資格はあった方がいいですが、就職・転職のときに履歴書に書くものは選んだ方がいいです。
たとえば教師になりたくて(もちろん教師の免許あり)履歴書(専門学校あて)を書いていて、「資格」欄にまだ余裕があるから、と思って簿記やPC関連の資格を羅列したら、結果「教師でしかも事務関連の資格もあるのは君だけだから、君は他の先生より担当授業時間数を減らして、その分、経理を手伝ってね」というかなり理不尽な扱いを受けたことがあります。(経理が嫌なのではないです。でも、教師になりたくて応募したんですけど!!と叫びそうになりました)
あと、10年くらい前に確か「情報処理技術者(1種・2種)という国家試験がありました。当時、実務経験もなしに必死に勉強しましたが、結局不合格でした。
当時はすごく悔しかったのですが、その後、この資格はなくなったと聞き(しかも、「この資格を持っている人はITの世界では前世紀の化石とも言える」とあるサイトで言われていた)、何とも複雑な気分です。
PC・IT関連の資格は、業界事態が日進月歩の状態ですから、どの試験が生き残るか見極めて受験しないといけませんね。せっかく取ったのに数年後には存在しないなんて割に合わないです。
資格だけ持っていて実力が伴わない人、試験前に一夜漬けで勉強したのかその資格相応の知識の半分もない人は一緒に仕事をしていて困ります。
以前、私の仕事(経理)の一部を行うということでやってきた派遣社員が、簿記1級を持っているというので基礎知識はあるという前提で説明を始めたところ「全然解らないんですけど」と言われました。最初は私の説明が悪いのかと思っていたのですが、その後の会話で、彼女はバランスシートの仕組みすらわかっていなかったことが判明。
しかしその時点で引継ぎに使える期間の半数が過ぎていたため、仕方なく説明続行。本来なら派遣会社に言って他の人を派遣してもらうべきだったと思いますが・・・。(最初に派遣会社に「引継ぎ期間があまり取れないから、簿記を解っている人を紹介して」と言ったから彼女が来たはずなのに・・・)
今思い出しても、彼女が1級どころか3級すら持っていたのかどうか怪しい・・・。
お礼
回答ありがとうございます。 私もソフト開発を長くやっていると、自分が一番強い技術を生かした方がお金になるので、ほかの方向に進みたいと言っても、聞き入れてもらえないことが何度かありました。自分の方向性をもって、資格を取るなど、力をつけていくことは重要ですよね。 情報処理技術者(1種・2種)は、それぞれソフトウェア開発技術者、基本情報技術者と試験内容が少し変わり、名前が変わっただけで、なくなったわけではありません。 > 彼女はバランスシートの仕組みすらわかっていなかった 日商1級でそれはあり得ないでしょうね。 確かに情報処理の2種を持っていて、ほとんど何もわかっていないような人を多く見受けます。資格を取るときは、焦らずじっくりと勉強したいものですね。 アドバイスありがとうございました。