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高血圧症患者さんについて (内腔狭小化について)

心エコーに携わっています,疑問に思うことがあります高血圧の患者さん及び肥大型心筋症の患者さんの場合,心筋肥大により左室内腔が狭小化し容積減少により上流からの血液は減少するのでしょうか?また駆出血液、末梢の循環血液量も一般の人より少ないのでしょうか?

みんなの回答

  • ebisu2002
  • ベストアンサー率59% (1878/3157)
回答No.3

PRendからの算出ですが理論的には使える方法です。(肺動脈狭窄とは肺血管抵抗の上昇の意味ですね) ただし、LVEDPは10程度?15以上?18以上などと1桁の数値でかなり意味合いが異なるものです。 それに対してPRendは通常1m/s程度でそれから算出する圧は仮定で加算するRVEDPやRVPの圧よりも小さく、結果に対する実測値の割合が低く仮定値のほうが多くを占めるため計測~算出する意味はそれほど高いとは言えません。2m/sに近づくほどであれば上昇していると判断することに問題ないと思います。

shikehina
質問者

お礼

いつも貴重な回答有難うございます。PRendよりの算出で角度補正後2m/s程度であれば、LVEDPの上昇が確定され心不全が示唆されますね。よく理解できました。 いままで恣意的解釈で検査施行し苦悩していた所がありました。少し自信がもてました。幾度もこちらへ寸暇惜しんで回答して頂いたことに心より感謝いたします。

  • ebisu2002
  • ベストアンサー率59% (1878/3157)
回答No.2

心不全でのCO減少は種々の代償機構によりカバーされますからその低下から心不全の程度をみるのは感度の低い方法です。 お考えのように拡張不全優位の心不全を表すにはLVEDPがいいのですが必ずしも簡単に推定できるものとは言えません。 LVEDPも併せて表示とのことですがどういった内容のことでしょうか

shikehina
質問者

お礼

いつも回答有難うございます、LVEDPですがPRを有する患者さんの場合、PRをドプラで捕らえdiastole末期ECG,QRSの頂点での圧較差算出し、右房圧10mmHgを加えています。前記計算法でLVEDPの推定が可能と考えています。勿論肺動脈狭窄が否定され、af,etcなどのarrhythmiaが無い患者さんの場合です。またLV,inflowのE,A波さらに肺静脈での2次的所見も計測できれば、参考にさせて頂いています。以上LVEDPの推定が可能であれば収縮,拡張不全での代償機序の有無に関わらず有意義な指標となると考えているんですが。

  • ebisu2002
  • ベストアンサー率59% (1878/3157)
回答No.1

求心性肥大の場合、左室拡張容積EDVは減少しています。 ところでSVの算出法は理解されていますか? 拡張期容積だけでなく収縮性が関わる収縮期容積も変化し、その差で1回拍出量が変化します。さらに心拍数で変化しますね。 もっともこうした容量計算からの心拍出量よりもドプラ法での算出のほうが常用されているのが現状です。

shikehina
質問者

お礼

早速の回答有難うございます.ドプラ法でのSVの算出法とは,CSA,TVIでの計測値の事でしょうか?普段常用していませんが,心不全の患者さんの場合は上記CSA,TVIにHRを積算してCOを活用させて頂いています.加えてLVEDPも併せて表示するようにしています,HT,HCM,etc の患者さんにおいてはEDV減少以外にcomplianceも低下 していると考えますので,LV,inflow減少,よって心拍出 量減少と考えているのですが,