- ベストアンサー
着物を着てみたいのですが
着物っていいな、と数年前から憧れています。 でもお店を覗くと結構なお値段…、どこまで買い揃えなくてはいけないのかもわからなくて、敷居の高いイメージがぬぐえず、何も持ってません。 着物の保存も難しそうですし、着付けもできないです。 着てみたいという思いはあるのですが、どこから初めていいのか…悩んでしまい、手が出せずにいます。 みなさん、どこから入りましたか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
どなたかが、書かれていましたが、「浴衣」 今のお若い方は、夏のファッションで「浴衣」を着て歩いていますね。 そう、着て歩けないとダメなんです。 着付け教室で学ばれるのも、いいとは、思いますが、あのがちがちの着付けというのは「着慣れていません」と宣伝して歩いているようなものです。 動きとして、「着付け」ていません。 本来、着物は、普段から、着て生活しているものなのです、昔は。 なれてそれから、「気張っていい着物を」今日は着ているという、「姿勢」のようなもので、晴れ着をきる。 「気迫?」が姿に反映するものなのです、着付け教室で教えられるのは、 タオルぐるぐるからはじまるので、普段着でもそうしないと「安心できない」。 同じ着物を着ても、人様々です。 着こなしで、その人が出ます。 我が家の娘は、成人式の時に、何の補正もせずに、私がきせました。 本人の動きと、きせるほうのやり方で、ぐるぐるしなくても済むのです。 娘は、浴衣なら、一人で半巾帯まで出来ます。 ココまで、できれば、きせてもらっても、ちゃんと動けるようになります。 で、今年の夏のテーマとして、浴衣を3枚はご用意ください。 うんと安いのでいいです、どうせ、浴衣は、本来、ひと夏のものなのです。 ユニク○?などでの2-3000円ぐらいで十分。 お若い人は、半巾帯もありますが、昔なら、子供がしていたような、3尺でかわいいリボンのような着こなしもはやっていますので、 このあたりで、「浴衣=着物」のおはしょり、下着、襟元の落ち着き具合を、体に覚えさせる。 たぶん、「浴衣」なら、お友達のなかに着こなし上手がいるでしょうから、その人に、直接、教わる。 後は、毎週末、自宅で浴衣生活。 立居振舞が、「立ったりすわったり・すそさばき、腕のあげおろし」と慣れてきます。 着物は、ひじを絶対に肩から上にはあげられない、代物なんです。 膝を割ってもいけない(女性) パンツ生活になれた若いひとには、まずこれに慣れる。 半巾帯は、前で結んで、襟のあわせに沿って、、左手方向から、右手方向へグルットまわして後ろに半回転。 このときに、ちょっと、息を吸って、おなかをへこます感じで「スーッ、グルッ」とすると、襟元が崩れません。 ソレと、半巾帯の、結んだ位置、の胴回り(2枚の間)のところに、文庫の結び目が乗るような、「台」として、おしぼりタオルを縦に入れて、それに結び目を乗せるような「小細工」をします。 これも前で結んだときに操作しておく。 文庫のグルグルと巻き込むところに、実は、紐、一本通しておいて、 これを前で結ぶ(帯揚げ感覚、でも見せない、見えないように)と 帯が落ちません。 これらは、体で覚えるしかありません。 毎週、これを練習。 着付け教室に行くような気分でやってみてください。 実際にやってみると、おばちゃんが何を言っていたのかわかると思いますよ。 後姿は必ずチェック。 この習慣は非常に有用性が高いです、洋服でも後姿が気になるようになります。 着てみて、いろいろと工夫の余地はあると思いますが、 かっこよく着るためには、まずなれる。 浴衣でなれると、あとはもう、簡単です。 ちょっと、どれにも大事なテクニックですが、 おはしょりは、まえの、おなかの部分は「1枚」です。 右下の見える左右の襟が重なる部分だけ、2枚にみせる。 左の襟した部分は、殆どウエスト(帯の下のあたりです。 こうやって、おなか部分をスマートに見せる。 長じゅばん(浴衣には着ない)は、通し襟ではなく、別襟もつける。 こうすると、えり巾を確保できるので、襟元がひらきません(このあたりの言ってることは、多分わからないとおもいますケド) 伊達締めは必ず、長じゅばん用と、着物用と2本用意、使う。 こうすると、タオルぐるぐるは必要ありません。 お太鼓だって、前でやって、ぐるっと出来ないこともないのです。 まずは、浴衣から、慣れてください。 着付け用に、「開発された便利グッズ」は中途半端なしろものですので、いりません。
その他の回答 (4)
