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顔面神経麻痺のリハビリについて
私の妻がハント症候群の顔面神経麻痺になりました。 あるホームページでは低周波治療はよくないと書いてありますが 入院先の病院では低周波治療を薦めています。(軽度・中度の場合には)。低周波治療は受けたほうがよいのでしょうか。
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■顔面神経麻痺のリハビリについては時期が問題です。よくお読みください。 ■発症1週間の間は、神経が部分的に浮腫状になって(腫れて)いますので、過度な刺激はよくありません。寒冷や刺激は避けて、心身のストレスからも遠ざかるようにできるだけ安静を保つようにします。極端に言えば、病人としてベッドで過ごしてもよいくらいです。ほこりからの眼球の保護のためにも外出も控えるようにします。ステロイドの効果は限定的ですが、早期回復のためには意味がありますので、糖尿病などステロイドの使用に問題がある場合以外は服用が推奨されます。 ■ステロイド服用を漸減していく2週間目以降は、機能回復を促す時期ですので、自己運動を積極的に行い、低周波治療も有効です。3週間以後は血行促進の目的でマッサージ、鍼灸、温熱療法などを組み合わせていきます。 ■50%の方は3週間目にはかなり回復しますので、複合的なリハビリまで行う方は全体の20-30%くらいとなります。 ■逆に3週間目まで何も回復が無かったり、悪化していく場合には他の病気を除外しなくてはなりませんから、検査を繰り返すなどします。 ■顔面神経麻痺は(診断が正しければ)「どんな治療法でも適当に治る」ことが多く(6割くらい)、自己流の間違った治療法を信じている医者や施術者(鍼灸師や療法士)も多いのです。けれども、中等~重症の場合は、タイミングと治療内容によって後遺症に差が出てきます。 ■重症例には電気生理学的な顔面神経の検査(ENoG: Electro-neuronograph と言います)を行い回復の見込み具合から手術の適応となる場合もあります。
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■星状神経節ブロックも主に血流の改善を目的として行うものです。開始する時期には概ね1週間が目安ですが、急性期を除けば、開始時期の2-3日の前後の差は医師の方針や考え方で差はあるものの問題はないでしょう。 ■まずは標準的な治療がなされていると考えます。
お礼
安心いたしました。ありがとうございます。
お礼
親切丁寧にお答えいただきありがとうございます。
補足
親切丁寧にお答えいただきありがとうございます。 今日で麻痺の症状が出て5日目です。入院しています。 ステロイド剤の点滴と飲み薬を服用しています。 4日目で星状神経節ブロック注射+運動療法をはじめました。 時期尚早でしょうか。