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エアコン100V仕様と200V仕様

同じメーカーで同じ能力で同じ消費電力さらには同じ省エネ達成率 ・COPなのに100V仕様と200V仕様があるのはなぜでしょう。 (例:HITACHIのMSZ-ZW36TとMSZ-ZW36TS)100Vで性能が同じならば 100Vは全員そのまま使えるのだからそれだけでよいように思 す。消費者のメリット・メーカーのメリット教えてください。

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  • mukaiyama
  • ベストアンサー率47% (10402/21783)
回答No.5

これはちょっと、工業高校で学ぶ程度の知識がないとご理解いただけないかもしれません。一口で言うなら、 「200Vのほうが電気の使用効率が高まる。」 ということです。 家庭用の電気は、ごく小規模な住宅なら 2本の電線で 100Vが配電されているだけです。電力会社によって多少違うところもあるかもしれませんが、おおむね最大 30Aまでです。 一方、30A以上になると、3本の電線で 100Vが 2組配電されます。100Vが 2組ですから、足し算すると 200Vになります。 これを「単相 3線式」と言います。 この単相 3線式で電気を使用する場合、2組の 100Vがだいたい均等になるように配分するのが理想なのです。 片側に 30A、他方に 5Aではおもしろくなく、18Aと 17Aが理想で、せいぜい 20Aと 15Aぐらいにはしたいのです。 ところが、エアコンのように大きな電力を消費するものを 100Vで使うと、片側ばかりに大きな電流が流れ、他方とアンバランスになります。 これを 200Vで使うと、2組の 100Vに完全に等分されるのです。 アンバランス状態で使うと、電線の中を通るときの損失が多くなったり、電圧が落ちたりします。 具体的には、エアコンを運転すると、部屋の照明がやや暗くなったり、テレビの画面が一瞬狭まったりする現象が現れます。 このような悪影響をできるだけさけるために、同じ製品で 100Vと 200Vがあったら、200Vで使うことが推奨されるのです。

opticlight
質問者

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ありがとうございました。 大変勉強になりました

その他の回答 (7)

  • ueda21
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回答No.8

たしかに消費電力が同じなら200Vが省エネみたいな考えでは配線の電圧降下ぐらいしか変わらないですね。 新規に工事するなら変わりないかも知れませんが買い替えで元が200Vの人は不都合ではないでしょうか?100Vでもこの消費電力なら別回路を元から引いてくる工事が必要でしょう。 今のエアコンは、インバーター方式ですから50/60Hzの交流をそのまま使わず一旦直流にして状況に合わせて電圧や周波数を変えています。たぶんインバーターの出力からモータ、コンプレッサーは同じでインバータの入力側のみを100V、200Vに合わせて変えている設計だと思います。(あまり設計や部品の変更が少なくて対応できる) 消費者は、200Vでの買い替えの人や新規大電力は200Vと考えている人には必要です。企業側は少しの変更で多くの人の需要に応えられる。ことが利点ではないでしょうか?

opticlight
質問者

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わかりやすい回答ありがとうごじました。 企業側も消費者のニーズに目をつけ いろいろ工夫されているのだと思いました

  • shu-riya
  • ベストアンサー率37% (93/251)
回答No.7

電力=電圧×電流です。 仮に100ボルト20アンペアの消費が有ったとします。(2キロワット) 20アンペアの電流流すには2ミリ以上の電線が必要に成ります。 200ボルトの電源ですと、電流半分の10アンペアになります。1.6ミリでよい事に成ります。 実際にはこのような専用コンセントには、2ミリが使われていますので問題無いように思いますが、エアコンなどモーターを使った商品は起動(回転させようとした瞬間)電流が大量に流れます。物によって40アンペアとか50アンペアの電流が流れますが、電圧が高くなれば少なくなるは分りますね。 事実、電力会社では、全て200ボルトにしようとする動きも有ります。 IHヒーターなど、200ボルト機器が殆んどですよ。 エネルギー効率が良くなりますので今後益々増えてきます。

opticlight
質問者

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わかりやすく説明していただきありがとうございました。 大変勉強になりました

回答No.6

MSZ-ZW36TとMSZ-ZW36TS は 三菱電機の機種と思いますが ● 家庭には3本の(古い配線は2本の場合もある)電線が来ています、100Vが2ラインと成っており、接続方法で 100V+100Vで200Vとなります。 ● 沢山電気を使う場合は100Vの2ライン、即ち200Vで使うほうがベター、 ● 電気を沢山食う機器を100Vで使うと、電流が沢山流れます、200Vで使えば電流は半分でよい、 1)沢山の電流が重なるとブレーカーが飛ぶ場合があります 2)電流が増えると電流の自乗で配線損失が発生する  (例えば 片側2車線の道路と1車線の道路があれば、1車線を走れば、道路は渋滞し、燃費が悪い) ● 家庭までの配電線も6000Vの高圧で送られ、家庭の近くの電柱で100Vなり、200Vに降圧されます。6000Vと100Vでは電線の太さが単純に言えば60倍も異なるのです。然し6000Vが家に来れば危険で100Vにしています。 ● 商用発電所での発電量を100とした場合に、家庭まで来ると80となり、20%が損失であり、出来るだけ電圧を上げて使うことでこの損失を減らします。 昔は30%以上も損失があったが、送電線の高圧化でロスが減りました。家庭も従来は100Vのみであったが、200Vも使える配線になりました。 まとめ 損失を減らすため高い電圧を使います、工場でのモーターなど大型機器が200V,400V,3000V、6000Vと大きさに応じ使い分けます。大きさの境目で両電圧となる場合もあります。 海外の家庭では200Vが多いですね。

opticlight
質問者

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わかりやすい説明ありがとうございました。 大変勉強になりました。

  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.4

大きな電力を消費する器具には大きな電流が流れます。そうすると、導線の電力損失が大きくなります。このとき、電流が少ないほどその損失は小さくなります。W=V・Iですから同じ出力なら電圧が高いほど電流が小さくなりますから、導線の抵抗による電力の損失は少なくなる理屈で、つまりは電気代が安くなるのです。送電線の電力が100万ボルトなんてとんでもない電圧なのもそういうわけなのです。ですからわざわざ200ボルトの工事をしてもその方がメリットがあるのです。

opticlight
質問者

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すぐに回答いただきました。ありがとうございました。 大変勉強になりました

  • omi3
  • ベストアンサー率20% (72/359)
回答No.3

大きい部屋のエアコンのコンセントは、 4.5kwクラスを予想していたので、 200Vで配線してある場合が多いと思います。 なので、 3.6kwクラスでも200Vを用意したのでしょう。 それに、駆動回路の一次側の電流が半分になるので、 数%ですが効率がよくなります。

opticlight
質問者

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すぐに回答いただきました。ありがとうございました。 大変参考になりました

回答No.2

100Vは一般家庭用、200Vは業務用で使う場合があるということではないでしょうか。 メリット・デメリットの差異はなく、使用環境に合わせた製品を出しているということだと思います。

opticlight
質問者

お礼

すぐに回答いただきました。ありがとうございました。 大変参考になりました

  • sisiko
  • ベストアンサー率15% (134/871)
回答No.1

ある一定基準がありそれ以上は200Wなんですが、ちょうどその中間の規格なんでしょう。200Wは、安定していて良いのですが、コンセントや配電盤をいじらねばならない。そういったところで、客に選択肢を残しているんでしょう。

opticlight
質問者

お礼

すぐに回答いただきました。ありがとうございました。 >コンセントや配電盤をいじらねばならない。そういったところで・・ 生産管理のめんどうをぎせいにしてでも客のためを思っているの ですね。