- ベストアンサー
バリュー投資にチャート分析は不要?
現在株歴1ヶ月ほどです。少額の売買をしながら、本を読んで勉強中です。 数週間前にスクリーニングによって見つけたバリュー株を何銘柄か買ったのですが、結局10~20%ほど下落してしまったので損切り、という結果になってしまいました。バリュー株さえ買えば少しずつでも値上がりしていくんだろうと簡単に考えていたのですが全然甘かったようです。そこで何がいけなかったのか考えているうちに2点ほど疑問が出てきました。株の経験の長い方のご意見を聞かせていただけるとありがたいです。 1.バリュー投資を勧める本は、どういう銘柄を買うかという点に終始していて、いつ買うかという説明があまりないように思います。購入時期をチャート分析で決めればより効率がよくなるような気がするのですが、組み合わせて使うということはあまりしないのでしょうか。 2.バリュー投資の本では、あまり損切りについてふれられていないように思います。たしかにある程度の期間内に「絶対に」株価があがるならナンピンすればよいのでしょうが、いくら割安だからといって下落を続けないという保証はないと思います。この点をどう考えればよいのでしょうか。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私見 本当の バリュー投資かとは 財務諸表を 完全に読みこなすことが出来ること。 経営者の 眼を持って 企業を見られること 実体経済に 精通していること。 不明なことは IRに 電話してでも確かめられること その上で チャートを使いこなす 書くは簡単 行は 難し 一番 難しい ジャンルではと 個人的に思っています。 例えは 指標では 割安だけど 株価が上がらない その企業の業種は 今後 市場規模が縮小傾向に有り 既得権だけで 食いつなぎ いつまで経っても 新規に 事業を立ち上げない。 こんな 企業なら 永遠に市場でスポットを浴びることは出来ません。 以上の 意味に置いて まず 企業の指標で選別 財務諸表の 精査。 その業種の将来の 展望。 その企業の 経営姿勢等 調べる 項目は 山と有り その 努力の 結果 ひとつの ダイヤモンドの 原石を見つけたら 今度は チャートを使って 買い場を探す。 買っても 良い価格を算出する。 これには 少なからず 日本の株式市場の 盛り上がりも 関係してきますし。 そして その原石を 見つけたら 気長に 原石を 磨き(その後の企業の状態を追う) 光り輝く時を 待つ。 と 非常に 気長な 投資だと思います。 その中で 産業構造の変化(ここで実体経済についておる程度 勉強しておくことが必要) 市場規模の 縮小が感じられたら 諦めて 損切りする。 逆に言えば 今後 伸びるであろう 市場(産業)を考えて そ産業の中から より 発展しそうな企業を 色々な 角度から調べて 投資する。 だから 自分が一番よく知っている業種から選ぶ 必要が 有ります。 この意味に置いては 専業トレーダーは 非常に不利 情報は新聞等の 媒体だけで 直接的に実体経済を 肌で感じることが出来ない為。 これが 本来の バリュー投資だと思っています。 ちょっと エキセントリックですが こんな サイト紹介しておきます。 http://www.cmb-fund.jp/index.html といいながら 私には 無理と 途中で 放棄している 投資法ですが(汗)
その他の回答 (6)
皆さん書かれていますが、バリュー投資は時間がかかります。また品薄株が多いので大きく売りこまれることもあるといいます。数年単位で寝かせておける資金がないと難しいのではないのでしょうか?日本では竹田和平さんとか有名ですけどかなりの資金をほったらかしにできる資金力です。ナンピンについては「もう死語」という人もいるように、株価の右肩上がりをみんなが信じていられた時代の遺物なのでは?それでも勝率100%というナンピンの方法もないではないそうですが、かなりの資金が要ります。詳しくは「株基金の株塾」というサイトをご覧下さい。ちなみにチャートで買うときもファンダは重要ですよ。純粋デイトレならいらないかもしれませんが、ファンダでも長期で持っていたい銘柄をチャートで買うというのがよろしいかと・・・ まあいろんな流儀があるので一概には言えませんけど、自分のお得意さん銘柄を作ると入りやすいかもです。
お礼
使える資金は少ないのですが、やっぱりバリュー投資は気になるんですよね。なんか株の王道、という感じで。なので、1つか2つ長期保有する銘柄を持ちつつ、残りの資金で短期売買しようかなと考えてます。 ナンピンも、このところの日経平均続落を見ていると怖くてできないですよね。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
1.何らかの方法(例えばDCF)で、その銘柄の適正価格(理論価格)を計算して、それより安ければ買い、高ければとりあえず見送りにすれば、時価のチェックだけで足りると思います。 2.理論価格より高い高値掴みがないので、損切りはほとんど必要ないことになります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 株価の理論価格を算出する方法があるのですね。不勉強ながら知りませんでした。また本屋に行って本をあさってきたいと思います。それにしても含み損と本代がかさんでゆくばかりで悲しいです(泣)がんばって勉強してしっかり稼げるようになりたいものです。
