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整形外科病院で、これは過剰検査でしょうか?

QNo.1930553で「保険証の使用は被保険者に通知されるのでしょうか」とありますが、二年ほど前、私にも以下の診療についてこの通知が届いたことがあります。  もともと四十肩(右)があったのですが、あるときからそれまでとは比較にならない痛みに襲われ、何も手につかなくなりました。夜も寝るどころではなく、どんな姿勢をとっても耐えられず、夜中に布団の上に突っ立ってうめき声を上げるような有様です。  同じような経験をした知人に「整形外科に行けば注射一本で治る」と言われ、私の住む町には不釣り合いなくらい大きな整形外科病院に駆け込みました。  医師の診察前に、待合室で看護師さんらしき方からいろいろ質問されたので上記のようなことを話したところ、肩三枚(前・横・後ろから)と首三枚(同)のレントゲン写真を撮られました。  診察で医師は「あー、これは痛いや」と言いながら見せた肩のレントゲン写真(一枚)には、関節内にできた石灰の固まりが写っていました。知人の言うとおり注射一本でウソのように痛みが引いていったのですが、そのあと医師に聞かれるままに「腰痛もある」と言ったところ、腰のレントゲン写真も三枚(同)撮られた上にMRI検査の予約もさせられました。  結局九枚のレントゲン写真と注射一本で七千円(国保)を支払ってきたのですが、本当のところは問診だけで推定でき、レントゲン写真一枚で十分診断がついたのではないかと思っています。いかがでしょうか。  MRIは家に帰ってから断りの電話を入れたのですが、病院では腰の骨が湾曲している写真を一枚見せられ「座骨神経痛」と言われました。この場合MRIの検査では何が分かるのでしょうか、また治療したとして治癒する可能性についてはいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。

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noname#23803
noname#23803
回答No.2

こんばんは。 今回診察に当たった医師は、痛みの原因が片関節そのものに原因がある場合と、 頚部の脊髄から来る神経症状の2つを疑ったのでしょう。 そして検査の結果、関節内の石灰化が原因であり、頚部には問題ないことがわかった。 レントゲン写真は、異常を見つけるためだけでなく、 異常がないことを確認するためにも必要な検査であり、 考えられるすべての原因を肯定、或いは否定することによって、 はじめて真の原因が特定されます。 医師によって撮影指示は違ってきますが、 肩関節は2~3方向、 頚椎・腰椎は正面・側面・両斜位の4方向撮影をすることが多く、 場合によっては前屈・後屈を追加の6方向撮影も、めずらしくありません。 (質問者さんの3枚というのがよく分かりませんが) 今回の撮影は、特に過剰な検査とは思われません。 またMRIでは、たとえば脊髄が椎間板に圧排されている程度ですとか、 その他、脊髄そのものにある病変についても判ります。(例えば腫瘍など) レントゲン写真にしても、MRIにしても、もちろん原因を探すための検査でもあり、 問題ないことを確認するための検査でもあるということです。 治療に関するご質問については、このカテの規約に抵触するかも知れませんので、触れません。 あと気になったのは、 「医師の診察前に、待合室で看護師さんらしき方からいろいろ質問されたので上記のようなことを話したところ、 肩三枚(前・横・後ろから)と首三枚(同)のレントゲン写真を撮られました。」 の部分で、これは撮影部位の指示を医師ではなく看護師が出しているようにも読めるのですが、 この点はいかがだったのでしょうか? 放射線技師に撮影指示を出せるのは医師・歯科医師のみで、 看護師が独断で指示を出したとしたら、法に抵触するものと思われます。

noname#17761
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。参考になりました。  質問のタイトルにいきなり「過剰検査」という言葉を出すのは不適切だったかもしれません。「私の住む町には不釣り合いなくらい大きな整形外科病院」というのもかなりイヤミですね、取り消します。  検査に万全を期すという考え方は理解できるのですが、医師の診察態度から受ける印象が私の見方に影響したと思います。私は珍しい職業に従事していますが、(若い)医師はそちらの雑談に熱心で病気の説明はおざなり、一言でいえば軽薄な感じで、慎重に検討するといった姿勢は見られませんでした。その点が多数のレントゲン撮影と不釣り合いに感じたのだと思います。  病院からの帰り道で「あれ?なんで肩を診てもらいに行って腰のMRI検査になってしまったのかな」と素朴な疑問も生じました。必要ないと思っても病院では言われるままに事が運んでしまうと感じることがあります。 >(質問者さんの3枚というのがよく分かりませんが)  レントゲン写真は「方向」なんですね。「斜位」というのも初めて知りました。二年ほど前のことなので、三か所を少なくとも三方向ずつ(一か所最低三方向)という記憶なのですが、自信がなくなりました。とにかく多かったです。肩の撮影では肘を折った形で水平に上げ(非常に痛い)、不自然にひねった姿勢で撮ったことを思い出しました。 >撮影部位の指示を医師ではなく看護師が出しているようにも読めるのですが、…  まず受付で病状や病歴などを書かされたあと、待合室で看護師さんらしき方から、書いた内容について、さらに詳しい聞き取りをされました。手術歴をしつこく聞かれるので痔の手術をしたことも答えざるをえませんでした。待合室ですから周囲の人に筒抜けです。  そのあとレントゲン室へ行くように言われ、医師の診察を受けた(会えた)のは写真ができてからでした。私の書いたものと看護師さんらしき方の聞き取りを元に医師が指示を出したのではないかと思うのですが…。

noname#17761
質問者

補足

私の場合それまでの四十肩も申告したのであのような検査になったのかもしれませんが、かりに激烈な痛みの訴えだけだったとしたら、「石灰」を疑ってとりあえず一枚だけレントゲンを撮り、簡易的な検査で診断を下すというようなことは行われないのでしょうか。医療機関の大小に関わらずどこでも同じような検査になりますか?お時間がありましたらよろしくお願いいたします。

