ご質問の件ですが、身体障害者手帳(身体障害者福祉法)では、障害等級ごとに指数(点数)が決まっているんです。
て、その指数が単独もしくは合計(合計…いくつかの障害が重複している場合)で1以上ないと手帳は交付しない、という決まりがあります。
指数は、次のとおりです。
1級=18
2級=11
3級= 7
4級= 4
5級= 2
6級= 1
7級=0.5
つまり、7級単独では手帳が交付されません。
「7級に相当する障害を持っている人は、その障害が2つ以上あって初めて6級として認定される」ということになるわけで、そこで初めて手帳が出ます。
このことは、ほとんど知られていないでしょうね。
ですから、障害等級表を見て「あっ、私は7級だ!」と思っても、7級は手帳は出ませんから、当然、身体障害者としても認定されません。
要するに、7級というのは「幻の障害等級」とでも言ったらいいでしょうか。
何も知識のない一般の人たちにとっては、かなり紛らわしい・誤解を招く障害等級だと思います。
お礼
ありがとうございました。いかにも「お役所仕事」といった感がありますね。