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国民年金と厚生年金
こんばんは。 主に自営業の方が支払う国民年金と、会社員の方が支払う厚生年金があると思いますが、ぶっちゃけどちらが 得をするのでしょうか? 私が勤めている会社では、正社員ではなくても希望すれば 社会保険に加入することができるのですが、正直迷っています。 年金制度自体魅力を感じていないというのはさておき、 現時点で払うとしたらどちらが得なのか、お分かりでしたら教えていただければ幸いです。 宜しくお願い致します。
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No7です。御質問に回答していなくてスミマセン。 ・保険であることの意味を考える必要がある。 ・老齢時の試算での損得勘定。 上記二つの観点で回答します。 下記回答を読むにあたって便宜上損得勘定をしておりますが、保険というのは何事も無ければ、給付は無い万が一の物であるという考えを忘れないで下さい。 公的年金保険による年金給付要件は老齢・遺族・障害と大きく三つあります。 年金保険には保険料が必要です。故に自己負担との天秤をはかりたくなり、損得勘定をする者が多いのも事実です。損得勘定をする際に皆、老齢時のみに着目した計算をします。障害になる確率なんて計算出来ないからですね。 でも考えてみてください。万が一、障害をおった際に終身給付される保険として年金保険は高いものでしょうか? (国民年金保険による)障害基礎年金でも80万~100万+アルファです。毎月1.3万程度の保険料で万が一に備えられます。 国民年金保険の老齢による給付・・・老齢基礎年金の簡易試算は以下となります。 794500*保険料納付月数/480 794500は現在の基礎年金評価額 480は20歳~60歳までの40年間保険料納付可能と言う意味です。 月々14000円弱の保険料を納めますので約8年給付を受ければ元が取れます。 一方厚生年金保険による老齢厚生年金(共済年金保険による退職共済年金も同様)の試算は難しくなっています。 まず概念的な問題 ・厚生年金保険は労使折半の原則により保険料を会社が半分負担します。 ・厚生年金保険の被保険者は国民年金保険料を個人負担せず、厚生年金保険制度全体から拠出します。 老齢時、厚生年金保険から老齢厚生年金と国民年金保険から老齢基礎年金が拠出されます。 例えば・・・ 月収10万円以下の人の場合、保険料の個人負担額は7001円です。 月収20万円で国民年金保険料に相当する13573円です。 要は月収20万円以下の人は国民年金保険料以下の負担で厚生年金保険の恩恵を受けられるわけです。 これだけを考えれば厚生年金保険が優遇されているように感じますし、事実その通りでしょう。 順に収入を上げていき、 月収40万位で30000弱の保険料 MAXは月収63.5万円で44292円です。 http://www.sia.go.jp/seido/iryo/iryo13.htm 老齢厚生年金は標準報酬月額という物と評価率等を組み合わせた報酬比例制度を採用しています。納める保険料の元にも給付される年金の元にも報酬を基準に算出するのです。 前述の標準報酬20万円、保険料国民年金保険相当の者の場合、56万円加算されます。(前提:配偶者無し、40年間厚生年金保険) http://www.saveinfo.or.jp/kinyu/nenkisum/ns01top.htm そのほかにも加給金であったり、障害の等級に3旧が認められたりと厚生年金保険の方が手当てが熱い側面もあります。 何度も書きますが年金保険制度は損得勘定では無いのですが、個人で試算をしても厚生年金保険が得であるという考え方は揺るがない事実でしょう。 年金保険は互助制度です。納めた保険料は掛け金では在りません。保険料は国民の義務として納付するものです。納めた保険料は給付を必要としている者の給付や他の使途に使われます。この”他の使途”が問題ありありで年金問題と騒がれるのですね。 自身が障害や老齢時に給付を受ける場合、その財源は何になっているでしょう?将来の事は判りませんが自身の保険料では無い事だけは確かです。 従前保障、既得権の問題もあり支払った保険料で保障されている権利は納めた者に帰属します。情勢により微妙に縮小される事もやむなしと考えますが、既に得た権利は原則、剥奪されません。故に今の年金制度は複雑になっているともいえます。 ちなみに御質問主文にあった加入年金制度の選択とその否定についてですが・・・。 厚生年金被保険者は厚生年金適用事業所に正社員相当に雇用されるものが加入を義務付けられます。 御質問者様の御勤めの会社は厚生年金適用事業所であり、且つ御質問者様の労働時間が正社員就業規則の3/4時間、3/4日以上就労されているのであれば、加入は法律で規定された義務です。 会社や個人の意思で加入を制限するというのは勤務時間の変更でしかありえません。 一般的に月20日、一日8時間を規定しますので15日以上5時間以上となる場合は加入は義務です。 あたかも選択権があるように説明する会社は不法行為と知ってやっているのか、知らずにやっているのか・・・どちらにしろあまりいい会社とは思えません。(会社側が希望すれば3/4以上の勤務形態にして社会保険に加入出来るようにしてあげるよと言っているのであれば問題在りません)
