こんな記載をしたのはどこのホームページですか?
IEEE1394とATAは全く成立から規格まで別物です。
ATAはIDEと呼ばれる派生規格が数あるハードディスクインターフェース規格の中で、国際規格DMA(ATA)として統一された規格のことを指します。
ATAttachmentの略で
速度や機能の向上ごとにATAにはATA~ATA-6そして、次世代規格であるSerialATA-1以降(開発中)があります。規格の元はアメリカのANSI(アメリカ規格協会)です。
速度は、ATA-133で133MB/sの転送速度があります。
対して、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394)は電気電子学会が策定しています。
外部ストレージデバイス専用の規格でプラグアンドプレイが売りの拡張端子です。プラグアンドプレイとはパソコン起動中に接続プラグ抜き差しできる規格を指します。
使いやすさからストレージデバイス(周辺機器)、ネットワーク、ビデオ編集、家電機器にと広く利用されており、特に家電では特定のコントローラーやハードウェア機能に依存しないOHCIなため、幅広く使われています。
規格としてはSCSIと呼ばれる拡張インターフェース市場で最高速(現在最大640MB/sで転送化)な規格に近く、それを手軽にした物といえます。
速度は現在普及のIEEE1394aが50MB/sで最新規格のbで最大3,2Gbps(400MB/s)に達します。ハブを利用することで最大63機器(端子拡張用ハブ含む)を同時接続することが可能です。ただ、細かな規格が多く端子があれば機器同士を必ず接続できるわけではなく、コントローラーや機器同士がそれぞれ対応している必要があります。
そのため下に記載のUSB2,0にその座を奪われ、家電の標準規格となる可能性が高いとされます。
同様のストレージ向けの拡張端子にUSB2,0(60MB/s)があります。これらはハードディスクも含めたストレージデバイス用の規格です。127台(ハブ含む)の周辺機器が使えます。コントローラーはEHCIとなります。
ということです。
ATAはあくまでハードディスク(ATA)とCD-ROMドライブなどの(ATAPI)限られた機器を繋ぐ専用端子で、主に内蔵ドライブ向けに使われます。
以前は速度安定性や信頼性でマイナス評価がありましたが、現在はSCSIには劣りますが、かなりの信頼性と速度があります。
既に、SerialATAへの発展が約束されています。
IEEEやUSBは各種周辺機器用のインターフェースで手軽にいろいろな機器とPC(1394はPCを介さずに機器同士を結ぶことも可)を結ぶのに使います。とにかく使いやすさ重視の規格です。その反面、相性問題などが多少多く信頼性や安定性が低いです。
SCSIはPCと各種周辺機器を結ぶ規格で、何よりも信頼性と速度を重視するサーバー、ワークステーションなどに主に使われます。
これらは近い将来に統合されることはないと思いますよ。
もし何かあれば補足を・・・
お礼
細かい説明ありがとうございました。 非常に勉強になりました。