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マルチタスク
お世話になります。 長年のドコモユーザーで、FOMAの機能の1つであるマルチタスクは大変重宝しています。 web中やアプリ中のメールを終了させずにメールが入ったら見る事ができ返信も出来ます。 最近のau人気で来年のナンバーポータビリティーが導入されると多少auにしてみようかという気持ちがあります。 機種の完成度や満足度はauは大変高いものになっていますが、auにはマルチタスクが無い事に不満があります。 ドコモのFOMAは今までSH以外は全機種マルチタスク対応、SHも902iからマルチタスク対応しました。 vodafoneも3GのNECだけはマルチタスクに対応していますが、マルチタスクはドコモのFOMAだけの機能といった感じです。 ドコモユーザー以外はマルチタスクを必要としていないだけなのかもしれませんが、何故、ドコモ以外はマルチタスクが無いのでしょう? マルチタスク機能をつける事が出来ない理由があるのでしょうか? ※東芝機種などでは「今すぐ読めーる」などのweb中でもメールを読む事が出来る機能がある事は知っていますが、メール以外でもマルチタスク機能に関する質問です。 また、マルチタスクがあるからドコモが最高と思っている訳ではなく、ドコモには無いauやvodafoneだけの機能なども良いものと理解しています。 auなどで人気のある三洋では全くマルチタスクがなく、ドコモ参入したばかりの三洋ではマルチタスクが対応していたりと、何故、auではマルチタスクをつけないのか?と疑問がわきました。
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こんばんは。 マルチタスクのカラクリは、CPUにあります。 DocomoのFOMAはツインCPUで、それを実現しています。 実は、SH900i~SH901iSまでもツインCPUでしたが、OSの仕様とドキュメントビューアーを搭載して ツインCPUをフル活用しないといけない、というワケがあってマルチタスクは見送られていました。 今回、SH902iがマルチタスク搭載になったのはソニエリと共同開発したという経緯があり、三菱・富士通と同じOSを使用し、 その分開発費を削減できたからでしょう。(多分ソニエリと協同開発してなかったらSH902iはマルチタスク非搭載になってたと思います) で、DocomoのFOMAは通話用CPUとアプリCPUに分かれていて、それぞれが独立して動く事により、 マルチタスクを実現します(他にも電波の効率もありますが)。 ですが、勿論CPUを2つも搭載するということは、コストが高くなり、それに伴ってOSを最適化するので開発費もかかります。 そんなわけで、開発費を抑えるためFOMAでは協同開発が流行っています。 では、何故auやVodafoneではマルチタスク搭載端末が無いかと言うと、やっぱりコストがかかるからでしょう。 auは3G移行時、無茶なことをしてしまったので新機種のコスト削減でそのツケを払おうとしているんじゃないでしょうか。 端末の柄(見た目)だけを変えて、中身(OSやハード)をほぼそのままにしてコストは大幅に削って、 割引サービスなどの売り文句で売る、のが最近の手法だと思います。 また、auは学生ユーザが多く、コストを上げてもいいやと作ってしまった場合、端末価格が上がってしまって売れません。 売れたとしても、DocomoのFOMAと同じく始めは失敗するでしょうから、顧客離れにも繋がりかねません。 ですので、auからマルチタスク搭載機種が出てくるのはまだ先になりそうな気配です。 Vodafoneに関しては、現在参入メーカーが少ないため、開発費にコストがかかるというのが大きな理由だと思います。 また、現在(端末・エリア共に)3Gが成熟していないという現状が重なって、マルチタスクどころじゃない、というのも理由として挙げられます。 更に、今年初めに端末に関して相当な批判を浴びた経験があり、下手にSHARPと東芝が協同開発して無理矢理作っちゃったところで、 今までのと違って使い勝手が悪いと評判がまた悪化すると今度こそはヤバイ、という背景もありそうですが… ただ、技術的にマルチタスクは、どのキャリアでも可能なことです。
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- NullPointerE
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そうですね、SA700iSのように擬似的に可能になれば・・・って思うのは当然ですね。レスポンスも電池持ちも結構auっぽかったので。 ただ、「通話中にパケット通信」が出来ないauでは、少々中途半端になるのでは?(それこそSHのアシスタントビュー程度の機能に・・・) 逆に「通話中にパケット通信」が可能なFOMAだからこそ、マルチタスクに対応する必要性が出てきたように感じました。 #1さんの言うデメリットは、マルチタスクというより、チップメーカーやOSの種類によるデメリットな気がします。 クアルコムのチップは大変優秀ですよね。FOMAの通信チップはNEC製らしいので、やはり電池持ちなどの点で劣るのかな。
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回答ありがとうございます。 通話中にパケット通信はマルチタスクとは別のマルチアクセスというものだったと思います。 マルチアクセスの方は・・(^へ^; あまり使いませんね。たまにイヤホンマイクを使っての通話中に話しながらwebで調べて・・という事はしますが。
マルチタスクは、技術的にはそれほど難しいものではありません。しかし、メモリをたくさん積むことや、CPU を速くすることなどが必要になってくるので、端末の値段は高くなります。電池も食います。 それから、ケータイである以上、やたらとフリーズしては困ります。 しかし、マルチタスク環境ではフリーズを防ぐのが難しいんです(ソフト同士で衝突するため)。 メモリ保護を唱っている Windows XP ですらフリーズが起こるくらいです。Windows 9x や Me に至っては、1つのソフトが落ちるのが原因でパソコン自体が落ちることなんて日常茶飯事でしたよね。 au や vodafone がマルチタスクに積極的ではないのは、マルチタスクが「欠点を理解した人向け」だからではないでしょうか。値段の高い端末を購入してもらい、電池を浪費することもマルチタスクのためだと思ってもらえればいいのですが、それが理解できない人たちも多いのが現状です。 余談ですが、個人的にはケータイのマルチタスク化に賛成です。ウィルコムの W-ZERO3 を購入しようと思っていますが、あまりの人気で、しばらくは手に入りそうにありません。
お礼
回答ありがとうございます。 マルチタスクが電池を浪費するとは初耳でした。 FOMAの中でもマルチタスクなしのSHが電池の消耗が激しい様ですので(液晶の輝度のせいもあるでしょうけど)。 マルチタスクのせいで動作がもっさり遅く、CPUも良いものを必要とするのでコスト面での折り合いが合わないのでしょうね。 個人的にはミュージックプレイヤーやフェリカなど各社で競って搭載してきていますが、それよりも携帯電話自体の機能としてマルチタスクの方を標準化して欲しいんですが。。
お礼
回答ありがとうございます。 やはりコスト面の問題でしょうか。 FOMAは初期のあまり普及していなかった頃(900i以前)からマルチタスク搭載されていて、今まで「カメラ付きケータイ」や「Eメール」や「フェリカ」などのサービスと同じくドコモのFOMAだけしか出来ない機能ではないはずなので各社で搭載されていくのを期待していたんですが、開発コストの割に地味な機能なんでしょうね。 私も一度マルチタスクを体験していなければ、欲しいと思っていない機能になったでしょうし。 しかし最近のドコモは結構地味な改善が進み、かつてのauの様に欠点を潰してきていますね。 自分のPCでiモードのアクセス履歴を見れる様になり料金の不明な請求が確認できる様になったりFOMAのSMSがmovaにも送信出来る様になったりと、来年以降、HSDPAがはじまりパケホのプラン縛りがなくなりFOMAプラスエリアも広まれば今のau以上の人気が出てくるかもしれませんね。 vodaはまだまだ課題が多い様ですが。