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猫の骨
今日動物番組を見ていたら猫の骨と人間の骨の数は一緒で、猫の場合大部分の骨は尻尾に集まっているそうです。そこで考えてしまいました。我が家の猫にはお尻に名残のような突起はあるのですが尻尾がありません。この場合うちの猫は骨が形成されていないということなのですよね。なぜ尻尾の無い猫が生まれるのでしょうか?親からの劣勢遺伝でしょうか?
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こんにちは。 人間の骨の数と・・・尻尾に集まっている、という番組の表現に関しては、ちょっと首をかしげてしまいますが、ご質問の主題とは関係ありませんのでここでは触れません。 猫における「尾の短い形質」はおっしゃる通り劣性遺伝子に支配されている形質です。遺伝子の突然変異によって現れた形質です。 短い尾の場合、骨が形成されていないという場合ばかりではありません。マンクスやアメリカンボブテイルという種類の猫では尾の骨の欠損(もともと骨が作られていない)がありますが、日本の切れ尾の猫では尾の骨が小さくなり、形も歪み、骨同士の繋がりがまっすぐではなく曲がっているために短い尾に見えることも多くあります。 短くても尾がある短尾の猫の場合、尾を触らせてもらえば、尻尾の骨があるのかないのかすぐに分かります。骨が小さく尾が曲がっている子の場合、ぱっと見はポンポンのような丸い尾に見えても、よく触ると堅く絡まるようにくねった細い尾の骨が確認できます。この骨は生まれつきであり、ほぐしてまっすぐにすることはできませんので、無理にほぐすことは絶対にしてはいけません。 尾を触られることは大抵の猫があまり好みませんので、嫌がるのを無理に触ると怒られるかも知れませんので慎重に。
お礼
有り難うございます。猫の骨云々についてはアニマルプラネットの動物相談室で司会者が言っていたのです。昔、尻尾の曲がった猫や短い猫はお腹の中にいたときに兄弟から押し合いへし合いされて尻尾の成長が止まったと聞いたこともありましたが。やはり劣性遺伝なんですね。うちの猫は尻にわずかな突起があるだけで肛門が丸見えなんです。(^^ゞ それも愛嬌があって可愛いんですが。