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福祉国家の凶悪犯罪率は高い?
スウェーデンなどの福祉国家では凶悪犯罪が多いと聞いたのですが本当でしょうか? もしそうだとすれば福祉による社会の充実と因果関係あるのでしょうか?
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警察に報告があった件数ではなく、実際に被害にあった比率を調査した結果が、 1995年が↓(末尾の方の1表 国別の「世帯犯罪被害」及び「個別犯罪被害」の被害率) http://www.moj.go.jp/PRESS/000331-2.html 1999年調査の結果は、平成13年版犯罪白書の「第2編 犯罪者の処遇と犯罪被害者の救済 第6章 犯罪被害者の救済 第2節 犯罪被害実態の国際比較 3 諸外国との比較」にあります。(↓で検索可能) http://hakusyo1.moj.go.jp/ 「何をもって凶悪犯罪と呼ぶか」にもよるでしょうが、これらの資料にのっている中で、スウェーデンやフィンランドの、(例えば)暴行の被害率が突出して高いようには見えません。 国連の調査から、警察が把握した10万人当りの殺人発生率は以下の通りです。 確かに、スウェーデンとフィンランドは高いのですが、スイスやチェコと決定的な違いはないし、デンマークは低いし、上の数字とも合わせて考えると、福祉国家は凶悪犯罪の発生率が高いってホントかいな、って思ってしまいます。 アメリカ 5.62 イタリア 1.12 英国 2.03 オランダ 0.97 カナダ 1.67 スイス2.92 スウェーデン 2.45 チェコ 2.29 デンマーク 1.04 ドイツ 1.11 ハンガリー 2.00 フィンランド 2.54 ベルギー 1.50 ポーランド 1.87 (元ネタ↓) http://www.unodc.org/pdf/crime/eighthsurvey/8sc.pdf
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- 90039
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おそらく関係あると思います。日本では服役した人間は出所後は職が見つからず生活保護受給者になる確率が高いそうです。誰だって前科者よりまっとうな人間を雇いたいでしょうから当たり前です。普通の人間は‘もし犯罪を犯し前科者になったら仮に刑期を終えても社会的に抹殺され生きていけない。‘という考えが働きます。これが犯罪抑制力になります。ところが日本などの福祉国家(というより悪平等社会のなんちゃって社会主義国家)では犯罪を犯しても結局は‘福祉‘という保護があるので犯罪抑制力にならないのでしょう。‘今こいつをぶっ殺しちゃっても、出所後は生活保護で生きていけば困らないや‘と思えば犯罪行為も躊躇しません。日本も社会保障制度や福祉を大幅に削減する必要があります。日本やスウェーデンは社会主義政策をずっととってきましたが、ここにきて‘社会主義の負の面‘が急激に表面化してきています。
凶悪犯罪が多いとは聞いた事がないですし、福祉国家に住んでいたときも、いたって平和だった、という記憶しかありません。 そりゃ、たしかに、事件はありますが、治安の善し悪しでは、どちらかと言えば良かったと言う印象でした。 あくまで、印象ということですので、データとしては、下の方のおっしゃっている通りなのでしょう。
- emily-2006
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スウェーデンに関しては、福祉制度の他、人事制度や各種制度が充実と言うか、日本とはまた違う体形で 「整ってる」という部分も確かにあります。 そういう国では、それに甘んじる者が凶悪犯罪を起こしたりそこから外れてしまった人が犯罪を起こすという部分があると思います。 これは今日本で騒がれてる格差社会に似た考え方があるかもしれませんが、福祉が整うと=凶悪犯罪が多発という法則ではないと思います。 環境が整うと、ある意味犯罪のレベルもあがると言う部分はあるかもしれませんね。