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クラシックギターの左手の形は?
- クラシックギターを独学で始めたが、教則本と夫の指導で混乱している。
- 教則本ではフレットのすぐ近くに指を立てる方法を載せているが、夫はフレットとフレットの間を押さえるように指導している。
- どちらが正しいのかわからず、クラシックギターの左手の形について教えてほしい。
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質問者が選んだベストアンサー
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ご質問者様のご主人の意見には申し訳ないのですが、ご質問者様がこれまでやってきた方法の方が、今でも通じるセオリーですし、いろいろな面で不利の少ないやり方といえると思います。 私もエレキギターを弾きますが、フレットとフレットの間を押さえるやり方が最近のトレンドと言う話などは聞いたことがありませんし、個人的にはむしろそれは不利が大きくなるので避けたいやり方ともいえるように感じます。 弦を押さえる時にフレットの付近を押さえることには、フレットとフレットの間で押さえるよりも理に適った点が多くありますので、これまで通りになるべくフレットの付近を押さえるようにすることをお勧めします。 フレットの付近を押さえることに関しては、ピッチを安定させる上で有利になります。 フレットとフレットの間を押えた場合(フレットから遠い位置で弦を押えた場合)、弦を押さえた位置とフレットとに距離ができる分、弦が暴れやすくなる余地を残すことになると思います。 また、フレットの間付近で押さえて弦に力をかけると、フレットとフレットの間で弦の真ん中が押されることにより弦がたわみ、その力で弦が引っ張られることになってピッチがシャープしてしまうことも考えられます(クラシックギターの場合にはそのレスポンスはあまり鋭敏ではないとは思いますが、特にフレット高が高いギターでエレキのように金属の細い弦を張っているケースでは、その影響は大きくなります)。 フレットの付近で弦を捉えれば、弦のたわみなども抑えられますし、弦も暴れにくくなるでしょうから、すっと軽いタッチで無駄に力を使わずに安定した押弦ができると思います。 繰り返しになりますが、弦を押さえる時には、なるべくフレットの近くで弦を捉えるようにすることをお勧めします。 参考まで。
お礼
なるほど…。「フレットの近くを…」というのにはそういう理由があったのですね。 これからはフレットの近くを捉える方に戻そうと思います。 詳しく説明してくださって本当にありがとうございました。