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クリスマスツリーに靴を掛ける人はいますか?
クリスマスの樅の木には靴下をかける場合が一般的と思いますが、靴をかける場合はありますか? また、ボール状の物体(クーゲル Kugel)を掛ける人っていますか? 日本の場合と海外の場合の両方知りたいです。情報をよろしくお願いします。
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質問の方のほんとうに知りたい情報が提供できているのか自信がありませんが、NO1の回答に補足させていただきます。 ドイツには今度行ってみたいです。>>是非いらしてください。 靴を飾るかどうか、、、、 >>飾る、、というのは、ツリーに提げるだけとは限らないですよね?たとえば、クリスマスの風物として、馬小屋の模型を飾ったりしますが、これは置物だったり、本格的に教会の外に小屋を作ったりします。アドベント(クリスマス前の4週間)のリースはドアにつったり、机の上に置いたりします。 だから、わたしが読んだサイトにあったように、部屋に置くというようなこともありかなと思いました。 >>サンタ、は聖人という意味で、 いいえ、いわゆる「サンタさん」というのは、サンタクロースというキャラクタでデズニー映画などで紹介されていますよね。あれは、言葉的には、オランダ語の聖ニコラウスが日本語化したものですが、キャラクタ的にはぜんぜん違って、ドイツでは、あの赤い服をきてトナカイのキャラは、「Weihnachtsmann」(直訳でクリスマスの男)とよばれます。 >>彼の帽子はミュトラ 説明不足でした。聖ニコラウスは今でいうトルコの司教だったので、司教がかぶる帽子(先がとがっているような==>今のローマ教皇がかぶっているのもそうかな) をかぶっています。だいたい、金銀きらきらです。衣装も厳かな司教のものです。司牧の杖を持っています。そして、ルプレヒトという召使をつれていて、子供達の一年の行いを聞いて、いい子にはプレゼントを悪い子は召使から叩かれたりという、、、ちょっとなまはげ的な伝統が伝わっています。 >>ところで、きらきら光るラメのモールはドイツ語でなんといいますか? Lammenta (ラテン語からの外来語)ですね。 >>ドイツには旧教徒のほうが若干多いそうですが、 宗教改革時に領主によってローマとプロテスタントにわかれたので、そのなごりで大まかにいって北と南でわかれます。(あとは、本当に近世以降の領土ごとに)。ドイツといっても明治末期までは数カ国の独立国でしたので、今となっては、ローマカトリックの人口が多少多いかもしれませんが、たとえばベルリンやハンブルクなら圧倒的にプロテスタント(といってもルター派が多い)です。 >>モミの木の飾りかたに違いはありませんよね? わたしが読んだサイトの情報では、ローマ・カトリック圏で「ツリー」が許されたのは、19世紀になってからで、それまでは、「馬小屋」はありだけど、もみの木は異教徒のもの(もともとの北方ケルトあたりの風習)としてタブー視されていたそうです。 今は、宗教というよりは、風物としてどこでもツリーを飾りますが、宗教的にはやはり南は馬小屋ですね。(馬小屋といっても主役はマリアとイエス) 長くなりましたが。
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- Midoriushi
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wirbel さんの別の質問にも答えたドイツ在住の者です。 ドイツでクリスマスツリーにかけないものがありますが、それは靴下(あるいは靴)です。ポーランド人の夫、義理の母も「それは絶対にしない」と言っています。なぜかというと、靴下は12月6日に関係しているからです。 12月6日は聖ニコラウスの名前の日で、その前夜に子供達は(自分の)靴を磨いて玄関ドアの前においておきます。翌朝には、1年間いい子だった子供(結局全員なのですが)の靴にニコラウスがお菓子やくるみなどを入れて行ってくれます。 クリスマスツリーに何をかけるかというと、主に Kugel です。ショッピングモールなどのクリスマスツリーは、ただびっしりと Kugel だけがついているもの、蝶結びのリボンだけがたくさんついているもの、Kugel とリボンがついているもの、小さい電球だけがびっしりついているもの(外の場合)が主流のようです。この質問が出されてから注意して観察してみましたが、靴下には一度もお目にかかりませんでした。 家庭の場合はどうかというと、Kugel が主で、他には電球(または本物のろうそく)モール、ラメッタ(金や銀で2mm×40cmぐらいのもの。枝にひっかけてたれ下げる)天使の髪(くるくるとカールした金や銀の髪状のもの)その他のフィギュア(ガラス製、木製が多い)を飾っているようです(ポーランドもです)。クッキーやレープクーヘンをかけることもあります。 なんだか取りとめなくなってしまいました。どうも失礼。
