「定常光」…ずっと点いたままの灯りです。代表的なものが「太陽光」。
それ以外にも電灯や蛍光灯、水銀灯などがあります。
「フラッシュ光」…「瞬間光」とも言います。
カメラのフラッシュ、ストロボ、スピードライトなどを指します。
※なお、これらは名称が違うだけで同じものです。
露出計によっては瞬間的な光の明るさを測定できないものがありますから
上記の2種類の露出計を使い分ける必要があります。
が、フラッシュ光を測定できるものはたいてい定常光も測定できますから
2台を揃えるつもりなら「フラッシュ光」用の露出計だけで足ります。
メーカーによって「ストロボメーター」「フラッシュメーター」などの呼び名があります。
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「色温度計」…露出計が光の「明るさ」を測るのに対して
こちらは色の温度、つまり発色を測ります。
太陽光の下で白い紙を見ると「白く」見えますが
それを蛍光灯の下で見ると緑色に、電灯の下で見ると黄色に見えます。
また、太陽光でも朝夕や日陰などで発色が違います。
そうした照射光によって変わる発色の違いを測定するものです。
※これは主に写真撮影などの機械作業に必要なものです。
人間の目はこれらを自動的に補正して見ていますから
どんな照明の下でも白い紙は「白く」見えますが
それを写真に撮ると上記のように色が付いて写ります。
それを補正するための測定器です。「カラーメーター」とも呼ばれます。
これは一般の人にはあまり必要のないものです。
おもな用途としては、物体の色を正確に撮影したい場合、
例えば僅かな黄色やピンクのウエディングドレスと真っ白のドレスを
分けて正確に記録したい場合などに用います。
お礼
ご回答いただき有難うございます。 おかげさまで、何となくですが理解することができました。