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愛国心が存在することによって発生するメリット
愛国心教育が必要と考えておられる方にお伺いしたいのですが、子供に愛国心を持たせることによって発生するメリットは何でしょうか? あまり愛国心、ないし愛国心教育のメリットに関する論を見かけないので・・・。(単に僕が不勉強なだけかもしれませんが・・・。) ※議論になることを避けるため、お礼文が簡略になるかもしれませんが、どうかご容赦ください
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難しいですよね。しかし、みんなのために何かをするとすることを教えることに否定的な人は誰もいないのではないでしょうか。「家族のため」「クラスの人のために」「仲間のために」「学校のため」でも否定する人はほとんどないと思います。「郷土のために」「○○市のために」「○○県のために」としても同じだと思います。それを「世界のために」としても同じ。しかし「 」の中が「国のために」となった途端に日本人はアレルギー反応が起きる。「国のため」=戦争、国家の犠牲、人権の制限・・・そういう風になってしまっていると思います。大切なのは「 」後の何をするかであり、「国のために」の後に個人の自由や平和などが犠牲にしてはならないことをきちんと押さえれば、現在のように個人の権利の主張を優先しすぎる「利己主義」「個人主義」を是正し、みんなのために行動する「公共心」「公」を育てる意味での愛国心教育も必要でないかと考えているのですが。いかがでしょうか。自分の国を愛せない人が他の国を愛することはやはりできないと思うのですが・・・
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- hiroshyu
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この話をする時に「愛国心反対」の人は例外なく 「ナショナリズム」と「祖国愛」を混同しています。 「ナショナリズム」とはすなわち 自国の利益の為に他国の迷惑を顧みない 帝国主義的な思想の事です。 そして「祖国愛」とは単に自分の国のを「誇りに思う、愛する」などの意味です。 私は愛国心教育に賛成しています。 そして我々賛成側が言う「愛国心」とは「祖国愛」の事です。 ほとんど全ての世界中の国の国民は「祖国愛」の感情を持っています。 もし、反対派の方々が仰るように「愛国心」=「祖国愛」が戦争に繋がるなら 今頃世界は第三次世界大戦の真っ只中になければならず この時点で「愛国心」=「戦争」という理論は破綻しているのです。 むしろこれは世界平和に繋がると言う事ができます。 自国を愛する事すらのできない人間がどうして世界中の国を愛する事などできるでしょう? さて、メリットという事ですが そんなものは一々数え上げるまでもありません。 自らの家族、郷土、国、そしてそこに所属する 自分自身に誇りを持つことで、卑怯を憎み、弱者をいたわる心が生まれるのです。 これはメリット以前に人間の理想とすべき社会を構築するにあたって 大前提になる要素です。具体的な実例という事になれば イギリスのサッチャー政権の行った教育改革について調べてみる事をお勧めします。 こちらでは少年犯罪の件数や学力の遷移など 具体的な数字を伴って成果の出ている様子がご覧いただけるかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 (コメントは、補足の方に書かせていただきます。)
補足
皆様、ご回答ありがとうございました。一部の方にはお礼が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。皆様のご回答を元に、改めて愛国心、又、愛国心教育について考えてみたいと思います。4、8の方の仰っていたイギリスの政治・法律や、日本の憲法なども、時間に余裕が出てきたら、調べてみます。(簡略なコメントで申し訳ありません・・・。もう少し細かく書こうと思ったのですが、どうも上手くまとまらないので・・・。)
- ipa222
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愛国心を持つ人を抽出すると、逆愛国心(要するに日本をダメにしようと意図することです)を持つ人が浮き彫りになります。 そこが目的です。 愛国心を持たなくても、日本や社会、地域をダメにしようとしなければ実害はありません。 そう言う人が一番多数派でしょう。 小さなグループでも社会デモ、一番やっかいな存在が、その集団に所属しているのに、その集団が悪くなることを願い、巧妙にそのような行動をする人です。本人が意図している場合もありますし、無意識にそのような行動をする人がいます。 ドラえもんの登場人物では、スネオのようなタイプですね。 単に、他人の足を引っ張ったり、集団を壊したりするなら、まだしも、他の集団と連携して、一緒になって壊す悪意のある人(団体)が存在するのです。 その人達が、「愛国心」という言葉を聞いただけで、頭に血が上って荒れ狂っているのです。 国家という存在が、シームレスに横に広がることや、個人の成熟と共に、非常に曖昧になっています。 愛国心と言われて、時代錯誤な印象を受けますが、やましいことをしなければ、悪い成績を付けられることもありません。 右翼でも左翼でもないなら、特に影響のない話だと思います。 現在、北朝鮮が追いつめられつつありますので、それを支援する団体は、ピリピリしているのでしょう。暗い過去も、いずれは表に出てきますから。 子供の教育の場で、右翼と左翼が戦争することが終われば、こうしたことは、何の問題にもならなくなります。 英国でもコートジボアールでもコスタリカでもカナダでも、恐らく問題にならないでしょう。 日本は東西冷戦の激戦地、朝鮮半島に隣接する地理上の理由で、様々な工作員が活動しているということです。 やっかいなのは、国の税金で働いているのに、勤務中に国をおとしめる行為を行う人(団体)がいることですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 (コメントは、最後の方の補足に書かせていただきます)
