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電電公社と他の会社  

昔、電電公社が民営化した時に、 何社か別の電話会社が出来た かと思いますが、そのそれぞれの会社は、 NTTの物ではない、別々の電話線を 使っていた、ということで合っているの でしょうか? それから利用者が、そういった別の 電話会社を使いたい場合は、各自 書面か何かで申し込みをして、 そちらを使っていた、という感じに 思っていていいのでしょうか? それから、それぞれのシェアっていうのは、 どれぐらいだったのでしょうか? よろしくお願いいたします!     

みんなの回答

回答No.3

No.2です。 >マイクロウェーブというのは聞いたことがなかったので、よろしければどういったものなのか、教えていただけるとありがたいと思います。 マイクロウェーブというのは簡単に言えば品質の良い無線のことです。ちなみに電子レンジで使われるのもマイクロウェーブです。 >中継部分だけでなく、足回りという所も自前の電話線でやろうということはしていなかったのでしょうか? >すでにNTTの回線が普及していて、それは難しかったということなのでしょうか。 足回りまで含めて提供するのが本来の姿ですが、それをやるには膨大な投資が必要になりますので、そんなことは企業としてはできません。というよりも、当時新規参入した企業は、特に価格が割高であり、少ない投資でリターンが期待できる市外電話以外に参入するつもりなどさらさらありませんでした。NTT側から見れば、おいしい上澄みだけをとられるという意味で「クリームスキミング」と言われていました。その後値下げ競争や数々の制度上の変更もあり、だんだんその旨みはなくなっていきます。 >何となくイメージとしては、せっかく民営化とか自由化がされたのなら、足回りの間とかも自前の回線を使って、シェアもかなり多くあっても、おかしくはなかったんじゃないかなあ、みたいに思っていました。 現在でもKDDIや日本テレコム、平成電電などが「おとくライン」等の名前で加入者宅までの直収サービスをやっており、あたかもすべて自前の回線をもっているように見えますが、各社がもっているのは電話局間の回線だけであって、今も設備はNTTから借りているのです。基本的な発想は、既存の設備を共用できる仕組みをいろいろと役所が決めて、各社はそれをもとにいろいろなビジネスモデルを考えて利益を生み出そうとしているわけです。 こんな感じでいかがでしょうか。また何かあればご遠慮なく。

回答No.2

こんにちは。 1985年のNTT民営化と同時に電気通信市場の自由化が実施されました。これに伴って、概ね第二電電(DDI、京セラ主体)、日本テレコム(国鉄主体)、日本高速通信(TWJ、道路公団・トヨタ主体)の3社が中継系NCC(ニュー・コモン・キャリア:新規参入事業者)として設立され、86年に企業向け専用線サービス、87年に一般市外電話サービスを開始することになります。このほか、国際系では日本国際通信(ITJ)と国際デジタル通信(IDC)の2社、少しあとに東京通信ネットワーク(TTNet)など電力会社系列の地域系NCCもサービスを始めました。 最もメジャーであった中継系NCCの市外電話(当時は県内・県外という区分はまだありません)についていえば、中継部分(長距離部分のことです)は、DDIがマイクロウェーブ、日本テレコムが国鉄の線路に敷設した光ファイバー、TWJが高速道路沿いの敷設した光ファイバーを自前で建設して使用していましたが、足回り(加入者から市外交換機の間)はNTTの回線に完全に依存していました。 これら中継系NCCに申し込む場合は、通常書面で申込書を送付(例えば日本テレコムなどは現JRの駅に行くと申込書を置いていました)する形だったと思います。サービス開始して7年間くらいは、「ぶつぎり料金」といって、NCCの中継部分の料金+NTTの両端足回り料金という形になっていまして、NCCとNTT間の相互接続点が近くにないと必然的に足回り料金が高くなることから、場所によって価格差があったりしました。その後アクセスチャージという方法が導入され、利用者から見ると前述のような価格差がなくなることとなります。 90年代初頭のシェアは、中継系で言えば、主要都市間例えば東京~大阪などではNCC3社合計で5割近く行ってました。料金をNTTより安く設定できる政策的措置があったからです。なお、当時地域系などのシェアは極小で、地域系シェアが上昇したのはTTNetが「東京電話」を提供開始し、3分10円の固定観念を破ったころからです。 以上、業界関係者でした。

qqq0000000
質問者

補足

こんにちは。 ご回答いただきどうもありがとうございます! 20年くらい前からすでに、光ファイバーが使われていたんですね。 何だか不思議な感じです(笑)。 マイクロウェーブというのは聞いたことがなかったので、よろしければどういったものなのか、教えていただけるとありがたいと思います。 中継部分だけでなく、足回りという所も自前の電話線でやろうということはしていなかったのでしょうか? すでにNTTの回線が普及していて、それは難しかったということなのでしょうか。 何となくイメージとしては、せっかく民営化とか自由化がされたのなら、足回りの間とかも自前の回線を使って、シェアもかなり多くあっても、おかしくはなかったんじゃないかなあ、みたいに思っていました。 今もそういった電話線の利用はあるのでしょうか。

  • hallis
  • ベストアンサー率27% (331/1213)
回答No.1

ご質問の電話の会社とは第一種通信事業者のことを指しているかと思いますが、通信自由化後に民間資本でできた会社をNCC(New Common Carrire)と呼ばれていました。 NCCは大別して中継系と地域系に分かれ、加入者宅内まで電話回線を敷設したのは地域系の東京通信ネットワーク(TTnet)や大阪メディアポート(OMP)のみだったと記憶しています。地域系は電力会社の電力線の保守用通信網を拡張してサービスしていました。 サービスを提供する(お金を払う)会社が違えば当然申込先も違います。 NCCは電話サービスよりも収益性の高い専用回線サービスが主品目でしたから、電話サービスとしてのシェアはほとんどなかったはずです。

qqq0000000
質問者

補足

こんにちは。 ご回答いただきありがとうございます! お答えの中の、収益性の高い専用回線、というのがよく分かりません。 もしよろしかったら教えていただけるとありがたいです。 よろしくお願いいたします!