こんばんわ。とても嬉しい質問です。 と言ってもご参考になる回答ができるかわかりませんが。 まずは着付けを覚えるところからですね。 自分で着られない事にはいつまでたっても着物が身近になりません。 私の経験は大変昔の話になってしまうのですが手っ取り早く何も考えずに某着付け学院に通いました。 しかし通ったのは3ヶ月、いわゆる初等科というコースのみで勝手に終了しました。 覚えたのは半襟つけ、浴衣と半幅帯、小紋と名古屋帯、付下げと袋帯だけです。 とりあえず自分で着るにはこれだけ覚えれば用が足ります。 公民館の着付け教室などでいいです。 あまり教材や道具をたくさん買わされるような所は避けましょう。 あとはとにかく習うより慣れろで自己レッスンあるのみです。 私は最初は母の着物を2枚くらい譲り受けて着付けレッスン用にしました。 しかし寸法が違い過ぎて外出用には出来なかったので思い切って自分の着物を買いました。 当時は今のようにリサイクルなどなかった時代。 きちんと付下げなどをローンで買いました。 ローンは大変だったけど仕事の励みになりましたよ。 その着物はもちろん今も大切に着ています。 しかしそれでは普段着にできないのでボロ市や骨董市などを当たって古い帯を手に入れたり友達の家の箪笥に眠る古い着物を譲ってもらったりして日曜日などに着ていました。 近所のスーパーに行ったり浅草散歩をしたり。 お正月には旅行先に持って行って着ました。 そうしていると住んでいたアパートの大家さんから 「亡き母の着物だけど箪笥に眠っているのはかわいそうだから着てくださる?」 と小紋など2~3枚譲られるというエピソードもありました。 嬉しかったです。 だいぶ古い着物だけどそれもまだとってあって、洗い張りにだして反物に戻してあります。 和裁をやってるのでそのうち羽織にでも仕立てなおして着るつもりです。 私が着物を始めたのは23年も前です。 今はリサイクルもあるし初心者が入りやすい安価品もたくさん出てるし、恵まれていると言えます。 好きという気持ちがあれば着物はいつでもどこでも楽しめるものですよ。 23年経った今も活用してる私の例から、思い切っていい着物を買っても無駄にはならない事、わかってもらえると思います。 最初はどんな安価品でもいい。 でもきっとそのうちホンモノを身につけたくなるでしょう。 実際に買う前にうんとたくさんの品を見てとにかく目を肥やしてくださいね。 保存はとりあえず湿気に気を付けて通販の桐箱でも普通の箪笥でもきちんとしまって時々虫干しをすればOKです。
お礼
お返事ありがとうございます。 とても実用的で、ご自身のエピソードも沢山書いて下さって、orihime05さんの背景が見えてくるような素敵なお返事でした。 なんだか…理想です。着物で散策やお買物へ行ったり、大家さんからの思わぬ嬉しいハプニングがあったり。読みながら、自分も近いうちに絶対着るぞ!と強い想いがムクムク生まれました。 それに、着物を反物に直す事も出来るなんて、ビックリです。 そうですね、好きという気持ちに勝るものはありませんよね。迷っていた背中をポンと押して貰えた気分です。 ありがとうございました。
- chibuchibu
- ベストアンサー率42% (139/329)
こんにちは。 私は、一番初めは「浴衣」でした。 といっても、お気に入りの浴衣は昔のもので、 生地が厚くて夏は暑くて着られない(!)ので 夏物の「絽」という着物を買いました。 格子の模様の合間にうさぎと月が見え隠れしている もので、色と柄が気に入って購入。 地元の百貨店にときどき出店している呉服店(町の呉服屋さんでした)で、数万円だったように思います。 帯は、これも目にした呉服屋さんのセールで絽綴れの帯が安かったので購入しました。 どうしてもこの行事に着たい、というものではなかったので、セールの時期に安いものがあれば買う、という感じでした。 あとは、百貨店でやっている「リサイクル着物市」のような催しで、気に入ったものがあれば買っています。 幸い、体型が昔の人のように背が低く痩せ型なので、大抵の着物は着られます。 一番最初に買ったクリーム色の大島は3万円でしたが、(大島といっても色々あって、国産でないものは安くてあるそうです)大変重宝しています。 帯も、その大島に合わせて買った1万5千円の黒い名古屋帯(リサイクル)をよく使っています。 このお値段なら、ちょっとお出かけ用のスカートとセーターとブーツを買うより安いです。 お手入れですが、正絹の着物は汚れさえついていなければ虫がつきませんので、私はウールのニットやスーツより保存は簡単だと思います。一年間(夏物は夏だけ、袷のものは春、秋、冬)着るだけ着たらシーズンの最後に汗取り(3000円~5000円程度)に出します。洋服のクリーニングのようなものです。一年に一度ですので、結果的には洋服より経済的です。 