エキノコックス(包条虫)は、キツネ、オオカミ、イヌなどに寄生しますが、
排泄された糞便中の虫卵が、
経口的に中間宿主(ヒトですね)に取り込まれると、
消化酵素の作用によって孵化がおこって幼虫となりその幼虫が肝臓などの臓器に定着します。
「経口感染のみ」と書かれている専門書がありましたし、
経口以外の感染経路を示唆する専門書はみつけられませんでした。
またこれは推測ですが、尿道の場合「消化酵素」がないので虫卵が六鉤子虫に孵化しないとも考えられます。
ただし、潜伏期間が数年~10年にもおよびその期間無症状なので早期発見が遅れる病気でもあります。
高度な血清検査キットが現在ありますので、一度検査されてみるのはいかがでしょうか?
お礼
詳細な返答ありがとうございました。 なるほど、消化酵素によって孵化するんですね・・・。