欲しいです。 私は小さい頃たくさんの虫などの生き物を殺しました。でもいつ頃からか好んでは殺さなくなりました。でも肉は好きです。そして「人を殺してはいけない」って知ってます。どうしてなんでしょうね? 答えは人それぞれで良いんじゃないでしょうか? 私は「命」を各々がきちんと正しく理解する事が必要なのかと思っています。「有限で、そして失ったら決して戻らないもの」。自分が大切に飼っていた生き物の死。もっと身近な祖父の死。小さい頃から「死」に接することで「命」を学んだのかもしれません。 そこで僭越ながら提案です。子供達が遊びで虫を殺してしまうことは避けられないでしょう。そしてそんな身近な「死」がある時に、「虫さん達も死んじゃったらみんなと遊べなくなっちゃうんだよ」というような「有限で戻すことのできない命」の大切さを教えてあげることは出来ないのでしょうか? そしてその「有限の命」を貰うこと(肉や魚を食べること)によって私たちの「有限の命」を支えてもらえている事を「感謝」する。 でも、この理論では蚊やゴキブリを殺すことはやっぱり辛いですね。強いていえば「ごめん」といって叩いちゃいますが・・・。 「命」。自分は命を捨てそうになった事があったから、自ら「命」を捨ててしまう人が増えているから、そして「命」を平気で奪う事件が増えているから。これから先生になる人たちに、将来をもっている子供達に接する人たちに、頑張って欲しいと願ってます。 乱文になりましたが、陰ながら応援しています。
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- yanminasa
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私は小学校教員を目指すものです。数年前に大学を卒業しました。私の考えが正しいかどうかは分かりませんので…。 そのとき、以下は教えなくていいのではないでしょうか。幼稚園の段階で「なんで蚊は殺すのにその虫は殺してはいけないの?」とは発達段階で言わないと思われるので…。「人間と一緒で一生懸命生きてるんだよ。痛いって言ってるよ」ぐらいで深くは掘り下げなくて良いのでは? 私の場合、もし小学生が言ってきたときは、「人間は生きるために生き物を殺したり、食べたりしているんだよ。」って言うと思います。 それから、「蚊やゴキブリがいると人間が病気になってしまうし、生き物を食べないと生きていけないからね。」って。 教えるというつもりはまったくありませんので…。ただ自分の考えを述べたまでです。文章がしっかりしていらっしゃったので思わず書きたくなりました。 是非、先生になってくださいね!!
お礼
よく考えてみれば、幼稚園の段階でそう聞かれることはないですよね(^^;) 今回は幼児を通しての私自身の考え、問題だったのだと思います。 ご回答を拝見して、命の大切さは教えるものではなく、子どもたちが自ら学び、自ら考えるもの(まさに生きる力の知ですね!)なんだと感じました。 そのために、私ができることをしっかり考えていこうと思います。 この先、教師になれたら、こうして子どもたちから学ぶことも多いんでしょうね。 ありがとうございました。
- enatu
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私も教師を目指している大学生です。 「命の教育」は全国に広まり、今注目されているので私もよく考えますが、難しいですよね。しかも幼稚園児に教えるとなるとなおさらだと思います。私であれば、「もし自分がされたら嫌でしょ、だったらやめとこうね」ぐらいしか言えないですね。 「じゃあなぜ蚊は平気で殺すのか。ゴキブリはなぜ平気で殺すのか。お肉も食べているし。」との矛盾を解消することはできないですが、「人間は色々な生き物に支えられて生きている」ということは生徒に伝えることができると思います。
お礼
幼児はきっと「虫さんの気持ちを考えてみようね」ということから始まるんですよね。 それまで自分中心だった子どもたちが、 「お友達の気持ちを考える、今、埋められている虫の気持ちを考えてみる」 と自分以外の対象に心を寄り添わせることが大切なのかなと思いました。 今回の私が感じた矛盾は幼児では難しいかもしれませんが、もし尋ねられたら「人間は色々な生き物に支えられて生きているということ、だからこそ無為に死なせてはいけないということ」を伝えようと思います。 ありがとうございます。
- kurupin
- ベストアンサー率24% (125/511)
