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インフレ抑制にあたり政府が利上げを行うのは何故
インフレ懸念がある場合、日銀などの金利政策を担う金融機関が、利上げの示唆を、マスコミに発表しますが、利上げがインフレ抑制に及ぼす効果とはどのようなものがあるのでしょうか。金利が上がることによって、金を借りる人が減ることで、流通するお金の量が減少する。そのためお金の総量に対して物が余るため、ものの値段が下がる、という理屈なのでしょうか?
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- daisyan
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回答No.3
#2です。 デマンドプルの場合のみならず、コストプッシュ型のインフレの場合も需要を抑制すれば物価上昇を抑える事ができます。 1973年の石油危機による(コストプッシュ型)インフレのときにも、公定歩合を引き上げて高金利政策を取りました。
- daisyan
- ベストアンサー率46% (64/137)
回答No.2
インフレは供給を需要が上回っている状態です。 金利が上がれば企業の設備投資や家計の住宅建設が落ち込みます。また家計は預金金利が上がれば、消費より預金の方を選択するでしょう。消費需要が落ち込みます。 金利上昇で投資・消費需要が落ち込み、インフレが抑制されます。
質問者
お礼
有難うございます。 具体的には、民間企業の設備投資と住宅投資が減るのですね。又、預金により消費需要が減っていくのですね。デマンドプル型のインフレを抑制する方策だと考えればよいのでしょうか?
- jyamamoto
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回答No.1
概ねその理解でよいと思います。借入れの減だけでなく、金利が上がると預金も増えるということで、両建てで貨幣の流通量が絞り込まれることになります。
質問者
お礼
有難うございます。 預金の増加による、貨幣の流通量の減少も考えられるのですね。
お礼
有難うございます。 再度の質問で申し訳ありません。 コストを製品価格へ転嫁することによりものの値段が上がりインフレが起こっていく場合にコストプッシュ型のインフレが起こるのだと思いますが、その場合に高金利政策をとると、設備投資、住宅投資、又、預金による消費の抑制が起こって最終的にコストの価格への転嫁が計れない事態が起きるのでしょうか?そうなった場合、コスト圧力にさらされた企業はどのような自衛策をとるのでしょうか?例えば石油価格以外のコストの削減を行い利益が出る体質を再構築したのでしょうか?