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「エコ・カー」と言うけれど…

各自動車メーカーこぞって「環境配慮型」をウリにし始めて久しいですが、例えば今乗っている車(10年乗っているとして)を売り払って「エコ」な新車に乗り換えるのと、現行のまま乗り続けるのでは、5年後なり10年後なりの段階で、使われたエネルギーの差はどのくらいか、という試算は、当然メーカーサイドでは成されていると思うのですが、どのような数値になるのでしょうか? 対象は5ナンバーサイズの乗用車として、下どられた車は解体・再資源化するという前提で、新型車一台を製造するのに使われるエネルギーも加味して、ガソリン何トン分なりの数値を知りたく思っております。ご存知の方いらっしゃればご教示頂けませんでしょうか。 よろしくお願い致します。

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  • Massy57
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回答No.4

ANo.2です。 車を廃車し、新たにエコカーを購入し、使用することによるエネルギー消費が、車を使い続けることにくらべどの程度差があるかといご質問であることは、当方も承知しております。車を作るのに必要なエネルギー消費量は、その気になれば公表数字が調べられると思います。エコカーの燃費の良さ(ご質問者のおっしゃる昔の車の方が燃費が良いというのはいささか疑義があります。ガソリンエンジンの燃費は排ガス対策で一端大幅に悪化し、それを時間をかけて回復してきた。ハイブリはその燃費改善の切り札・・・減速時にエネルギーを回収するのだから、燃費がよくなるのは当然ですよね。ご所有の車が新鋭車より燃費がいいのならば、この排ガス規制以前の車では。同一排気量の車の燃費が悪化することはあまり考えがたいのですが。同一車格の車の燃費は悪化していますが 車重増加に対応し、エンジン排気量が増え続けているためです)ではとても車一台製造分のエネルギーをカバー出来ないはずです。 ご主張のとおり、車に関する最大の省エネは車の耐用年数を倍にすることでしょう。また資源に関してもリサイクルよりもリユースさらにはレデュースの方が環境負荷が少ないのは間違いないでしょう。問題はそのような選択をみんながとるのかということ(産業への影響が大きく、世界中の産業が大打撃をうける→各自の所得が大幅に目減りする)でしょうね。勿論各人が最低現在享受している文明の恩恵の相当量をあきらめる(少なくとも米国、日本、欧州の諸国民)ということが不可欠ですね。 自分的にはやはりエコカーを、次回の新車購入時期には購入したいと考えています。 今の車は10年は乗るつもりですが、20年は乗り続けないでしょう。

chopin55
質問者

お礼

たびたび御回答を頂きまして、まことにありがとうございます。ご指摘の通り、排ガス規制以前のエンジンです。書き込みをしてから「シマッタ」と思いました…。 いずれに致しましても、肝心なのは「こっちがエコなのだから今すぐ乗り換えよう」ではなく「その時にはエコを選ぼう」である事の確信を得る事が出来ました。 産業の自動車依存と言う点や、根本的に「日本で文明を享受している自分」と言う点等々、少なくとも自分の自動車だけの問題ではなく、そういった事柄への認識を更に深めねばならないと思いました。 何よりも独り悶々と考えていた事をこのような場で対話としてやり取りさせて頂けました事に、重ねてお礼申し上げます。

その他の回答 (3)

  • mojitto
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回答No.3

まず、リサイクルについてですが、リサイクルで再生される場合と新たに作り直す場合、エネルギー消費はリサイクルの方が圧倒的に消費します。もちろん物品によりますけど…リサイクルはあくまでエコではなく資源の保護と考えた方が妥当でしょう。 さて、では環境にかかる負荷についてですが、例えば現在使用されている車を現在廃棄する場合と、5年後に廃棄する場合を考えてみましょう。5年後に大きな技術進歩がなければ、いつ廃棄しても環境にかかる負荷は変わりません。 新車製造についても同じです。現在の段階で製造するエネルギーコストと5年後に製造するエネルギーコストを考えた場合、大きな差異があるとは思えません。 よって廃棄、製造は考える必要はないでしょう。 いずれにしよいつかは処分し、製造するわけですから。 では燃費はどうでしょうか?燃費は日々の技術進歩によって改良され続けています。つまり古い車で走るより、新しい車の方が環境への負荷は小さいといえます。 もし人生における乗換え予定台数が今新車に乗り換えても、将来新車に乗り換えても変わらないのであれば、今新車にした方が環境に優しいということになります。 さらにエネルギーだけでなく、あなたの財政のコストの面からも、車検代や税制優遇の点で新車の方がいいのではないのでしょうか?10年っても走れるので、もったいない気もしますが、愛車も天寿の全うと考えていいのでは?

chopin55
質問者

お礼

御回答、有難うございます。 中立的なご意見を頂けて、とても視野が広がった気が致します。自動車のみならず、今後のあらゆる「モノ」との付き合い方に少なからず指針を与えて頂けました事に、重ねて感謝申し上げます。

  • Massy57
  • ベストアンサー率39% (242/615)
回答No.2

1)それぞれ同じ時間で次の新車に乗り換えるという前提で 2)エネルギー消費量はエコカーが従来車に勝る 3)多分経済的にもエコカーの方が燃費が良いことにより、購入価格差 をなんとか取り返せる(エコカーが従来車と同等の耐久性があることが必須) 4)CO2排出量は間違いなくエコカーのほうが少ない ということになるはずです。 勿論従来車は5年後に廃車するとすると、エコカーは15年後に廃車となりますね。

chopin55
質問者

お礼

回答有難うございます。 ただ…私が知りたいのは「今乗っている『エコカーではない自動車』に乗り続けるのと、それを資源として処分し『新たに製造されたエコカー』に乗るのでは、総合的に計算してどれ位環境への負荷に差が出るのか」という事であります。部品の定期的な交換等によって耐用年数は大幅に伸びもしますでしょうし、新しければ燃費が良いとも限らない(私の乗る車は昭和30年代の製造ですが、ほぼ同排気量の新型国産SUV(低排出ガス車)より燃費は良いです)ですし、リサイクル一つをとって見ても、素材単位で再資源化するより、リユース/リデュースの方が明らかに環境負荷は低いと思われるのに、盲目的に「エコ」を推進する風潮(リサイクル法など)に疑問を抱かざるを得ないのです。

  • marines_i
  • ベストアンサー率51% (40/77)
回答No.1

自分が直接やっているわけではないので、詳しいことは知りませんが・・・ ある製品の一生涯(製造から使用、廃棄まで)の環境負荷を計算し、評価することを「ライフサイクルアセスメント」(LCA)と言います。 LCAは最近のメーカーの環境活動のトレンドになっており、例に漏れず自動車業界でも活動のテーマとなっていますが、なにぶん自動車は恐ろしい数の部品でできています。機能部品ひとつとっても部品が200~300という世界ですので、さらにその部品ひとつひとつの、原材料の鋼材から環境負荷を計算するというのは、気の遠くなるような作業です。まぁLCAは、究極の環境活動のひとつのかたちとして、今後の課題ということになると思います。

chopin55
質問者

お礼

marines_i様、こんにちは。なるほど、LCAという言葉で表すのですね。勉強になります。どうもありがとうございました!

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