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「スパイ防止法」が話題にならないのはなぜでしょうか

北朝鮮による「拉致問題」が話題になり、外国からのスパイが暗躍していることは周知の事実だということをよく耳にします。しかし「スパイ防止法」制定の議論は極めて少ないように思います。ある国会議員がテレビ番組で、過去に社会党を始めてとして与党(弁護士資格者)にも反対した人が多くいたと発言していました。現在でも、与党の国会議員を始め反対意見が多いのでしょうか。政治体制は別にして、国を守るという観点からは「スパイ防止法」の制定は必要だと思いますが如何でしょうか。憲法改正ができないと無理なのでしょうか。ご意見をお聞かせ下さい。

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  • pyon1956
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回答No.2

例えば北朝鮮の拉致問題は、スパイの暗躍、といったレベルの問題ではなく、主権侵害、刑事犯であるわけです。誘拐、不法出入国など明確に日本の法律と国際法を犯しています。そういう意味で#1さんもおっしゃるように変な法律を作るまでもなく、現在の国内法で取り締まる事ができるはずです。 そうなっていないのは、 1.自民党が畢竟政治団体ではなく利権団体であるということ 2.社会民主党など外国の団体や政党から資金を受けた政党の問題。(注:共産党は違うようです。) 3.そもそもアメリカの軍事の下請けであるので基本的にそういう問題はすべてアメリカ主導 といった問題があるのが大きな要因でしょう。 またいわゆる「スパイ防止法」制定を叫んでいた中心団体はあの統一教会の政治団体である国際勝共連合ですが、統一教会自体KCIAと密接な関係のある、つまり韓国のスパイ組織と関係がある点でも問題があります。つまり、本当に日本の主権をアメリカからも中国からも韓国からももちろん北朝鮮からも守る、というのでなく、国家では特定の、つまり北朝鮮や中国やとうじのソ連、さらに国内組織だとそもそも国際スパイ組織とは関係ない国際友好をすすめる団体や、さらには共産党や労働組合などを対象とするものでした。(でないとそもそも推進団体である勝共連合・統一教会の素性、つまり韓国生まれでKCIAじこみ、という点が問題になるでしょう)。 こうなると本末転倒になります。自国の主権を守るのは自国の国民の人権を守るためのはずなのに、逆に人権を侵害しそのうえ特定のスパイ組織は自由に活動できてしまう(CIAとか)のではお話になりません。 また、今回の防衛施設庁汚職などで、防衛関連だからということで国家機密認定をするとどうなるか。 これに関する報道はもちろん、無関係な人間がブログなどに書いても「情報漏えいの疑い」で取り調べができたりするわけですが。適法となれば言論弾圧ではない、という強弁が成り立ちます。ああ、そもそもこういう議論も危険でしょうね。 というわけで国を守るというのならたとえばアメリカによる主権侵害だって問題にしなければ結局特定の思想や政治的考え方によるファシズム・全体主義になるのではないでしょうか? それをしないで正体を隠した団体の主導で、その手の法律を作るのは国を守るというよりむしろこれこそ売国ではないかと思いますが。

toshi-tsugu
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。 政治体制の如何を問わず、真の独立国家には国を守る体制ができているように思います。国益の観点から、国会議員を含めて「守秘義務・機密保持」という姿勢が欠除しているのかなと感じます。独立国として、他国(アメリカも含む)の侵略・干渉を受けないようにするためには、どうすべきとお考えでしょうか。竹島問題・尖閣諸島の問題など、根底にあるのは同じような感じがします。

その他の回答 (5)

  • pyon1956
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回答No.6

#2です。 >他国に占領されることだけは回避しなければと思います。 中国や北朝鮮を弁護する気もありませんが、彼らがああいうやりかたをする一つの理由に「日本?あれ独立国じゃないでしょ」というのがあるわけです。外交にせよ軍事にせよアメリカのほぼ言いなりですから。 首都にアメリカの基地があって、国連じゃアメリカのもう一票と呼ばれる始末。 はっきりいって占領はされていないけれど半占領状態の基地周辺です。米兵の犯罪者さえ、日本に直接捜査権がない状態ではそういうしかないでしょう。 売国奴というなら秘密交渉までしてそういう状態を作ったのはまさに占領中の保守勢力であり、今の自民党に続く系譜です。占領下だからしょうがなかった、というのなら、憲法もそうですね。 つまりこの種の問題で対アメリカの話を抜きに売国とかスパイがとかいっても始まらないと思うのですが。 牛肉の問題でもああいうやりかたをするのは米国が「日本国民の命なぞ何とも思ってない」からでしょう。 そういう点で簡単に「売国奴」という言葉を使われるのは危険です。 「赤狩り」同様レッテルはりに終わるし、一方で特に「同盟国」というの名の宗主国に対して同調する輩は免罪しているのが戦後日本でのこの言葉の使われようですからね。

toshi-tsugu
質問者

お礼

再度の回答有難うございます。 アメリカに対してはご指摘のとうりだと思います。現行では、わが国はアメリカに対して「独立国」としての対応ができていませんが、国民は変化を望むでしょうか?

