こんにちは。
お友達の結婚式や、子供さんがおられる場合には将来子供の行事(七五三、入学式、卒業式等)にも着られる訪問着をお持ちになられるとよいのでは、と思いました。
訪問着の場合は、柄が古典的でおめでたい柄のついているもの(吉祥柄、といいます。松竹梅、扇、鶴亀、御所車、亀甲柄など、桜の柄もおめでたい席では多いです)がよいと思います。
着物の色に関しては、どんな色でも構わないと思います。(色よりも、柄の方が重要です)
ただ着物は、着ている人によって、淡いピンクのお着物をお召しになっていらっしゃっても、随分老けてみえる(肌の色がくすんで見える)かたもいらっしゃれば、逆に淡い色のほうが若々しく見える方もおられるので、必ずいくつかの色(濃い色、淡い色、赤いもの、青いもの等)を顔の近くに持ってきて(試着させていただけるとよいと思います)、まずどんな色調のものが自分にあうか、を確認されてから、柄などをお決めになるとよいと思います。
色に関しては、例えば学校の入学式に若いお母さんが着ていくのにふさわしいワンピース(自分で着るときにはこういう色のワンピースやスーツを着てみたい、というもの)を考えてみられて、それに近い色の着物を探してみられるのもよいと思います。
帯は、結婚披露宴のときには、金銀のたくさん使った礼装用の帯をしめます。半襟は白(白っぽい花などの刺繍がついているものでも可)、足袋は白いもの、バッグと草履は礼装用のもの(金銀のものです)、帯揚げは白っぽい礼装用のもの(淡い色のクリーム色やピンク色、水色のものなどがあります。礼装用のもの、とお店の方に確認されるとよいと思います。留袖の場合は帯揚げ、帯締めとも白ですが、訪問着の場合、薄い色がついていてもよいと思います)、帯締めは平組みの礼装用のものを使います。ちいさな扇子を帯に差しておいてもよいと思います。(扇は「末広」といって縁起のよいものとされていますので、結婚披露宴には使われます。これも、留袖の場合は必須のようですが、訪問着ではどちらでもよいと思います)
いま流行のアンティーク調の、色や柄の個性が強いもの(バラの花の柄や、格子柄、縞柄のようなもの)は結婚披露宴には不向き、と考える年配の方は多いと思います。
参考にしていただけましたら幸いです。
お礼
ありがとうございます。 訪問着とはどういうものかもはっきりわからずにいたので、大変勉強になりました。 先のことを考えるとやはり訪問着の購入がよいですね。柄には全く知識が無いので、お店の方など良いアドバイザーを見つけられたらいいなぁと思います。 小物類も結構マナーがあるのですね。一度お店に足を運んで手にしてみるべきですね。 大変参考になりました。