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国際郵便の清算

国際郵便(手紙や小包)の清算をどうやってやっているかご存知のかたがいらしたら、教えてください。 国際電話の場合、呼ごとの履歴データの蓄積により、キャリア間で清算をしていると聞きました。 しかし、国際郵便の場合、旅先からのはがき一枚から、小包などバラエティーに富んでいるため、恐らく一つ一つ相手国ごとにいくつの郵便物をいくらで送ったか。などというのを管理するのは不可能のように感じます。 それに使われる切手は、国際郵便目的だけで購入されるわけでなく、もちろん国内郵便につかわれるものと同一なわけですから、購入時に把握することもできませんよね。 すごく不思議なので是非教えてください!

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回答No.1

 「万国郵便条約」(第 49 条第 2 項)の規定に基づき、各国間で清算。  万国郵便連合(UPU, Universal Postal Union) 1875年創設、日本は1877年 (明治10)に加盟、1948年再加盟。本部ベルン。 1874年一般郵便連合として創設され、78年に万国郵便連合と改称。 1947年5月パリで「万国郵便条約」および関係約定を締結。 1952年と57年の会議で万国郵便条約と関係約定が改正。 1964年のウィーン会議で万国郵便連合憲章と万国郵便連合一般規則を制定。 【目 的】郵便物の相互交換のため単一の郵便境域を形成、郵便業務の発展      のため国際協力を促進する。 【加盟国】189カ国 ■国際郵便 http://www.yomiuri.co.jp/nandemo/list/20000510.htm 郵便物を「郵袋(ゆうたい)」という袋に入れて送る時に量り、一年単位で重量 差を計算し、万国郵便条約の取り決めに従って、1kg 当たり 3.427 SRD (Special Drawing Rights, 国際通貨基金(IMF)特別引出権)で差額を清算。 第22回万国郵便大会議の結果 http://www.yusei.go.jp/pressrelease/japanese/sonota/990915j901.html ・到着料制度:   各国郵政庁間で支払う郵便の配達費用に対する補償金を「到着料」という。 ・先進国間では内国料金を基礎とする料率を採用する(注 2)及び、 ・先進国間以外では、現在の一律料率(3.427 SDR (約 550 円)/Kg)を維持 (注 2) 2001年 0.158SDR/通 + 1.684SDR/kg = 3.926 SDR/kg(約630円/kg) 2002年 0.172SDR/通 + 1.684SDR/kg = 4.124 SDR/kg(約660円/kg) 2003年 0.215SDR/通 + 1.684SDR/kg = 4.734 SDR/kg(約760円/kg) (1SDR=160円で計算) 3.1 全世界均一の低額の到着料率 http://www.iptp.go.jp/reserch/monthly/m-serch/postal/1998/no121/p22.html 超過郵便物の重量に応じて「到着料」と呼ばれる配達手数料を支払う 脚注 万国郵便条約第 49 条第 2 項により通常郵便物については、重量1キログラム につき 3.427 SDR と定められている。これは 20g 当たりの郵便物に換算すると 10 数円程度。  

参考URL:
http://www.yomiuri.co.jp/nandemo/list/20000510.htm
mamechishiki
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございました。先日ふと疑問に思い、気になって仕方がなかったんです。 意外と地道な方法をとっているんですね。もちろんデータ管理されているのでしょうが。。。 旅先でどこで出しても物価にあまり左右されない、大体同等の金額の切手代になるので、UPUのような存在は予想していたのですが、びっくりしました。 想像では、管理するのは無理だから、手紙は一方通行はあんまりあり得そうにないし、発信地収入のみで清算はないのかと思っていました。(どんぶり勘定) 実際は、発着で2.5倍近い差があるんですね。その差の原因はリメーリング(この言葉自体始めて知りました)なんて。いろんなことを考える人がいるものですね。リメーリングではありませんが、最近海外からのDM(特にチャリティー系)を受け取る事が多いのですが、発信国の国内郵便事情に起因しているのかも。 読売のHPでは、そうそうこれも不思議だった!という乗り越し運賃の清算。 謎が1つどころか2つ解けました。ありがとうございました。

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