- phj
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愛国心に関する教育は、日本以外の国ではほとんど行われているはずです。 日本は例外的に愛国心教育をしない国です。 理由はいろいろあります。 米国は、小・中学校で毎朝星条旗に忠誠を誓う言葉を全員で唱和します。 これは、米国が移民で出来た国のため「アメリカ人」とは、旗と理念に忠誠を誓った人であればよいとする考え方からきているそうです。 また、各国にははいろいろな成り立ちがありますが、大体どの国も国境で、他国と接していますので自国と他国はなぜここで線が引かれているのかという教育をすれば、そのまま愛国教育になっていきます。(日本だとあまり例がありませんが、竹島問題など普通のことだということです) ですので、日本が愛国教育をすることはそれほど問題ではありません。 いちばん問題なのは、どのような愛国教育をするかです。 日本には、これといった国境紛争がありません。(竹島問題や北方四島は国際法学問題で、隣国と国境線を争った戦争の歴史ではありません) また理念があってそれに基づいて建国する(米国・ブラジルなど)ような国とも違いますので、国の理念とは何か、というところから本当は議論しなくてはならないでしょう。 ただちゃんと行えばメリットはありますよ。 日本人はあまりにも自国のことを知らなすぎます。また国旗・国歌が国際儀礼でどのように扱われているか学ぶこともできるでしょう。(イラクや中国などで国旗を燃やすことは、その国民に対する最大の侮辱だということを、ほとんどの日本人は知らないでしょう) 日本は島国でしたので、国際紛争とは無縁でしたが、これからはそうはいきません。 国とは、「生活のための最大の安全保障単位である」という原則を思い出す必要があるからです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 (コメントは、最後の方の補足に書かせていただきます)
国家権力側の人間にとってこれほど好都合なことも ないでしょうね。 以下は、蛇足ですが(ご存知かもしれませんが)... 。 このことに関する知見を深めるには、 通説的な憲法学、英米法の法原理、立憲主義憲法の特質、 憲法の目的である人権保障について学ぶのがよいと思います。
お礼
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ご質問の "含み" はなんとなくわかりますが, 私の個人的な感情として愛国心って必要なのではないかと思っています。 先に言っておきますが私は決して "右" ではありません。 自己分析してみるとどちらかというと "左" に近いとは思います。 でも,それとこれとは話が別です。 まず,「自分を愛する」ということが人にとって大切なことだと思います。 自分の身体をいたわるとか,知識や意欲の向上に努めることです。 そして,親や子や兄弟を愛する事が大切です。 これがなくなると家庭崩壊します。 そして,学校や地域を愛することが必要です。 つまり身の周りの人間をいたわる気持ちです。 そして,市町村や県,地方を愛することも必要です。 人間は文化によって生かされています。 今自分が生きている現実は,身近な人間の知識や文化によって成り立っているのです。 最終的に地球を愛する気持ちも大切です。 人間は地球によって生かされています。 それに 「愛・地球博」 どうどうと地球を愛することをテーマに開催されました。 なんで,愛国心だけが非難される必要があるのです? いや,愛国心が非難される理由もわかります。 戦争に結びつくからです。 県レベルや地球レベルでは,いわゆる戦争は起きませんが, なぜだか中途半端な国レベルになると戦争が起こる。 でも,それってデメリットの単なる一面ではないですか。 個人的私にとっては, 自分を愛するからこそ自分が向上して生きて生きていける。 地球を私を含めてみんながもっと愛せば,もっと良い地球になれる。 それと同等に思っています。 自分を愛さずにいたら,自分は崩壊しますし,より良い人間にはなれません。 地球を愛さずにいたら,住む場所がなくなります。 中途半端なレベルですが,国も同じです。 良い意味で国を愛することは大切なことではないでしょうか。
お礼
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自分の国に愛着をもてば、もっと政治にも関心を持ち、社会参加を促すんじゃないでしょうか。 嫌いな国なら選挙にも行かず、どうでもいいと思うでしょうが、好きな国なら良くしようと思うでしょう。
お礼
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難しいですね。 10年ほどまえ韓国では金融危機のときに国民がこぞって金融資産を国に寄付したそうです。国にとっては政策がやりやすいでしょうね(国民に共通の方向性があるのならそれに従って政策を立案できます)。 また、このような教育は同時に国民のモラルを高める気がしますね
お礼
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