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ピロリ菌に本当に効いてしまった?
47歳の妻です。大学病院で胃カメラで組織検査しました。そちらは 異常なしでしたが検査時にピロリが菌陽性でした。「駆除しましょ う」ということで抗生剤を服用する話がありましたが、その後別件 で担当医とのちょっとした感情的なトラブルで全く服用せず通院を やめてしまいました。 その後1ヶ月半後に近所の胃腸科専門医で同じく胃カメラ+組織検査 をおこないましたが組織異常なしピロリ菌異陰性と結果がでました。 さてピロリ菌検査の結果に関してですが実はその間ピロリ菌をやっ つけろと表示のある(効くとは薬事法の関係で書けない?)をブロ ッコリースプラウト(村上農園)を毎日食べていました。 ひょっとして本当にこれがピロリ菌に効いてしまったのかと思って います。 もちろん結果はうれしいのですがただ検査は違う機関がおこなった わけですから、どちらかが判定を間違ったのかとも疑ってしまいます。 ピロリ菌組織検査での判定の信頼性はどうでしょか? なお付き合いで私も同量を食べていましたが先日私も胃カメラ時の 組織検査で陰性でした。
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元製薬会社勤務のものです。 ピロリ菌に効果のある薬の販売もやっていました。上記の情報だけですので、かなり推測の部分がありますが、私の予想はこうです。 まず、ブロッコリーがピロリ菌に効果があるかということですが、あります。ただし、菌を減らすことはあっても、完全にゼロにすることは難しいと思います。水虫のときと同じです。水虫も薬を塗れば、治ったようになり、そのときに水虫菌がいるかどうか検査をしても陰性になることが多いです。しかし、しばらく放っておくとまだ出てきます。 おそらく、奥様の件もピロリ菌はいたが、ブロッコリーのある成分によりピロリ菌が減少し、検査で検出されないくらい、減少しているものと思われます。このまま、ブロッコリーを食べ続ければ、検査では陰性のままが続くと思われます。 また、胃が悪いなどの症状がなければ、副作用の出る可能性のある薬で、ピロリ菌を除菌するのはどうかと思います。ただ、最初に胃の検査をしたのは、なにか異常があるのですか?
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- myachide
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No.3です。 御記載のサイトでちょっと勉強させてもらいました。 確かに効果はあるのかも知れませんね。 多くの感染症の原因菌である黄色ブドウ球菌に効果のある(最近は耐性が出来て効かない株が多いですが)抗生剤「ペニシリン」も元は青カビから抽出されたものです。ピロリ菌は最近発見された菌ですから、何が効くのかもよく分かっていませんし、身近な自然界に有効な物質があるのも不思議ではないかもしれないですね。 問題なのは除菌出来るのか、それとも一時的に増殖を抑制出来る程度なのか、と言う点と、耐性は出来ないのか、長期摂取による副作用はないのか、という点でしょうね。 ピロリ菌の駆除は世界的に注目を浴びている分野ですから、もしもこれが効果があるのなら恐らく数年後にはこのブロッコリーから有効成分が抽出されて胃炎の薬になっている事でしょう。これは医学の大きな進歩につながるでしょう。 大変勉強になりました。ありがとうございます。
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こちらこそ、また丁寧にご回答いただいてありがとうございます。 最近なんのCMだったか「自然は大きなホスピタル」ってコピー がありましたが、日常の食品にもそんな希望がもてると良いなと 思いました。
- myachide
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ピロリ菌の培養の陽性率にもよると思います。 私は胃の方は専門ではありませんので詳しくは知りませんが、四肢の感染症の場合、通常の細菌検査で、明らかに感染しているという部分でも、培養結果が陽性に出てくる確率は約半分です。培養検査は結構不確実なものです。 陽性であるとその細菌がいるという事は証明出来るのですが、その逆は成り立ちません。培養が陰性であるからと言って、その細菌がいないと断定出来るわけではないと言うわけです。ある部分で繁殖している細菌を別の培地に持ってきても、環境が変わるので増殖してくれないこともある、と言う事です。 検体の取り違えとかいうことがなくても、細菌がいても培養で出てこないという事もある、と言う事実を知っておいてください。通常、創部の感染が陰性であると判断するには3回の培養で陰性になる必要があります。
お礼
検査の判定に関して詳しく教えてくださいました 勉強になりました。ありがとうございまいした。
100%、あり得ない話です。 ピロリ菌は、そんな簡単にやっつけれる菌ではありません。 何らなの誤認です。
お礼
すぐに回答いただきましてありがとうございました
- myeyesonly
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こんにちは。 このケースでは、両方の検査がどちらも間違え(検体取り違えなども含めて)た心配がないのか、食べた物が本当に効いてしまったのか、医者の腕も含めて全て真相は藪の中となりました。 一つの病院で継続して検査して、確かにいなくなったと確認できれば、他の検査所見なども含めて色々検討のしようもあるのですが、何ともいえません。 ただ、胃潰瘍などを繰り返すような事があるようならピロリ菌は残ってる、あるいはいる可能性があるので、後日また再検査した方がいいでしょう。 なんでもなければ次の検診時や何かで病院にかかった時、ついでに見てもらえばいいでしょう。 ちなみに食生活の変化でいなくなるという可能性は微生物も一応、生き物ですので、無いわけではありません。
お礼
すぐに回答いただきました。ありがとうございました。 たしか真相はやみのなかなですね。 ただ検体の取り違えってありえるのでようか。まあ人間がやるの ですからないとはいえませんが、医療検査の根底がゆらぎますね。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございました。
補足
妻は健康診断で貧血ぎみだったので、消化器系統の検査にまわされた のです。「そういえばちょっと胃が思いことがある」といっただけでし たが胃カメラの検査を進められました。現在問題ありません。 どちらかというと前のお3方は検査の信頼性に関するご意見で もちろん大変参考になりましたがpapachinさまは初めてスプラウト について詳しく論及いただきました。ありがとうごじました さきほどこんなレポートをみつけました http://www.murakamifarm.com/sp/index.html 筑波大学での無作為二重盲検法での結果として2ヶ月で 検出不能まで菌が減った例が25人中8人とあります。 このぐらいの確率なら我が家では1ヶ月弱ですが私たちに 起こった現象も納得できる気がしてきました。 後はスプラウトで完全に0にしてしまわないことが今後胃に対して 果たして悪い影響があるかどうかですね 結局服用しませんでしたが何週間分かの抗生剤の量の多さには ちょっと恐怖を覚えました。おっしゃるとおり、たいして胃が悪く ないのにこんなに抗生剤を飲むのが正直疑問でした。