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グロソブと大和クローバル債権ファンド、どっち?
グロソブと大和クローバル債権ファンドとの押さえておくべき違いを簡単に教えて下さいませんか?あなたなら、どちらに投資しますか?大和クローバル債権ファンドの80円配当は、今後も続けて行けるのでしょうか?
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- bakabond2005
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基準価格を見て判断しては? それにしてもアンチグロソブ君が大暴れだ(笑) 彼の理屈だと1ドル50円もありそうだ。
既に、この手のファンドについては過去の質問と回答例で問題が指摘されています。 運用方法については、多少の違いはありますが、コスト、運用通貨ともに似たり寄ったりです。 ダイワ・グローバル債券ファンドの場合は、例えば北米通貨圏ならば、米国とカナダの金利を比べて金利の高い方を60%、低い方を40%に配分するなどのアクティブ運用を歌っています。 しかし、本来は債券投資の基本として金利の低下の見込める通貨建て債券に投資すれば金利低下に伴う値上りを期待できます。 例えば、米国の金利が低下してカナダよりも低くなっても更に米国の金利が低下するのならば、米国の比率を高くする方が合理的です。 ですから、上記のような運用をすれば必ず無理が出てきます。 もう1つの問題は為替の問題です。 ダイワ・グローバル債券ファンドが月80円分配を続けられない理由は間違いなく為替の問題になります。 米国の為替は固定相場制時代は1$=360円だったのが、今は1$=113円ですね。 これは、カナダ、豪州、NZ、欧州についても同じ事が言えます。 マーケットが効率的ならば外国金利で運用しても、円に戻した時のリターンが円金利と等しくなるのです。 「マーケットが効率的」と言うのは、一言で言えば、市場参加者全ての人が合理的な判断で投資している、又は取引している状態だと考えてください。 金利の高い通貨ほど、長期的には通貨の価値の下落が激しくなる傾向にある為、長い目で見れば金利差は為替下落で調整されてしまうのです。 結果的には、米国は日本よりも金利が高くても、長期的な円高で、通貨の価値を固定相場制の時代に比べて1/3以下に落としてしまいました。 ですから、10年も経てば月80円分配は理論上、元本を削って分配する事になるので、基準価額の低下に伴って、月80円の分配は困難になると思います。 勿論、例外もあります。 それは日本がハイパーインフレを起こした時です。 日本のインフレが外国のインフレを越える(日本の金利が外国の金利を上回る)場合は、長期的には円安が期待できるので、外国資産は値上りします。 この場合は月80円以上の分配が期待できますが、金利は日本の方が高くなります。