• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:エアコンの隠しモード(爆風モード))

エアコンの隠しモード(爆風モード)とは?

このQ&Aのポイント
  • エアコンメーカーが省エネ性能を偽っていたとされる隠しモード(爆風モード)について紹介します。
  • エアコンの省エネ性能を偽っていたメーカーが、風量を強めると消費電力が小さくなる特性を利用し、隠しモードを組み込んでいました。
  • 風量を強くすると省エネになりやすいが、故障のリスクが心配です。また、省エネ性能を偽っていた過去の事例により、現在の省エネ性能数値にも疑問が生じています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • parts
  • ベストアンサー率62% (6366/10151)
回答No.2

これは、エアコンの省エネ効率を上げる際に今何が最も欠点になっているか?それを知らなければ、たぶん分からない話です。 まず質問の回答ですが、 Q/冷房だと温度はそれほど下げずに風量を強くして使った方が省エネになりやすいということなのでしょうか? A/まあ、温度を下げないなら省エネになりますけど、風量を強くしたから省エネになる訳でありません。風量を強くすれば、今度は風量を強めるモーター(サーキュレーター)の消費電力は増えてしまいますからね。たとえば1度温度を上げて風量を弱から中にした場合、1時間2時間経ったときの電気代が、変わらないまたは高くなることも製品によってはあり得ます。 Q/省エネ性能を偽っていたのなら、現在の省エネ性能数値も大丈夫かな A/これは、経済産業省や消費者庁などに聞かないと何とも言い難いかな?一応その時に是正はされています。その後に、その是正の通りにルールを守るか、さらにばれないような対策を重ねて、同じような実験を新機種でも繰り返すかは、三菱自動車の長年の燃費不正などを考えれば、会社のスタンスと、実際の性能データを確認する行政府の確認能力の問題ですから・・・。まあ無いとは言いませんが、あの後からちょっとカタログ上での消費電力は上がっていますので、ないと信じたいところです。 一応簡単に説明すると、家庭用ルームエアコンは熱交換器の性能に対して、風量が足りないという問題を抱えているのです。理科が苦手だと、これの意味が分からないという人もいますので、簡単に説明します。 氷の入ったコップに手をつけると触れた部分は冷たいですよね?そのコップの水で全身をもし冷やすとしたらどうするか?頭から掛ける。飲む。脇の下など大きな血管がある節々に当てるというのも手ですよね。 これが示すのは、接した部分はすぐに冷えるが、接していない部分に冷たさは伝わりにくいということです。そして、全体を冷やすには冷やしたいものに直接かけたり、摂取して接地面を増やすかまたは、血の巡りがある場所のように、流れがある場所にコップを当てるという方法がよいということになる訳です。 これをエアコンに当てはめると、室内機の吸気口(フィルターがある場所)で取り込んだ風を、内部の熱交換器(フィン)で冷却または暖気しエアコンの排気口(ルーパーがついている場所)からはき出すことで、部屋に熱(冷気/暖気)を循環させるという仕組みになります。そして、その流れを作るために、扇風機のように内部に空気を取り込み排出するモーターとファンがあるわけです。もし、このファンがなかったら、エアコン内部は設定温度かそれ以下またはそれ以上になるかもしれませんが・・・。部屋全体の温度が設定温度になることはないでしょう。 要は、触れると暖かい。触れると冷たいというだけになる訳です。 即ち、風がなければエアコンは部屋を暖めることも冷やすことも出来ないのです。 そして、その風の量によって実は効率が変わります。たとえば、熱交換器を通過したら1秒で温度が予定の温度まで下がるエアコンがあったとします。(これは簡単にするために、温度差や湿度差など熱交換の係数などはすべて端折っています) しかし、風はどんなに強くしても熱交換器を越えるまでに2秒かかるとしたら・・・。さあどうなるでしょうか?1秒の間に熱交換器と同じ温度になり、1秒は無駄に交換機を通過することになります。もし、そこを1秒で越えられる風を作ることが出来たら、2倍空気の温度を下げて放出できます。それだけ、短時間で温度が下がることになる訳です。 エアコンは、設定温度と室内温度の差が大きいほど、消費電力が大きくなります。しかし、設定温度になってしまえば、そこからは控えて運転する仕組みがあり、消費電力は電源オン状態の40インチのテレビより小さく抑えられる機種もあります。 要は、設定温度に達する時間が短ければ短いほど、消費電力は小さく出来るのです。 しかし、家庭用のルームエアコンではその本体の大きさが徒となり、実は安全な風量(風速)で、尚且つ最大効率での熱交換をするには容積が足りないという問題があるのです。これが、縦置きのエアコンだったり、組み込みエアコンならまた違うのですけど。家庭用は、そういう限界があるのです。 そこで、そういうルールを無視して、危険な風量で爆速冷却(暖房)のエアコンを試験の時だけ、解禁しちゃいましたというのがこれです。要は、主も爆音かも知れませんし、風もドライヤーのターボモードや掃除機の強力吸引モードも凌ぐほどかもしれませんが、どうせ試験だけならOKのモードを作ってテストしていたのですよ。消費者は使えないので、何の意味もありません。さらに、基準も糞もなくなりますから・・・もう何の役にも立ちませんが・・・。それが、爆風モードというやつです。 要は、数字をかさ上げするために、試験ルールでは不正とも何とも定義されていない部分を、販売製品にはないモードでテストして高性能に見せたわけです。その際に使ったのが、風量を増やすという方法だった。そして、それが有効に機能したのは、熱交換器を通る風量が製品の最大モードでもまだ熱交換器の効率から考えると、少なく余裕があったからという理由です。 ちなみに、省エネという観点で考えると、暖房にしても冷房にしても、現在のインバーターエアコン、PAMエアコンなら最も省エネになるのは、風量を自動に設定することです。強風設定だと設定温度に達した後も、風を強く出すためのモーターはフルパワーで動きますから、電気が余計に掛かります。微風弱風だと、電源を入れてからの初速で、熱交換器は最大限の熱交換を行おうとしますが、空気の流れは弱いですから、ずっと設定温度に下がらず、交換機ばかりが無駄に機能します。 風量自動運転では、交換機の運転モードに合わせて風量を調整するため、効率的に運転できます。もし、これに爆風モードがプラスであれば、もう少し温度を調整する効率がよくなるのにな~~というのが当時のメーカーの発想であり、じゃあテストだけそうしましょうというのが、不正の中身です。

ding2
質問者

お礼

ありがとうございます。 おかげさまでとても勉強になり、よく理解できました。 エアコンの外側のサイズのみを大きくすれば最大効率での熱交換をできるのであれば 家庭用でもそういう大きなサイズの機種を発売してほしい気もします。 しかし、サイズ2倍程度じゃ済まないのかな。 また、お教えの通り、これからは省エネのため常に風量自動で運転しようと思います。

その他の回答 (1)

回答No.1

>冷房だと温度はそれほど下げずに風量を強くして使った方が >省エネになりやすいということなのでしょうか? エアコンは「設定温度を高めに設定する代わりに、風量を強くする」と、体感温度を変えずに省エネする事が出来ます。 また「設定した温度にまで室温を下げる時間が短い」と、省エネになります。 以下のページが判りやすいでしょう。 http://enesuke.jp/re9/8116

ding2
質問者

お礼

ありがとうございます。