着付けは本屋さんで売っている「簡単着付け」のような本を見ながら練習しました。帯は結べませんが、結ばなくても結んでいるように見える便利道具を母から譲り受けて使っています。(「便利道具 改良枕」というキーワードで検索すると出てくると思います。それだけを購入することもできます)改良枕の使い方も、ネットで検索すると紹介してくれているサイトがありますので、それを見て練習しました。 今では、留袖以外は全部自分で着ています。 外反母趾なので、ブーツを履くと足が痛くなって疲れますが、草履は何時間履いても平気です。 母親くらいの年代の人なら自分で着たりできる人がおられると思いますので(親戚のおばさんなど)そういう方に道具を譲ってもらったり、着付けを教えていただいてもいいかもしれません。 覚えてしまえば、何を着る時も手順(下着など)は同じなのでラクだと思います。 とりあえず、雑誌や本を見てイメージする、というのはいかがでしょうか。
お礼
お返事ありがとうございます。 何度も「なるほど、なるほど…」とうんうん頷きながら読ませて頂きました。 浴衣の次に絽を購入されたというのが、ちょっと驚きでした。私の中の絽のイメージがカタいものだったからかもしれません。 着付けは本を見てご自分で練習なさったというのが、す・すごいです!本で着付けが出来るなら、時間に縛られずに自分ペースで練習できていいですよね。 お手入れの詳しい情報も教えて頂けて、とても分かりやすく、着物が、そして絽が、私の中でグッと近くなった気がしました。 あるがとうございます、頑張ります!
- mikanbatake
- ベストアンサー率22% (2/9)
今年のお正月に高校生の娘に呉服屋さんの「福袋」を購入して みました。初心者用のポリエステル仕様のフルセットです。 一度これを購入してしまいますと、後は気に入った色柄の 着物や帯を単品で増やしていけば楽しいと思います。 お値段もご予算に応じて選べます。 福袋は、届くまで結構ワクワクして楽しかったですよ♪ 後は、古着屋さんで「正絹」の着物の良いものも探すと 意外に掘り出し物が見つかります・・・・
お礼
お返事ありがとうございます。 福袋でフルセットが集まるとは…なるほど、お手ごろですし、まだ自分の好きな模様すら掴めていない私にはいいかもしれません。 後ほど教えて頂いたHPをゆっくり堪能したいと思います。 しかし高校生の娘さんに着物をプレゼントなさるなんて、粋で素敵ですね!娘さんが羨ましいです。 私もそんな母になりたいな…v(妊娠中なのです)
- hizumama
- ベストアンサー率66% (6/9)
私も昨年着物いいなぁと思い、新聞広告で見た「無料着付け教室」に通いました。 その時手持ちの着物は成人式で着た振袖の袖を落とした物一枚だけだったので、 近所の呉服屋さんで見つけた化繊の安い小紋を購入。(1万円しませんでした) 最近結構どこででも売られていて普段着にはいいですよ! 気軽に着られて、手入れも保管も楽な『洗える着物』と呼ばれている物です。 化繊の小紋ですので正式な場にはふさわしくないですが、 ちょっとお食事とかお出かけには惜しみなく着る事が出来ますよ♪ ネットでも一万円↓で探すと結構あります^^ 腰紐やらの小物類はどうしても必要になりますが、一度揃えてしまえばあとはずっと使えますので一緒に購入されるとよろしいかと思います。 私がよく利用する呉服屋さんのサイトを参考に貼っておきます。 帯や小物なども化繊の物や、オークション・共同購入などで安く手に入れることが出来るのでお勧めです^^
お礼
お返事ありがとうございます。 無料の着付け教室に通われていたのですね。興味があったので体験された方からお返事が頂けて嬉しいです。 知り合いに「洗える着物」などのポリエステルの着物は着崩れしやすいからやめた方がいいと聞いていまして、少し倦厭していたのですが、お手入れが簡単という利点もあるのですね!なるほど! 初心者には充分な品かもしれませんね。 早速教えて頂いたHPを拝見したいと思います。 ありがとうございました。
お礼
お返事ありがとうございます。 具体的に書いて頂けて、自分一人の質問にこんなにいろいろ教えてくださって、とても光栄です! そうか、着慣れていないとおかしいんだ!と目からウロコです。確かに、素敵な着物美人の方って姿勢が良いのに角ばっておらず、とっても自然だった気がします。 はい、まずは浴衣を普段も着る事から始めようと思います。これなら直ぐに出来ますね。浴衣は持ってたんですが、やはり「イベント用」という頭しかなくて、家で着る事はありませんでした。 bekky1さんのお返事を教科書に、まずは慣れる事に重点をおいていきたいです。 ありがとうございました。