  • pluto002
  • ベストアンサー率22% (73/331)
回答No.5

戦前の特高警察の例があるためでしょう。戦前日本の特高は現政権に反発する思想や運動家を徹底的に弾圧しました。また、そのやり方は、逮捕し残虐な拷問をおこない、拷問で殺してしまうことがしばしばでした。 結局隠れた場所に大きな権力を与えると、その組織が暴走する危険が大きく、イラク戦争を主導したCIAなどもその例の一つでしょう。 それと、スパイがある程度自由に行き来するようになると、スパイ同士の情報交換が活発になり、同時にスパイ同士の交流も発生し、返って物事が円滑に進むという不思議な事まで起きているらしいです。 日本はスパイ天国と言いますが、そういった組織ができたところでスパイがいなくなる訳ではないので、むしろ現行の中でセキュリティを高めるという方がいい気がします。といってもある程度の見直しは必要とは思いますが。

toshi-tsugu
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 戦前の特高警察の様子は、映画で見たりしますが実態は想像できません。ご指摘のような悪いイメージがあるとおもいます。これに変わるような効果的なルールが確立できて抑止できればいいと考えています。政治および経済の分野でも「売国奴」と呼ばれるようなヒトが増えているような感じがしてなりません。平和は永遠に続くとは思いませんが、他国に占領されることだけは回避しなければと思います。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.4

お尋ねでしょうか。 まずは、 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1986235 こんな状況を何とかする事でしょう。 これにはスパイ防止法云々の新規立法なんか全く必要ありません。 法律でスパイを取り締まっても、こんなところから情報出放題じゃお話になりませんよね。

toshi-tsugu
質問者

お礼

再度の回答有り難うございます。 国民(公務員)の意識が低いのか、スパイ的な行為をしているという認識(自覚)がないということではないでしょうか。スパイ防止法という名称がが良いか否かは別にして、情報が不用意に漏れないようにすべきではないかと思います。国民(公務員)のモラルが低いという現状と、情報漏れを防ぐということは別次元のことのように思います。現在のところ、罰則規定がないような気がするのですが如何でしょうか。「卵か先か鶏が先かのパラドックス」でしょうか。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.3

スパイ防止法が作られないのは、なくても大丈夫という平和ボケの考えが 残っていることと、それが作られると困る国があるからです。 日本の国民と政治家の頭の中には、いまだに「安全はタダ」という甘えの 意識が残っています。 (昔は「水と安全はタダ」だったのですが、さすがに水道水が都会で飲めな  くなり、ミネラルウォーターが売れると水はタダという意識はなくなり  ました) つまり、日本はアメリカが守ってくれるから、あまり国防にカネはかけたく ないのです。 もちろん、これは大きな考え違いで、例え戦争状態になくても、隣国の脅威 である中国は、日常的に日本に対してスパイ活動を行っています。 上海の領事の自殺も、その一つです。 ここ数年、北朝鮮や中国の脅威がクローズアップされてきていますが、国民の 危機感は今ひとつといったところです。 政府何とかしてくれよと言いたいところですが、小泉政権は抵抗勢力との死闘 に手間取られ、また小さな政府志向ということもあり、国防の抜本的な改革は 進んでいないのが実情です。 防衛庁の防衛省への昇格も、防衛施設庁の汚職問題で先送りとなりました。 防衛省ができ、そこから隣国の脅威を情報発信することで、政府と国民の 危機意識が高まれば、スパイ防止法の制定に向けて前進できると思います。 (そういう意味からすると、次の総理はできれば安部さん、次点で麻生さんが  望ましいです)

toshi-tsugu
質問者

お礼

回答有り難うございます。 国を守るという姿勢が欠除しているような感じがします。「平和ボケ」という言葉を聞くようになって久しいのですが、平和ボケが直らないような気がします。近隣諸国は自分の国のことを棚に上げて「反日運動」ばかりのような気がします。「政治的プロパガンダ」なのでしょうけど、平和ボケがよりひどくなるような気がします。

  • myeyesonly
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回答No.1

こんにちは。 いろんな議論があると思いますが、仮にいわゆる「スパイ天国」であるとして考えてみますが、スパイ防止法ほどナンセンスな物はないと思います。 日本の法律はやたらと細かく決めてしまって、例外が続出するのが結構問題です。 スパイ関係を特定の法律で取り締まるよりは、公務員法の厳格な適用・遵守義務の励行など、関係しそうな各分野でのザル状態の解消こそが本当にスパイを退治できる気がしますが。 どう考えても日本の法律の仕組みでは、スパイに特定した法律を作ると、かえってスパイが暗躍しやすくなる気がします。

toshi-tsugu
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。 独立国家として、国家機密を守るという観点からどのようなことがベスト・ベターだとお考えでしょうか。