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茨木のりこさんの「自分の感受性くらい」という詩が大好きです。
私はこの詩が大好きです。茨木のりこさんてどんな方なの知りたいです。教えて下さいませんか。
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こんにちは。詩は良いですね。 他に、「私のカメラ」という詩も良いですよ。 私は茨木さんの「私が一番きれいだった時」という詩を初めて見たときの衝撃といったら忘れられません。それまで、「戦争の詩」といえばまず原民喜を思い浮かべていた私にとっては、非常に新鮮でした。 (↑ただ、原民喜さんのほうは原爆の被害・被爆者の願いを、茨木さんのほうは戦争で青春を奪われたが、それでも立ち上がっていく女性の姿を、それぞれ描いたものなので単純に比較できないことはお断りしておきます)戦後日本は、まさに茨木さんのような国民一人一人の立ち上がりによって復活していったのだと思います。 「私が一番~」なんか特にそうなのですが、茨木さんの詩からは「一人で生きていく女性の気高さ」のようなものを感じます。実際、茨木さんは生涯独身でした。このことと、「私が一番~」で描かれている「奪われた青春」とが関係しているように思えてなりません。 でも、それは決して茨木さん自身が望んでそのようになったわけではなく、戦争という非常事態下で、頼りたかったはずの男たちが居なくなり、しかたなくそう生きざるを得なかったという点も注目すべきではないでしょうか。 そして、残念ながら今年、お亡くなりになりました。一人で亡くなっていった茨木さん(遺体を尋ねてきた人が発見したのです)は、死因も特定されていません。しかし、不謹慎を承知で言わせて頂けば、茨木さんらしい最期だったような気がします。 また一人、惜しい人が亡くなりました。
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- fine_day
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こちらのページが参考になると思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%A8%E6%9C%A8%E3%81%AE%E3%82%8A%E5%AD%90 http://matsuda.c.u-tokyo.ac.jp/~ctakasi/hatachi/ibaragi.html 「自分の感受性くらい」は「わたしが一番きれいだったとき」とともに国語の時間に教科書で目にしました。 女性としての思い、戦争の傷跡…思い出に残っている詩人さんです。