- ベストアンサー
絵画や写真展を見るときに気をつけること とは??
最近、絵画や写真展を見に行くことにはまっています。 しかし、漠然とただ見るだけでは もったいない気がします。 そこで皆さんは 絵画を見たとき 何を考え 何を感じますか? 何か していることなどあれば 教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私の場合: 私は絵画を「上手い」「下手」で見たことはありません。(そっくり実物みたいに描けているものを「上手」と言う風に思っていません。)だから全体から受ける自分の印象を楽しんでいます。質問者さんも「もったいない気がする・・」と言うことは楽しまれて幸福な気持ちでいられるのだと思いますがそれは素晴らしいことだと思います。何故なら私はそれこそがアートの醍醐味だと思うからです。 私の場合具体的には何よりも作品を作った人の発想や考え方というものに興味を惹かれます。特にこれまで誰もしなかった表現の仕方をしている作品や見たこともない素材を使用してる作品をみつけると大変興味が惹かれます。作家(アーティスト)は多くの場合自分自身のあるいは自分の思考を作品によって表現するのですからそのアーティストがどうしてそういう考えを持っているのかということを知るのは私に新しいものの見方を教えてくれ視野を広くしてくれます。それがアートと言うものの大きな役割でもあるとも思います。 作品とその作者を知ることはその意味でも大事なことだと思いますので解説などは目を通しますし、もしレンタルの解説テープなどがある所では借りることにしています。でもそういうものは必ずしも「知識」を蓄積する為でなくあくまでも自分の見方にヒントを与えてくれると言うものだと思います。 どうか様々な異なる傾向の作品もどんどんご覧になって下さい。そしてアート空間を楽しんで下さいね。
その他の回答 (3)
- nekokichi03
- ベストアンサー率37% (59/156)
見方は人それぞれでいいと思います。 人に言われたとおり「こうしないと」「こうやって見よう」とすると雑念が入って集中できないと思いますので、好きなようにご覧になるのがいいと思いますよ。 余計なことを考えなくても、直感で気に入ったものならじっくり見たいと思いますし、集中できないのなら好みじゃないということです。 私の見方は、まず絵の前に立ち、全体を眺めます。いいな、と思ったものは、自分でどこが気に入ったのか考えてみます。その後、キャプションを読みます。タイトルや解説文から作者の意図などを読み、もう一度絵を見ます。そこで見方が変わったり、なるほどこういうことか、と納得したりします。本当に気に入ったものは、理屈がわからなくても絵の前を離れ難くなります。ベンチに座ってしばらくぼーっと眺めたりします。 特にピンと来なかったものでも、キャプションを読むと意味がわかって面白かったりするので、キャプションは必ず読みます。(余計な知識はつけない方が純粋に絵の良さを味わえるという意見もあります) 最後に、展示室を出る前に、もう一度部屋全体を眺めます。作者や学芸員さんは絵の配列も考えて展示されているので、そういう全体の流れを見たりします。また、かなり離れてみることで、なぜか目に入ってくる作品があったりします。特に大きい作品は、遠く離れた方が作品全体がよく掴めます。 以前は、せっかく来たんだから全部じっくり見ないと、と気負っていましたが、その場で興味を持てなかった作品は、時間をかけてみても結局印象に残りません。 なので今は、別に趣味で見ているだけなんだから、気に入らないものは飛ばしてもいい、というくらいの余裕というか、ワガママな見方でもいいんだ、という気持ちで見ています。好きなものを満喫できれば充分だと思いませんか?(^-^)b
お礼
なるほど、一度説明を見ずに全体を眺め 説明を読んでから また見ると世界が変わるかもしれないですよね。 ありがとうございました!
- watercolors
- ベストアンサー率46% (267/575)
できるだけ、先入観念というか、そういうものを持たないようにしています。 まっさらな、予備知識を持たずに、その絵からでるアウラを感じとれるようにします。 作者と、私のコミニュケーションに、第三者の意見は必要ないです。 心通じ合う作品に出会ったときは、身震いがしますね。 言葉では言い表せない何かです。 まぁ、そういう作品に出会えるチャンスは少ないですが・・・・ 作者と直接話せた時は、とても嬉しいですね。 絵とは、コミニュケーションの一つの手段だと思います。
お礼
作者と話したことは ないですね。 でも あなたのお話を聞いて 作者さんとも話してみたいと思います。 ありがとうございました。
ひとそれぞれアプローチの仕方は違うと思いますが、 私は絵を描いていたので、技法に目をやってしまい、 デッサンの正確さ等を感心して眺めてしまいます。 主人は歴史好きなので、一緒に行くと、カラバッジオを見ながら、 「安土桃山時代だ。」とつぶやきます。 そうすると、画面だけに集中してた気持ちが、時系列と合わさって、 その絵に対して想像が膨らんでいくのでとても面白いです。 キュレーションに興味が有る人にとっては、作品そのものもそうだけど、 ライティングや、配置、説明書きの内容や展示方法に興味が出て来るのでしょうし。 たまに、内容はともかく、見せ方に感心する展示会がありますよね。 音楽に興味がある人は.....、とまぁ、人それぞれの楽しみ方があるんですよね。 ただ漠然と見るだけではもったいないというのも分かりますが、 3回目の展覧会で見えなかった物が30回目の展覧会では見えてきたりもしますし。 たぶん、出来るだけ説明書きをつぶさに読んで、知識を貯えていくのが良いのじゃないかと思います。
お礼
デッサンの正確さを見てみるのも いいですよね。 ライティングや、配置、説明書きの内容や展示方法は 何も考えていませんでした。いちど考えて見ます。 ありがとうございました。
お礼
全体から受ける自分の印象が大切なんですね! わたしも上手い下手は絵に関してあんまり思ったことがありません。 失礼ですが、汚いような絵画も『これが美術なのか』と感心してしまいます。 どうもありがとうございました