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怪物・怪人の苦悩が書かれた本教えてください。
クーンツの「ウォッチャーズ」を読みまして、 <アウトサイダー>と呼ばれるモノの境遇に 号泣してしまいました。 そのほかは、 スーザン・ケイ「ファントム」 東野圭吾「変身」 宮部みゆきの超能力モノ。 「フランケンシュタイン」とか・・。 忌み嫌われ、恐れられるモノの苦悩と憎悪、 理解者を獲て、救われるか。または、 救われそうになるけど、やっぱ無理だった・・。 みたいな^^; 主人公じゃなくてサイドストーリー的扱いでもいいです。 児童書でも、国内外作品どちらでもいいです。 ライトノベル以外で宜しくお願いします。
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はじめまして。 「ファントム」を読んだのでしたら、ぜひその元となった「オペラ座の怪人」の原作を読んでみてほしいです。 「ファントム」のほうが、怪人の苦悩と人生に焦点を絞っているため質問者様の好みには合うかもしれませんが、背景を知る上でも役立つと思いますので。 また、「ファントム」と同じく「オペラ座の怪人」から生まれた後日談「マンハッタンの怪人」も合わせて読んでみると面白いかもしれないですね。 あと、個人的なお勧めは小野不由美さんの「屍鬼」。 単純な「悪 vs 主人公」 ではなく、対峙する人間側とアウトサイダー側両面の心理が丁寧に描かれているので、怖いやら悲しいやら。 なんか、私もそういう「受け入れられない悲しみ」みたいなテーマは好きで、色々と読んでいるはずなのに、とっさに思い出せないのですが・・・。 とりあえず、参考になると良いのですが。
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- nemosan
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怪物・怪人というか霊能者ですが… 『岡山女』岩井志麻子(著) 情夫に斬られた片目の所為で死霊が見えるようになった女性が主人公。両親に霊媒師に祭り上げられて様々な怪事件を解決、最後は救われます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043596030/ 実はこの女性の元ネタ的存在が登場する同じ作家の作品があるのですが… 『ぼっけえ、きょうてえ』岩井志麻子 (著) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048731947/ この本の表題作に登場する女郎が…正に恐れられるモノです。
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ありがとうございます。 「岡山女」直木賞候補にもなったのですか。岩井さんは すごくオドロオドロしい作風のイメージがあるので、 正直怖いですけど; でも、連作短編集ってことなので、 ちょこちょこ読めそうですv
こんにちは S・キングの超能力もので 「デッド・ゾーン」と 「ファイアー・スターター」 はいかがでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 アマゾンレビューを見たら、とっても好みっぽいです! キングはひたすら怖いのしか、読んだことないんですが、 次回のキング作品はコレにしますv
- par007
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超絶のものの内面なら、菊地秀行の魔界都市ブルースシリーズを薦めます。 あらゆるタイプの超人、魔物、その苦悩や美学を耽美に描くという点で最高です。 (主役はあんまり悩んでません・・・) 同じく菊地秀行の「D」のシリーズ(朝日ソノラマ)では、吸血鬼と人間のハーフを主人公とし、人から受け入れられない彼が泣かせます。(特に北海魔行のラストが好きです)
お礼
ありがとうございます。 どちらのシリーズもとても人気があるようですね! 興味はあったのですが、 表紙で二の足を踏んでました・・。 (すみません!)内容はとても面白そうです。 バトルちっくな話なのかと思ってました。 苦悩も描かれているようなので、 これを機に北海魔行読んでみます!
- TOM-SAWYER
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25年ほど前に読んだ「かいぶつになっちゃった」という絵本。 あらすじは、 森の奥には怪物が住んでいる。 という噂を聞いた森の動物たちが、怪物を追い払うために、 みんなでくっ付き合い、その怪物よりも大きな怪物になって 森の奥へと出掛けます。しかし、森の奥には怪物なんていませんでした。 やれやれと安心した森の動物たちは、お互いに離れようとしましたが、 くっ付いた体がどうしても離れません。 そう、いつの間にか自分たちが怪物になっていたのです。 そして、森の仲間の所にも戻ることが出来なくなった怪物は森の奥へ一人寂しく進んで行きます・・・。 という非常に哀愁漂う、しかし、普通と呼ばれる人々が一番怖く、 外見だけで差別している者達に、本当の怪物とはいったいどっちだ。 という問題提起にもとれ、幼心にも非常にインパクトを与える作品でした。 しかし、25年前の記憶ですので、かなり内容が歪曲してるかも知れません・・・。ご参考までに・・・。
お礼
ありがとうございますv あらすじを読ませていただいてとても興味を持ちました。 さっそく図書館で借りたいと思います。
書籍でなくDVDで申し訳ないのですが「エレファントマン」を。 何しろ実話ですし、 “忌み嫌われ、恐れられるモノの苦悩と憎悪、 理解者を獲て、救われるか” という点では必須かと思います。
お礼
早速回答ありがとうございます。 まさにぴったりなお話ですね。 実話というのが恐ろしいですが、 今度借りてみたいと思います!
お礼
ありがとうございます。 そうですよね。「オペラ座~」 元々の話よんでませんでした・・。 マンハッタンの怪人も書名は知ってるんですが、 スーザン・ケイのファントムで 満足してしまったので手を出してませんでした。 屍鬼!面白そうですね! 対比されると、せつなさが倍増って感じがします。 楽しみです☆