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カール・ライスターの室内楽録音について
カール・ライスターがモーツァルトとブラームスのCl五重奏曲を組んで録音したものには、ベルリン・ゾリステンとのものと、ウィーンSQとのものがとりあえずあったそうなのですが、率直なところ、どちらがどういう点で良い演奏でしょうか?また、他の録音も今はあるのでしょうか? つい最近、ベルリン・ゾリステンとの旧録音がapexの超廉価盤で出ているのを見つけて、随分安いけど内容はどうなのかな、と興味を持ったところです。 室内楽に関しては、全くの初心者です。宜しくお願いします。
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ウィーンSQとのものが81年の録音、 ベルリン・ゾリステンとのものが88年録音と思います(ベルリン(フィル)・ゾリステンとはモーツアルトを65年に録音しています。)。 「ベルリン・ゾリステンとの旧録音」と書かれていますが、「apexの超廉価盤」とあるので、ワーナー(旧テルデック)の上記のものと思います。 で、演奏ですが、あくまでも素人の印象ですが、 要するにウィーン・フィルとベルリン・フィルとの違いみたいなところがあると思います。 ウィーンSQとのものは、柔らかな弦楽に乗ってライスターのソロが歌う、という感じ。 ベルリン・ゾリステンとのものは、クラリネットも含めたアンサンブルという感じ。 録音も、前者はカメラータ特有のアナログ的なウォームな感じで、後者はデジタル的なすっきりとした録音に感じます。 このように書くと対照的なようですが、あるいは先入観からかも知れず・・・。あとは好みと言わざるを得ません。 それと、カメラータ盤は入手しにくいのと、廉価盤はほとんどありません。 なので、私も先にテルデック盤を入手しましたが、(ご質問のものと同一であれば)廉価盤ならお買い得だと思います。