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「百円寄付して、町無税化」はロマン?
下記のようなニュースがありました。 「大正の100円白石に脈々 無税化目指し当時の町長寄付」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060713-00000009-khk-toh 100円を寄付すると、203年後の元利で町の税金がまかなえるというのですが。 ↓によると、100円は、現在の貨幣価値に直すと、100万円くらいだそうです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1179234 この預貯金が現在でも町の財産として受け継がれていることは素晴らしいことだと思います。 しかし、寄付した人の発想はどうなんでしょうか? インフレを全く考慮しない幼稚な発想とも思えます。 当時としては普通の発想なのでしょうか? そもそも百万円寄付して、どうなるものではないと思うのですが。 どこまで本気だったのか、知りたいところです。 それともロマンに浸りたかったのでしょうか? よろしくお願いします。
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今と違って町長さんや村長さんをやる方の中には自分の町、自分の村という 意識があり、そのために私財を投入することを厭わなかったらしいことを うかがい知る逸話はいくつか聞いています。ロマンというのも現代人の 発想でしょうね。今の政治家が「おらが町、わしの村」と言う「票田」意識とは まったく違うものだと思いますし、そういう志の高い政治家はいなくなったんでしょうね。
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- merlionXX
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> インフレを全く考慮しない幼稚な発想とも思えます。 > 当時としては普通の発想なのでしょうか? 大正期はデフレの時代だったと思います。 これは1926年(大正15年)のおはなしですよね。 その3年後には世界恐慌が起きてますね。 インフレなんて発想はなかったと思いますよ。そもそも戦後の混乱期やデノミ、高度成長等のようなインフレをそれまで日本は経験していなかったはず。幼稚と思うのは現代人の発想でしょう。
- nebura71
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大正時代だったら、インフレは実体験してないと思いますよ。 なので、幼稚な発想という以前に、「インフレって何?」という世界だったのではないでしょうか。 また、当時は金利が高いのが当たり前(むしろ江戸時代などより劇的に下がっているが、それでも今に比べれば高利。)で、「低金利政策」なんて概念は最初から存在しない時代の話です。 ただ、「町長さんが寄付」というところに、政治的なパフォーマンスがあるようにも思えます。 自分なら、「当時100円相当の純金のインゴット」を寄付しますがね。(自分で言っていて、せちがらくて、悲しくなってしまった。)
お礼
ありがとうございます。 インフレは江戸時代からあり、 明治10年以降のインフレも有名なのですが。 庶民としての知識はなかったのかもしれません。 ただ政治家ですから、多少の経済感覚はあったものと推定します。 ただ百万円相当の価値を貯金していたのが、90年後には二千五百円程度に下がったというのは驚きです。 長期貯金は気をつけたほうがよいですね。