個人が確定利回りの預貯金から株式へ投資をシフトした場合の経済的な効果に関して言及したいと思います。
結論から申し上げますと、景気に対してレバレッジを高めると思います。
景気が良くなれば株価が上昇し(これは鶏と卵の関係ですが)好循環が、逆に景気が悪くなれば株価も下落し悪循環が発生します。これらは現在においても言えることではありますが、GDPの大半を支える個人消費という観点から見れば今まで以上にこの効果が大きくなると考えられます。
ちなみに私は個人投資家の株式市場への参入増加が必ずしも株価上昇を引き起こすとは考えていません。個人投資家の参入がデフレが払拭され、業績に比して株価が上昇しない段階で行われるならば、前述の私の考えは誤っていると言えます。
メインは以上の効果に尽きると思いますが、個人が経済活動に参加することで国民全体の教育水準が上がり、国全体の生産性が上がる。この結果、国際競争力が上昇するという壮大な効果(夢物語?とも言えますが)も考えられると思います。
御参考に
お礼
ほんまにどうもありがとうございました。 感謝しています。