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(戦艦) 船の内燃機関について
下記のURLに機関が蒸気タービン と書いてありますが 当時も重油があったと思うんですが なぜ蒸気タービンなのでしょうか? 重油があれば車みたいに蒸気でする必要はないと思うのですが。 当時は エンジンのシステムがないから重油を燃やして蒸気を発生させて タービンを回したのでしょうか? http://www.geocities.jp/kobujyutsu_hm/yamato/yamatogaiyou.html
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重油だからこそ、蒸気タービンである必要があるんです。 ちなみに現在でも大型船で蒸気タービンは珍しくなく、ごく ふつうに使われています。 重油は熱量こそ軽油やガソリンとさほど変わりませんが、 燃焼速度が非常に遅いという特徴があります。そのため、 爆発力を利用するディーゼルには向かず、蒸気タービンで 使うほうがはるかに効率がいいのです。 実際、蒸気タービンの熱効率はとても高く、いまだに発 電所で蒸気タービンを使っているのも、ひとえにエネルギー 回収率の高さにあります。いったん外洋に出ると燃料補給の 機会が失われる船舶にとって、効率の高さはとても重要です。 また、船は自動車と違い、エンジン回転数の増減が非常に 緩やかです。そのため一定出力を出し続けるのに向いている 蒸気タービンは、大型船舶にピッタリの動力なんです。 なお太平洋戦争時でも、潜水艦はディーゼルエンジンを搭載 していました。ごく短時間の浮上時にエンジンを回して充電 する必要があるので、始動に時間が掛かる蒸気タービンなど 使ってられなかったからです。
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- k-i-r
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下記URLのように、大和型にもディーゼル機関の搭載は検討されていましたが、信頼性の高いディーゼル機関の開発が間に合いませんでした。 そこで今まで使われていて、実績と信頼性のある蒸気タービン(だけ)になったのです。 http://homepage2.nifty.com/nishidah/stc0869.htm
この頃には、より燃費の良いディーゼルエンジンも船舶へ採用されていましたが、戦艦大和のような、高速航行を求められる軍用艦の場合、重油による高出力の蒸気タービンエンジンが都合が良かったのでしょう。 蒸気タービンの場合、蒸気を艦内で利用できるというメリットもあります。 現在の軍用艦はディーゼルやガスタービンが主流ですが、原子力潜水艦や原子力空母などは蒸気タービンを使っています。
- googooguuguu
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タービンは早い ディゼルエンジンは遅い