(1)結婚相談所に登録してるOLが、相手を選ぶ基準は?
年収です。ただしそれだけではなくて、顔がよくて優しくて背が高くて私を愛してくれる人という条件がついてきます。
そういう人はなかなかいません。年収だけで他がダメな男は山ほどいるのに、なかなか決心がつかないのは
お金だけでは心が買えない一例かもしれません。
(2)メジャーリーガーが、移籍先を選ぶ基準は?
これは、心というより生活の手段ですから。それに働き甲斐は自分が作り出すもの。
(3)マニアがなぜコレクションを、オークションで手放すか?
飽きたから。
確かに生活のためというのもあるけど、ガッチャマンのフィギュアを食っても腹は膨れないから。
(4)お茶の間法律番組で弁護士が、算定する精神的苦痛とは?
これは、心を買うというのではなく、相手から金を奪って懲らしめて満足するという色彩が強いです。
精神的苦痛を第三者に金銭で補償してもらっても、納得しないのと違いますか?
逆に次の質問を考えてみました
(1)高級ソープランドで恋人気分でサービスしてもらっても終わるとむなしいのはなぜだろう。
(2)金目当てのバイトなのにお客様に「ありがとう」と感謝されただけで、嬉しくなるのはなぜだろう。
(3)高給をもらっていても、嫌な経営者に毎日なじられてこき使われたら人は辞めていくのはなぜだろう。
(4)どんなに金を積んでかわいがっても、若い男と浮気する愛人がいるのはなぜだろう。
金で心が買えるのなら、こんなに楽なことはないです。金で買えるのはペットの心くらいでしょう。犬や猫でも買ったのは私ですが餌をやる妻になついていますからそれも間違いかもしれません。
金というのは、物事の価値を計る尺度のようなもの。ものの値段がさまざまであるように、安い心もあれば、金で買えない心もあるのです。
つまらない自我をわすれてお客のためにつくさないと商売はできません。
わがままな客に怒鳴られても頭をさげる。これは金で心を売ったのでなく、ビジネスという大きな志のためにつまらぬこだわりを捨てただけ。
『ナニワ金融道』では、借金をチャラにしてもらうために犬のクソを食う話が出てきますが、これだって死ぬか生きるか野瀬戸際の話。命のためにプライドを捨てるのは金に屈したわけではないと思います。
一人の人のなかにも、大切にしている心とこだわらない思いと心はいくつも段階的にあるのだと思います。
買えたと喜んでいる心は、その相手の全てとはかぎりません。
金で買えるものには常に「安物買いの銭数失い」という事態がありうる。
それと買ったものが消えてなくなるようなものなら、買ったのではなく騙されたことになります。
そういう意味で金で買えるのは、満足という自分の心だけです。
お礼
回答ありがとう。設問提案ありがとう。 中立たるべき質問者なんだろけど。せっかくだから。設問に答えます。 (1)ソープ後むなし■■■男性の本能ですね。心ではなく動物として、済めば、頭のスイッチが変わるんでしょうね。 (2)客からお礼の言葉■■■自分的には、仕事のモチベーション優先順位としては。1番 金 、2番 金 、5番くらいに「社会貢献」かな。貢献=お客の満足 ぶっちゃけ。金に困らないなら、働かず、好きな趣味に没頭したいし。でも趣味に飽きたら、もしかしてボランティアで誰かの役に立ちたいと思うかも。その境地までは、まだまだ・・・。 (3)高給取り、リタイヤ■■■高給に対して労働ストレスが、釣り合わないと。見限ったんだろうな。公務員と、バイト、民間正社員、会社役員・・・いろいろだけど、コストパフォーマンスが違うんだろな。俺はあんなに頑張ってサービス残業してるのに、要領の良い同僚はサボってるのに、同じ給料というのも良くある事だし。自己評価と、経営側評価が折り合わなければ、ストライキか、転職か、再交渉か。 (4)金、愛人、浮気■■■たしかに金や人間の独占力にも、限界があるんですよね。 丁寧な長文、たいへん参考になりました。