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- me_no_car
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何をもって得とするのかで変わると思いますが、 年金については、ほとんどの人がいくら払っていくら 貰えるのかだと思います。 そういう観点では、国民年金の方得です。 http://2015nenkinhatankaihi.at.webry.info/200502/article_15.html
- nikuq_goo
- ベストアンサー率46% (335/715)
no5様の回答にもありますが、会社にも個人にも加入の選択権は在りません。 no5様御礼に引用された内容は考え方も論法も間違っています。 そもそも公的年金保険は掛け金制ではないですし、損得勘定するものでも在りません。
- coverfly
- ベストアンサー率21% (346/1608)
現行のシステムでは厚生年金の方が見入りが多いようです。 それにあなたの勤めている会社の行為に感謝した方が良いと思います。
- lindberg
- ベストアンサー率33% (10/30)
厚生年金保険の場合、保険料は加入者と事業主が同額を支払います。→従って、国民年金と比べても国に支払う保険料は厚生年金保険の方が多く、将来受け取る年金額も「有利」ですヨ。 ※社会保険の加入は、希望する・しないでなく、勤務実態・雇用契約条件で決定されます(加入条件に合致しないように、勤務時間等を少なくする「抜け道」は存在しますが・・・)
お礼
回答ありがとう御座います。 Yahooの知恵袋にて似たような内容があったのですが、 そのときに答えた方は下記の内容でした。 この内容を見たのでどちらが得なのか分からなくなってきました。 質問 国民年金と厚生年金の違いを具体的に教えてください。 将来的にはどちらが自分にとって得なのですか?無知ですみません。 回答 お答えします。 国民年金は月額1万3580円の積立を行って65歳以上になったら受け取る年金です。 主として自営業者がはいっています。 厚生年金は国民年金に加えて+α(二階建て部分)の積立をしている 「建前」の年金です。 サラリーマンは基本的に厚生年金です。 現況を簡単に言えば、厚生年金の+αの積立部分 が年金の赤字の埋め合わせに勝手に使われているので 厚生年金は払うほど損をするひどい制度になってます。 現在の国民年金は500万円積み立てて500万円受け取るのに対し 厚生年金は1000万円積み立てて600万円受け取るような感じです。 厚生年金は掛け金を半分会社が払ってくれますから サラリーマンが得をしているかのように言われますが これはごまかしです。 会社が払ってくれる分、本来貰えるはずの給料が削られているのですから サラリーマンに得はありません。 損得勘定から言えば、国民年金だけ払って 給付が足りない分は国民年金基金に入るのが1番いいです。
- KGS
- ベストアンサー率24% (1324/5321)
どちらでも可能ということでしたら、厚生年金をお勧めします。 受給金額が多いこともありますし、会社が半額負担してくれますのでね。
- Night-cafe
- ベストアンサー率49% (155/316)
現時点でもらうとしたら厚生年金の方が金額が高いので得でしょう。 現在の年金制度は、基本は2階層になっていて 1階層部分が国民全員加入の国民年金です。 会社員は、それにくわえて2階層部分の厚生年金があります。 つまり厚生年金に加入している事は国民年金にも加入している事になります。 また、このままですと国民年金の方が2階層部分が~となりますので厚生年金に変わる物もありますがそれに加入しても金額は追いつかないでしょう。 さらには企業によって年金基金や個人で加入する確定拠出年金などもありますのでさらに複雑です。
- kikiki99jp
- ベストアンサー率12% (132/1021)
厚生年金をお奨めします。 もらうとき、額が多いので。
国民年金は「払う額も固定だけど、貰う額も固定」、 厚生年金は「所得に応じて払う額が高くなるけど、貰う額もそれに比例して多くなる」 と一長一短です。
お礼
具体的且つ丁寧にお答えいただきありがとうございます。 会社に確認したところ、確かに 「契約社員になると契約上正社員の3/4以上勤務する形になるから加入になります。」 と答えが返ってきました。 ご説明いただきありがとう御座います。