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邦画の音量について
邦画(TVやDVD等で)を観ていていつも思うのですが、洋画に比べると台詞部分の音量が小さい事が非常に多くて聞き取りにくいのですが、何故邦画にはこのような事が多いのでしょうか?音量を台詞に合わせると音楽や効果音がうるさすぎるのです。
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ひとつには邦画は撮影現場で録音したセリフの音声をそのまま使っているからです。 撮影現場で録音した音だと、セリフ以外の音(歩く音だとか衣服がこすれて起こる音など)もどうしても収録されてしまいますよね。 で、セリフの音量を大きくすると風の音とか付近を走っていた車の音とか、いらない音まで大きくなってしまい、思うように使えないこともあるんです。 これに対してハリウッド映画の多くは撮影現場で録音したセリフを再度、改めて録音し直して使うことが多いようです。 このため純粋にセリフだけしか無い音声トラックを作ることが出来るので、ダビングのときに音楽や効果音などと比較しながら音量の設定が可能です。 ADR EDITORSという再録音されたセリフを編集する専門スタッフまでいます。 こういった理由から邦画の方がセリフが聞き取りにくい、ということが起こるのではないかと思います。 ただ洋画の場合はどうしても字幕を見てしまうので、セリフが聞きやすいとか聞き取りにくいとかを感じることはあまり感じないようにも思いますけど。 邦画のDVDなんかだとヘッドフォンなんかを使ってみれば、そんなにセリフは聞き取りにくくはないと思いますよ。
お礼
>ひとつには邦画は撮影現場で録音したセリフの音声をそのまま使っているからです なるほど、納得いきます。ヘッドフォンで聞く場合には問題ないのですが、やはりスピーカーで聞きたいのでいつもイライラしていました。音量を上げすぎると近所迷惑だし。 有り難うございました。