その他の回答 (3)

noname#23803
noname#23803
回答No.4

疑問が解消されないようですね。 一般に肩に痛みや痺れなどの症状がある場合、 (1)肩そのものに原因がある場合 (2)頚部に原因がありその神経症状である場合 (3)肩と頚部両方に原因がある場合 の3つが考えられます。 今回肩と頚部両方の検査をして、痛みの原因が肩関節にあることが解ったと共に、 頚部に異常があることが否定されたわけです。 ですから、今回肩のみの検査をして、そこに異常を認め、治療した。 しかし一向に治療効果が現れず、そこであらためて頚部の検査をしたところ、 そちらにも異常が見つかった、ということもあり得る訳です。 もしそういった場合でしたら、逆に「何で最初から頚の検査もしてくれなかった?」と、ならないでしょうか? 異常を見つけることも大切ですが、異常がないことを確認することも、 原因の特定において必要な訳です。 また、写真の枚数ですが、正面の写真を1枚だけ撮って、 異常が見つかったら「ハイ、終了」というのは、通常無いです。 とりあえず最初に撮影した写真に異常があると判った場合、 むしろ「それじゃ、方向(角度)を変えてもう1枚」となります。 それは方向を変えることによって、異常をより明確にすることと、 二次元情報を複数組み合わせることによって、頭の中で三次元構築し、位置を把握するのが目的です。 状況・状態から骨折が強く疑われるといった場合、通常の二方向に加え斜位を加えても骨折線が判別できず、 さらにもう10度角度をつけてようやく判別できた、なんてこともあります。 また同方向でも、無付加状態と付加状態との比較の為、複数枚撮影する事も有ります。 三次元構築というのは、たとえば正面1枚を撮影して異常が見つかったとします。 次に側面の写真を1枚追加することによって、その異常が表面近く(手前側)にあるのか、 或いは裏(背中)側にあるのかなど、位置が判ります。 頭の中で、平面から立体を考えるわけです。 患者さん側の苦痛が強かったり、方向を変えての撮影が困難な場合は、 多方向の撮影指示があっっても、あきらめる事は有りますが、 整形の場合は、複数方向の撮影が基本です。 質問者さんの言われる「簡易的な検査で診断を下す」やりかたですと、 異常が無い事の確認を省略する事になりますので、結果誤診が増え、 患者数の減少と共に、経営が成り立たなくなってゆく事でしょう。

noname#17761
質問者

お礼

同じような質問をしてしまったにもかかわらずご丁寧にお答えいただきありがとうございます。  レントゲン写真を撮ったのは二十何年ぶりでしょうか、整形外科の受診は初めてでした。検査が重要と分かっているつもりでも、自分が受けるとなると「何で?」と思ってしまうんですね。 >写真の枚数ですが、正面の写真を1枚だけ撮って、異常が見つかったら「ハイ、終了」というのは、通常無いです。 >整形の場合は、複数方向の撮影が基本です。    とても参考になりました。

  • RyoMoKa
  • ベストアンサー率47% (90/190)
回答No.3

診察した上で、検査部位や方法を決めるのが原則なので、直接診察せずに、看護婦のとった問診をもとにしてレントゲン撮影を指示したとすると、あまりいただけないですね。ただし撮影部位や枚数については、肩と頚椎の両方の原因が考えられる場合もあるので必ずしも過剰とはいえないと思います。MRIも診察の上で医師が必要性を認めたなら問題はないです。 ただ、非常に忙しい病院だと先に検査結果をそろえてから診察したほうが時間短縮になるので、そうなってしまうむきもあるのかもしれません。

noname#17761
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなって申し訳ありません。 >看護婦のとった問診をもとにしてレントゲン撮影を指示したとすると、あまりいただけないですね。  この点に関してはANo.2さんも触れていらっしゃいますが、思ってもみないご指摘で、問題があるようですね。私はそういうものだと思っていました。  レントゲン写真の枚数についてはとくに過剰ではないということで決着がついたようです。ご意見ありがとうございました。

  • taireikei
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回答No.1

過剰検査かどうかは結果論であって、必要だから行った検査ではないでしょうか?例えば、同じような症状があり、今回のレントゲン写真があるにもかかわらず、同じような撮影をしたとかなら納得はいきませんが。診断は問診だけでなく、きちんとデータをとり、根拠に基づいて治療が行われるので、納得いかない場合は、とことん主治医に確かめましょう。

noname#17761
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。参考になりました。  お礼が遅くなりましたがANo.2さんの欄にまとめましたのでよろしくお願いいたします。