私は排卵前に性交してある方が妊娠しやすいと思います。
精子の生存時間は48~72時間程度あります。
膣内で射精してから、受精する卵管まで移動するのに1~2時間ほどかかります。
また、射精直後の精子は受精能力がなく、卵管までの移動時間に受精能力を持つと言われています。(イメージとしては、殻付きの精子が子宮内を泳いでいく間に殻が取れるといった感じ)
一方卵子の排卵後受精可能時間は約24時間ですが、受精能力が高いのは6~12時間程度です。
つまり排卵直前に性交して、精子が卵管内で排卵されるのを待機している状態がベストと考えられます。
そして「排卵する時間をはっきり推測することは難しい」ということを踏まえると、確実に排卵前と思われる時に性交していることが良いと思われます。
つまり例えば1/14が排卵日だと言われたら、13日の夜(14日の深夜)に性交しておくのがベストです。 14日の夜(15日の深夜)に性交したのでは、場合によっては間に合わない可能性もありますから。
また、精液中の精子量は5日間くらいで全回復します。 全回復を考えるとチャンスは一回だけになってしまい、妊娠の確率が減ります。
精子量の回復を待つよりは、量が多少少なくても性交回数が多い方が妊娠の確率は高まる、とも言えます。
一日に何度もする必要はないですが、毎日~2日おき(24~72時間おき)に性交するのは確率が上がると思います。
常に卵管内に精子を待機させておくことにもなりますし、常に新鮮で元気な受精能力の高い精子を待機させておくことになります。
>あまり間隔置かないでHすると精子の製造率も悪いので逆効果だと聞いたので
これは逆です。 精子の製造率は、射精回数が多い方が製造率が上がります。
精巣内の精子数は1週間ほどで満タンになってしまい、その後は製造率が下がって製造しなくなります。
ところが射精して精巣内の精子数が減少すると一生懸命製造するようになって製造率は上がります。