- leoundmax
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しつこく登場ですみません、多少間違えていたので、訂正です。 司教 聖ニコラウスの衣装 「サンタクロースといえば、赤いとんがり帽子に赤い服という派手ないでたちをした白いひげのおじいさんとして親しまれています。しかし赤いとんがり帽子を始め、まっ赤な姿は、昔から悪魔のイメージとして民衆に定着していました。ニコラウス司教の肖像画は、ミトラと呼ばれる司教冠(教皇がミサなどのときにかぶる丈の長い帽子)とミサで着る祭服姿です。」 (ミュトラではなくて、ミトラでした) それから、生誕地は 「実在の人物です。モデルは、3~4世紀にリキュア(現トルコ)のミュラの司教だった聖ニコラウスです。」 こちらは、ミュラですね。 上記の記述は、「カトリック中央協議会」のサイトより引用しました
お礼
ミラとミトラがよく似てたので勘違いしてました。ドイツ在住の人からの意見、助かるわぁ。おおきに!
- leoundmax
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クリスマスツリーって別になにか決まりがあるわけじゃなくて、基本的にはなにをさげてもいいんじゃないですか。わたしはドイツですが、お店で売っているツリーの飾りもののセットには、天使とかサンタさんみたいなものの他に、小型のままごとセットみたいな家庭用品などもちょっと入っていたりします。靴下はツリーに提げるというよりは、寝る前にベットのあたりに下げておくとサンタさんがプレゼントを入れるというような「言い伝え」がとくにアメリカあたりにあるようですね。 ドイツでは、サンタさんじゃなくて、ニコラウスという聖人(杖とミュトラという帽子をかぶった司教さん)が現れて子供達におかしやナッツをくれます。16世紀くらいからの言い伝えでは、くつを扉のところに置くといのがあったそうです。 クリスマスイブのプレゼントは、今では靴下の中にこっそりではなくて、堂々と両親がツリーの下におきます。 クーゲル(まさにドイツ語ですね)は飾りとしてはポピュラーです。あとはわらなんかを使って作った星型とか、きらきらひかるラメのモールとか。 ろうそくをそのままつけて火をともしますが、これは危ないので、必ず大人が見ているところだけ、ということになっています。生のもみの木はしばらくすると乾燥して非常に燃えやすいからです。 あまり、答えにはなっていませんが。。。 お店屋さんのサイトですが、こんなのがありましたので紹介します。
お礼
ドイツに住んでいらっしゃるのですか?すごく参考になります。ドイツには今度行ってみたいです。 靴を飾るかどうか、ということをお尋ねしたのは、フランス語の会話集にそう書いていたからです。靴を吊り下げるのってあったかなー、と思いました。そういえば、あるかも。 TVでフランスのクリスマスツリーの飾りつけをやってて、フランスでも Kugel というそうで、興味をそそりました。サンタ、は聖人という意味で、聖ニコラスと矛盾しませんよ。彼の帽子はミュトラっていうんですか。初耳です。ちなみにミュトラとは聖ニコラスの生誕の地です。ところで、きらきら光るラメのモールはドイツ語でなんといいますか? ドイツには旧教徒のほうが若干多いそうですが、モミの木の飾りかたに違いはありませんよね?
お礼
「翌朝には、1年間いい子だった子供(結局全員なのですが)の靴にニコラウスがお菓子やくるみなどを入れて行ってくれます。」 これ、微笑ましい。 ドイツでは普通12月6日にクリスマスプレゼントをもらって、ということは、12月25日にクリスマスをもらう習慣はないんですか。 365日のうち復活祭などの行事日以外はすべて聖人の日と聞きましたが、これは毎年バチカンが指定するんでしょうか。カトリック以外の宗派では聖人の日が異なっていたりするような気もします。 天使の髪、というのも初耳です。興味深く拝読させてもらいました。よいお年をお迎えください。