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みずぼうそうについて
私には、6歳になる娘がいます。先日、幼稚園の友達が水疱瘡にかかりました。その直前まで一緒に遊んでいたので、娘も感染している可能性があるのでは?と思っています。(今のところ、その症状はまったく出ていませんが) そこで、質問ですが、みずぼうそう等の抗ウイルス剤に「ベルクスロン」という薬があり、それを使用すると軽く済むという情報を見ました。この薬は、どのタイミングで使用するのがよいのでしょうか?感染の疑いがあったらすぐなのか、発症したかな?と思ってからなのか、それとも、確実に発症したとわかってからなのか。 ご回答の程、宜しくお願い致します。
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こんにちわ。小児科医(当直中)です。 IKJ様の発言を読むと、水ぼうそうを発症してしまうのはもう覚悟されているように思われましたので、余計な情報かもしれませんが、発症しないですむ方法もあるにはあります。以下は、私が以前にこのサイトで水ぼうそうについて答えた際のコピペです。 水痘患者(みずぼうそうの患者のことです)と接触した後、72時間以内に水痘ワクチンの緊急接種を行えば、多くは予防されます。また発症したとしても軽症ですみます。 また、72時間以上たってしまったという場合、アシクロビル(商品名はゾビラックスやアストリックなど)というヘルペスウィルスを殺す薬(厳密にいえばちょっと違ううんですが)を水痘患者に接触後7~14日まで内服させれば、発症を予防することは可能です ワクチンを接種するという形で、発症を予防するなら理論的には水痘に二度とかかりません。ただ、水痘ワクチンを接種しても5年後には10~30%の確率で水痘に罹患するといわれていますので、数年後にそのくらいの確率でかかることはあるかもしれません。 アシクロビルを内服して予防した場合は水疱瘡に対する抗体は出来ず、再び水痘患者と接触した際に水痘にかかると思われます。 それから薬を出してもらえるかどうかというと、医者はあまりいい顔をしないかもしれません。基本的には、予防内服(緊急ワクチン接種も)というのは、水痘患者との接触の日時が特定されており、またどうしてもかかりたくない時にのみ考慮するという考え方が基本だからです。もしどうしても水痘にかかりたくないのなら、その理由をはっきり医師に告げることが必要と思います。 ベルクスロンというのも、アシクロビルの一種です。もし発症を覚悟されているのであれば、薬を使うタイミングとしては、水ぼうそうの発疹が出てきたらということになります。一番最初に発疹が出るのは、首の後ろか股間ですので、その辺りを注意してみてていただくとよいと思います。