中古レコードの流通
長年中古レコードを見てきて、ずっと疑問に思ってきたことがあり、お尋ね致します。「見てきた」と言いましても、売るほうではなく、自分なりの基準を以て蒐集目的で買う立場からだけなのですが。
いろいろな地の中古レコード店やネットを経巡り、長年(本当に長い間。物によっては15年以上だったこともある)捜し続けて見つからなかった盤が、或るとき或る場所でポンと見つかります。欣喜雀躍してそれを買う訳ですが、そのすぐ後に全く別の複数の場所(現実の店・ネットに跨って)でその稀少盤が続けざまに出てくるのです。そういう経験が何度もあります。どこかで供給元が繋がっているのではないかと疑いたくなるのですが、店に尋ねても(当然のことながら)「偶然ですよ。そういうことってありますよ」と言われるばかりで謎は解けません。また、供給元が繋がっているとしても、ほぼ同時期に稀少盤が複数枚出てくる説明にはならないように思います。稀少盤を溜めておいて、「よし今月はビートルズ月間だ~」などと一気に大放出するといった仕掛け人でも存在しない限り。いや、実はやはりそうなのでしょうか。
上記のように何枚か続けて出ると、その盤はしばらく出なくなります。そのまま2度とお目にかかれない盤もあれば、何年かしてまた、複数枚が違う所からほぼ同時に出る時期が来る盤もあります。
この、中古稀少レコードの流通の謎について教えて下さる方、いらしたら宜しくお願い致します。ひょっとすると、レコード(CD)類に限らず中古市場はそんなもんだよということなのかも知れませんが、当方、レコードしか見てきておりませんので、その点はご了承下さい。
また、カテ違いかも知れないとも思いましたが、「経済」という程ではないと思いましたので……。