- nrb
- ベストアンサー率31% (2227/7020)
基本的にバリュー投資です 低PERの株は今人気がないから放置されているのです したがって いつ人気が出て株価が上がるかが判らないのです そうだから 上がらないから痺れを切らして売ることが多く 上がるまで待てないとこもありあます チャートも使いますが・・人気がでるとチャートモ関係なく爆発的に上げることもあります チャートは過去の株価を表す物で、未来をあらわすことは出来ないのです 2.バリュー投資の本では、あまり損切りについてふれられていないように思います。たしかにある程度の期間内に「絶対に」株価があがるならナンピンすればよいのでしょうが、いくら割安だからといって下落を続けないという保証はないと思います。この点をどう考えればよいのでしょうか。 損切りは・・・・ バリュー株では無くなったら ・決算が悪かったなど ファンだメンタル変化で売ります また良い決算が出て上げ切れないときは損切りするこtもあります 要は株の状況は毎日変わるので・・・・ 同じ業態の会社の決算が悪ければ先回りで売る事もありますしね・・・・・ 永久に人気が出ないこともあるので・・・・・ 難しいんでうすね 配当取りに動いてくる銘柄ならば その時に逃げる手もありますがね
お礼
nrbさん、ご回答ありがとうございます。 バリュー投資の場合は損切りというよりファンダメンタルの変化(悪化)で売却を考えるということなのですね。納得です。 バリュー投資の場合は、やはりバリュー株ならではの爆発的な上昇の可能性が魅力なんでしょうね。これからは、チャート分析をメインにしようかなと考えていますが、何銘柄かは長期保有するのも良さそうですね。
- m-tahara
- ベストアンサー率38% (383/983)
御質問の通りです。 もしバリュー株が必ず儲かるものであれば誰でもがそれしかやらなくなってしまいますし、結局はそれはバリューではなくなります。 バリューというのは何らかの理由で割安に放置されている株、ということですからそうした株は当面急上昇する可能性は低い、というのが普通です。 さらに、さまざまな株のチャートをご覧になれば判るように、全ての株が上がっては下がり、を繰り返しています。 この波をうまく捉えなければ、利益をあげ難くなるか、あげられても小さなものになってしまいます。 本当のバリュー株投資はこれも御質問の通りここが割安、と確信したら買い増しても損切りしない、しなくて良い、という資産家向きのやり方です。 自分を含め通常の個人が行なっているバリュー投資、というのはせいぜい逆張り、というのが正しいところですので、この場合はチャート、テクニカルは大変重要です。 以前別の御質問にも書いたのですが、個人の場合、資金をいかに効率的に運用するか、というのが一番重視すべき点だと私としては考えています。 ですから、損切りこそがこの世界で生き残っていくための最重要課題である、と確信しています。 但し、私自身まだ全く思うように出来ていません。感情のコントロールとはさほどに難しいものです。
お礼
m-taharaさん、ご回答をいただきましてありがとうございます。やっぱり純粋なバリュー投資というのはなかなか難しいようですね。第2のバフェットはもう現れない、ということでしょうか。考えを改めてテクニカルをメインに考えたいと思います。
- convit764
- ベストアンサー率18% (142/767)
その手法は、ヤフーが典型だろうね。 そうなると、CHARTを見るのは邪道かも。 だた、YAHOOほどの成長性はない銘柄なら、CHARTも週足くらいで見ないとね。
お礼
本を読んでると、○○株を10年持ってたら今頃は何百万、なんていう銘柄があるみたいですね。一生に一度でもそんな銘柄にあたってみたいものです。
- kochory
- ベストアンサー率45% (167/370)
バリュー投資をしてて、数週間で結果を求めるというのがそもそも間違ってます。 バリュー投資というのは年単位で利益を上げることを考えて行うものです。 より短いスパンで利益を上げたいなら、チャート分析などのテクニカルの手法を組み合わせます。 大多数の人が行っているのは、バリュー投資の考え方で格安銘柄を探して、 テクニカル分析的に底と思われる時点で買い、その後テクニカルとファンダメンタルを組み合わせて、 天井と思われる時点で売るというやり方でしょう。
お礼
ご回答をいただきましてありがとうございます。 確かにバリュー投資は何年かかけてリターンを得るもの、ということは分かっているのですが含み損を抱えてしまうと、ずっと持ち続けることにたいして弱気になってしまい質問させていただきました。
お礼
mitigusaさん、詳細なご回答ありがとうございます。 バリュー投資の難しさをあらためて感じました。会社を経営する側の立場を経験した人間でないと本当の意味でのバリュー投資はできないのかなと思います。ただ、利益をあげるのは難しいのかもしれないですけど「道楽」というか「知的ゲーム」としてバリュー株の発掘をするのは楽しそうだな、と思っています。 あと、ご紹介いただいたサイト、さっそく見てみました。かなりいい!です。笑えますね。けっこう分量もあるのでしばらく楽しめそうです。