生きていく為にはどうしても他の生き物を殺さなければならない(人間の生活圏を守るという意味でも)。だからこそ、「無益な殺生」はしてはいけない。ということを4歳になる息子に諭しています。意味はわかっていないと思いますが、そう繰り返すことに意義があると思っております。
お礼
ご回答を拝見して、本当にその通りだ!と納得しました。 幼児には難しいことかもしれませんが、繰り返すことに意義がある、 その通りだと思います。ありがとうございました。
- aoneko2178
- ベストアンサー率12% (37/298)
補足で、この事は養老孟司さんの「死の壁」を読まれたらよろしいかと・・・ 死については他の本にも沢山書かれています。
お礼
有名な本ですが、まだ読んだことがありませんので、 早速明日にでも図書館か本屋さんに行ってみます。 今回は、幼児の行動を通して、自分自身も学ぶこと、考えることが多いです。 紹介してくださってありがとうございます。
- ioaaaoa
- ベストアンサー率10% (171/1678)
人の命が失せる「死」に直面したことのない人に、命の大切さなんて語れないし、解るはずもない。 蚊やゴキブリはなぜ平気で殺すのか。→人の命を脅かす害虫だから。 お肉も食べているし→人が生きるために動物の命の恩恵にあずかっている。食物連鎖は神が定めた命の道しるべ。 幼稚園教諭を目指すなら、「虫」「食肉」じゃなくて、「人」の命にテーマを当てるべきと思いました。
お礼
食物連鎖は自然界に存在する当たり前の摂理ということ、忘れていました。 私は中学生くらいまで、蚊も小さな命、殺せませんでした。 蚊を殺してしまって泣いたこともあります。(お肉は食べていましたが・・・) だから、今回こんなに考えてしまったのかもしれません。 ありがとうございました。
- aoneko2178
- ベストアンサー率12% (37/298)
>心の中で、自分でも「じゃあなぜ蚊は平気で殺すのか。ゴキブリはなぜ平気で殺すのか。お肉も食べているし。」と自問自答していました。 それは元に戻せないから 人間は科学の進化とともに、文明が発達してきましたが、残念ながら生物を生み出す事ができません。 例えば蚊やハエなどですね。 「蚊やハエを潰しました、さて元に戻しましょう」としてもできないのです。なぜなら元に戻せないからなのです。 これは大人に説明すると分かるのですが、お相手はお子様ですから、動物を飼って命の大切さを教えてあげるのがよろしいかと・・ 愛情のある犬や猫、ウサギが死んでしまったら、もう元にはもどらない・・・あんなに温かった動物が冷たくなってしまうというのを教えるべきですね。
お礼
動物を飼って、虫と遊んで(時には残酷なことをしながらも)、 少しずつ少しずつ、命の大切さを学んでいくんですよね。 実際に動物の死に直面したとき、命の大切さ、尊さを感じとってくれるんでしょうね。 心優しく豊かな子どもに育つよう、私自身も日々学び、考え、 精一杯の努力をしていきたいと思います。ありがとうございました。
>「じゃあなぜ蚊は平気で殺すのか。ゴキブリはなぜ平気で殺すのか。お肉も食べているし。」 蚊やゴキブリは人間に対し毒(雑菌)を媒介します。 子供には「私達を病気にさせる悪い虫とそうでない虫がいる」と教えてあげたらどうでしょうか? 媒介なんていっても疑問ですから じゃあ、何故肉食獣は自分のと子供の食べるだけ狩をして食肉をするのでしょうか? それは生きるためです。 肉のことは食べるため。命をいただくのです。 今の子供は肉=パック詰めでしか見たことかありません 下手すると、魚=切り身で泳いでいる と言う子供もいるそうです。 肉になるその間を私たちは知りません。 それをミロとは言いません。気持ち悪くて数日食べられなくなります。 誠意(食事になってくれてどうもありがとう)を込めて「いただきます」「ごちそうさまでした」と言いましょう。 と教えてあげればいいと思います。
お礼
蚊やゴキブリは毒を媒介すること、肉を生きるために命をいただくこと。 わかっているんですけど、なんだか人間の勝手のような気がして・・・ だけど、改めて考えるとどんな動物もそうやって生き抜いてきたんですよね。 当たり前のことかもしれませんが、今回は私も学ぶことができました。 ありがとうございました!
お礼
本当に命に対して答えがあるわけがないんですよね。 私も「命はどんなに大切か。なぜ人を殺してはいけないか」と教えられたのではなく、 それこそ「経験」から学びとっていったのだと思います。 教えるというのではなく、子ども一人一人がそれぞれの経験、体験から自分で考えて、 学んでいくことが大切なんだとわかりました。 「命はすべて尊いものなんだ」と学ぶことができるような、子どもたちの豊かな経験を援助していくのが教師の役目なんですよね。 ありがとうございます。